何度見ても写真にしか見えない!リアルなボルトを描いた日本人アーティスト

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たまたまTwitterのタイムラインをみていたら飛び込んできた1枚のボルトの写真。いや、正確に言うと、リアルなまでに描かれたボルトの絵といったほうが間違いないだろう。にわかに信じがたい、このリアルなボルトの絵を描いた作者が日本人だということだ。とにかくビックリしたというか、何回見ても写真にしか見えない緻密さ。作者の姉である、「おおもりしずか」さんがつぶやいた一言で、瞬く間に拡散されたアート作品がこちら。

この記事を書いた人

Tweetされて拡散しつつある1枚の絵

凄すぎて言葉を失うというのは、こういうことなのだろうか。240時間目の状態(未完成)とはいえ、もうこの時点で写真にしか見えないクオリティー。

この絵を書いた作者

おおもりしずかさんの弟である、大森浩平さん(@kohei6620) 
インスタのプロフィールをみると、Kohei Ohmori (JPN 23)と書いてあるので、現時点で23歳なのかもしれない。23歳だとしても、この絵を描ける才能は嫉妬レベルを通り越して、本当に素晴らしい。

大森 浩平 – Kohei Ohmoriさんの作品がアップされているinstagram

どの作品も、絵ではなく、モノクロの写真にしか見えないのがすごすぎる。
海外では一般的にこういった鉛筆で描いた写真に見えるようなアートのことを、「Photorealistic Pencil Drawings」と呼ぶらしい。

検索でこの文字を入れると、本当に鉛筆で描かれたのかと、目を疑うような作品ばかりが出てくる。

この業界の有名アーティスト

DiegoKoi

この「Photorealistic Pencil Drawings」という分野での有名アーティストが、イタリア南部で生まれ育ったディエゴ・ファジオ(Diego Fazio)氏
彼が鉛筆からキャンバスへ生み出す、超細密鉛筆画は世界的にも有名だ。彼の作品は以下リンクからチェックしてみてください。

https://diegokoi.deviantart.com/gallery/

ccj hendry氏のペンアート作品

Mathew Borrett氏のアート作品

世界のアーティストと比べても、まったく引けを取らない大森氏の作品は、圧巻と言えるだろう。

大森氏のクラウドファンディング

姉がTwitterで拡散しなければ広がらなかった作品も、SNSの力を借りて拡散され、10月25日15時の時点では6,000円ほどしか集まってなかったこのプロジェクトも、19時時点であっという間に目標額に達成してしまいました。

しじみ@青の双翼🐥玻璃の花*発売中です on Twitter

さっきTLに流れてきた鉛筆ですごいボルトとナット描いてた絵師さん、気になって調べたらクラウドファンディングでパトロン募集してたんだけど6000円しか集まってなくて泣けた https://t.co/lggSYRfh07

より良い作品を描き続けたい!写実鉛筆画の製作活動費として。 – CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

鉛筆だけで写真のような写実画を描いています、浩平といいます。 Instagram、kohei6620で見ていただければ製作の様子が分かるかと思います。 https://www.instagram.com/kohei6620 現在、絵を描くことでの収入が少ないため 製作に注げられる時間が限られて…

「また 時間とお金さえ揃えば、イタリアの鉛筆画家 Diego Fazioさんのワークショップに参加し 勉強したいとも考えています。」とクラウドファンディング上のプロジェクト内容に記載があるが、この勢いと、この拡散力を借りて、Diego Fazioさん本人に届き、向こうから招待がくることも、もしかしたらあるかもしれませんね。

世界で活躍する日本人アーティストとして今後も見守っていきたいと思います。
以上、何度見ても写真にしか見えない、リアルなボルトを描いた若手日本人アーティストのご紹介でした。

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