いよいよ夏登山も本格的にスタートする季節が到来です。登山が好きなみなさんこんにちは。NORI(@norilog4)です。
みなさん登山後は自分の登山靴・トレッキングシューズをしっかりメンテナンスしていますか?
登山靴・トレッキングシューズは登山にとっての大切なパートナーです。
いつでも安心して山を歩けるよう、そして少しでもたくさん一緒に歩き続けるためのパートナーのお手入れはしっかりしておきましょう!
怪我防止・雨風や泥などからしっかり守るのためにも、登山後にしっかりメンテナンスすることが永く登山靴を使い続けるためのコツです。
下山後に行う登山靴のお手入れ方法
まず登山から帰ってきたら登山靴をグランジャーズを使って汚れを落としていきます。
泥だらけになった登山靴をそのまま放置しておくのは劣化を早めるだけなので、帰ってきたらすぐにキレイにしておこう!
今回お手入れするのは、普段登山で履いているアークテリクスの「アクルックス TR ゴアテックス ブーツ」。素材はスーパーファブリック®が使われています。
ビブラム®メガグリップアウトソールに深い溝形状を採用し、濡れた面、乾いた面のどちらでも確実なトラクションを提供してくれる他、重いバックパックを背負っているときでも十分なサポート性と快適さを提供してくれる軽量の登山靴です。
基本的な登山靴の洗い方
汚れが特にひどい場合でも、そうでない場合でも基本的には以下の流れで登山靴を洗っていきます。
山に登ったあとの登山靴は汚れや泥で覆われ、常に湿気にさらされています。適切な手入れをしなければ、すぐに劣化してしまうので注意が必要です。
なぜグランジャーズ(Grangers)を使うのか?
水を使ってスポンジやブラシで ゴシゴシ洗うと素材によっては登山靴を傷めてしまう原因となります。
グランジャーズ(Grangers)を使うことで、素材にダメージを与えることなく、強力な洗浄力で汚れを落とすことができます。 そこがこの商品を使う一番の理由です。
グランジャーズの環境保護への取り組み
1937年にイギリスで生まれた、歴史あるブランド「グランジャーズ」。環境に配慮された製品は、数多くのアウトドアブランドからも推奨されています。
このブランドが個人的に素晴らしいと思う点は、なにより環境保護への取り組みをどこよりも早くスタートさせたという点です。
ランジャーズは1947年に初めて水性の保護製品を生産し、bluesign®を取得した世界で最初のアフターケアブランドとなっています。製品ボトルは海洋廃棄物プラスチックボトルを使用することで環境に責任のあるアフターケアに一歩踏み出しました。
また水性なので環境に優しく、生物分解成分を使用しているので安心して利用することができます。
環境に配慮した製品を作り続けてきたグランジャーズ。ブルーサイン®やISO14001(環境マネジメントシステム)を取得しています。ブルーサイン®とは、繊維製品の環境規格において世界で最も厳格と言われているグローバル基準のこと。生産された製品はもちろん、その原材料や製造中に使用される化合物など、製造に関わるすべてが分析され、人体に害のある物質は製造前に排除されます。
グランジャーズ(Grangers)を使って実際に汚れを落とす
汚れを落とす前の登山靴。
結構泥がついて汚れているのがわかります。
インソールと靴紐を登山靴から取り外してみましたが、かなり汚れている印象です。
ブラシを使って一通り泥を落とした状態。
前だけでもなく、後ろもかなり汚れています。
汚れがひどい場合は、水洗いなどで表面の汚れをある程度落としてからフットウェア+ギアクリーナーを使用すると効果的です。
この登山靴を「グランジャーズ(Grangers)フットウェア(FW) + ギアクリーナー」を使ってキレイに汚れを落としていきます。
- オールレザー
- 合成皮革
- ナイロン
- ポリエステル
グランジャーズ(Granger)を使った登山靴のクリーニング方法
登山靴にギアクリーナーを吹き付けます。
ブラシで軽くこすって汚れを浮き上がらせます。
汚れが浮き上がってきたら内部を濡らさないよう注意しながら、流水でキレイに洗い流すか、水で濡らして固く絞ったタオルで拭き取ります。
クリーナーの成分が残っていると撥水剤での加工時に撥水効果が低下してしまうので注意が必要です。
その点を意識ながら拭き取っていきます。
GORE-TEX®など防水透湿素材を使用したシューズの場合、中に水が入るとなかなか乾かなくなってしまうので、表面だけを洗うようにしてください。
かなり汚れが落ちた印象です。
グランジャーズ(Grangers)を使った靴の防水方法
ゴアテックス製品でも使用している間に、撥水効果が落ちてくる場合がでてきます。
そういう時に便利なのが、「フットウェア リペル プラス」
この製品も「フットウェア + ギアクリーナー」同様、環境に配慮した製品で有害なフッ素成分を含まない、独自開発された環境に優しい「アクリルポリマ一」成分を採用しています。
また、オールレザー、ナイロン/ポリエステルとレザーのコンビにも使用可能です。
透湿性を損なわず、撥水加工と保革・保湿を施せます。またGORE-TEX仕様の登山靴やクライミングシューズにも最適です。
グランジャーズ(Grangers)の使い方とコツ
吹き付ける場合は15cmくらいの距離から、シューズ全体に均一に吹きかけます。
その際は必ず風通しの良い屋外で行ってください。
ボトルをよく振ってから吹き付け、5分ほどおいてからもう一度行います。
余分な液は、乾いたキレイな布などで拭き取ります。
これで登山靴のクリーニング・メンテナンスの完了です。
登山靴やインソールの臭いが気になる場合
もしも登山靴やインソールの臭いが気になる場合、「オダーエリミネーター」というシューズ消臭・防臭剤を吹きかけることで、臭いを中性化して消臭し、バクテリアの繁殖を抑える効果が得られます。
登山靴のメンテナンス・お手入れ方法の解説動画
Grangers(グランジャーズ)を使った登山靴のメンテナンス方法については、こちらの動画を参考してしてみてください。
登山靴のお手入れ方法の流れがわかりやすく解説されています。
登山靴のメンテナンス・お手入れ方法のまとめ
本記事は、登山靴を長持ちさせて撥水効果もアップさせるお手入れ方法やそのアイテムの解説・レビュー記事です。
しっかりお手入れすることで、登山靴を永く使うことができます。登山では長時間歩き続けるために必要なアイテムなだけに普段からしっかりとメンテナンスしておくことをおすすめします。
普段から下山後(帰宅後)に登山靴の状態をチェックすることにより、ソールのはがれ、靴紐のすり切れなど、登山中の事故に繋がるような故障を早期発見することもできます。
普段利用している登山靴のメンテナンス・お手入れの際の参考にしてみてください。
以上、NORI(@norilog4)でした。