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みなさんこんにちは。年末に向けての大掃除をすでにスタートしてる方も少なからずいるかと思いますが…
年末に向けてどんどんAmazonやらの段ボールが増えていくガジェットブロガーのNORI(@norilog4)です。
最近発売されたロボット掃除機「AIRROBO T10+」のレビューをする機会をいただきました。
NORI
実際に使ってみてわかった、このロボット掃除機「AIRROBO T10+」の最大の特徴が
- 安くても機能は他と同じかそれ以上
- パワフルな吸引力(2700Pa)
- 段差乗り越え機能(20mmまで乗り越え)
- レーザーSLAM採用(部屋のマッピングが簡単)
この記事では、「AIRROBO T10+」の設定方法や使い方、メリット・デメリットなどを紹介していきます!
Apple製品の他、カメラやドローンが好きです。趣味で2021年から登山やキャンプもはじめました。国交省全国包括許可承認取得済 三陸特/アマ無線4級/DJI CAMPスペシャリストを取得。運営者の詳しい情報はこちら
AIRROBOって会社は大丈夫?
知らないブランドの掃除機を購入するって結構勇気がいる行動だと思います。
そのような方のために、まずはAIRROBO(エアロボ)の会社について簡単に説明します。
AIRROBOは、AIやヒューマノイドロボットの分野で10年間の研究開発と生産の経験を持つUBTECH Robotics社で誕生しました。
会社の行動規範は「品質は企業の良心」とし、10年間にわたってAIとロボット掃除機の分野で活躍してきた精鋭チームで構成されています。
最初のロボット掃除機製品であるP10は、2021年8月に発売されてから多くのECプラットフォームでロボット掃除機カテゴリートップ3にランクインするまでになったロボット掃除機となっているほど。
現在世界でも勢いのあるロボット掃除機メーカーとなっています。
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全自動ロボット掃除機 AIRROBO T10+とは?
自分の中では、自動ごみ収集機能がついたロボット掃除機は大体8万円〜15万円近いものが主流かと思っていましたが、なんとこのAIRROBO T10+は5万円弱で購入できるという驚きの価格設定をしています。
通常でも安く感じたこのロボット掃除機ですが、2021年のブラックフライデー価格でなんと期間限定で38,430円!
当然ながらロボット掃除機がこんなに安くて機能は大丈夫なの?使っていてすぐ壊れたりしないのか?など心配すると思いますが…
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開封・外観
こちらが届いたロボット掃除機のAIRROBO T10+
箱の横にはいろいろとこの掃除機の特徴が記載されています。
いざ開封!
開封するとユーザーマニュアルが確認できました。
アプリのセット方法などのガイドも一緒になっています。
ユーザーマニュアルは7ヶ国語で用意されておりますが、「日本語」でもしっかり記載があるので安心して設定できます!
同梱品・付属品
以下は箱から取り出してみたもの全てです。
以下のものが入っています。
- T10+本体 ×1
- 自動ごみ収集ボックス ×1
- サイドブラシ ×2
- モップホルダー&モップ ×1
- ごみ収集紙パック ×3
- 使い捨てモップ ×10
- 掃除ツール ×1
- リモコン ×1
- 単四電池 ×2
ちょっと驚いたのがスマホで操作するものだと思ったら「リモコン」が付属していた点。
T10+はWi-Fiに接続してスマホアプリでも操作ができますが、スマホやWi-Fiがない場合でも付属のリモコンを使って起動・操作することができるようになっています。
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ロボット掃除機の設定・設置方法
一旦箱から全てのパーツと取り出してみたので、設置していきます。
ロボット掃除機の母艦となるごみ収集ボックス兼充電ステーション。
後ろにコンセントがついているので設置したい場所へ置いてコンセントを挿して給電します。
自動ごみ収集ボックスの上蓋を開けると紙パックが入っており、
蓋の内側には紙パックの取り替え方法の案内が書かれています。
コンセントを指すと自動ごみ収集ボックスの表示ランプが数十秒点灯・表示します。
自動ごみ収集ボックスのランプ表示内容は以下となります。
- FULL UP(上)
- COLLECTING(中)
- BATTERY(下)
FULL UP(上)
紙パックがいっぱいになるとこのランプが点灯。または正確に紙パックが取り付けられてない場合にも点灯します。
COLLECTING(中)
掃除機が集塵中にこのランプが点灯します。
BATTERY(下)
T10+が満充電になると緑色に点灯します。本体のバッテリー残量が50%以下の場合には一つのメモリのみが緑に点灯します。
水拭きの同時稼働が可能
T10+本体にはウォータータンクがセットでき、掃除と同時に水拭きも可能です。
タンクのつまみを下に押し下げて引っ張ると、T10+本体にはウォータータンクを取り外すことができます。
容量300mlのダストボックスと250mlの水タンクが搭載されたタンクになっています。
他の掃除機と比べて、タイヤが大きいなという印象を持ちました。
このタイヤが付いているいることで、室内の敷居やカーペットなども20mmまで乗り越えることができます。
モップの乾拭きも可能
モップホールダーにはモップが取り付けが可能です。
付属品の使い捨てモップに交換することもできます。
モップホルダーを本体に取り付けるにはスライドさせてカチッと音がするまで差し込むだけ。
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このままリモコンで起動もできますが、せっかくなのでアプリでもセットアップしてアプリからコントロールできるようにしていきます。
アプリのセットアップ方法
専用のアプリ「Tuya Smart」を使うことでこのロボット掃除機「AIRROBO T10+」をコントロールができます。
後述しますが、正直このアプリの設定はかなりわかりにくかったのと、アプリUIや日本語化対応が微妙なため設定までに苦戦しました。
AIRROBO T10+ 本体をWi-Fiに接続したい/接続ができない場合はこの記事をチェックしてみてください。
アカウントがない場合には、アカウントを作ってしまいます。アカウントを作ることでクラウドのサービスや音声コントロール(Alexa)などが利用できます。
まずつまずいたのが、アカウントの作成画面。今回iOSアプリ/iPhoneで設定しましたが….
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「アカウント番号を入力してください。」は、携帯電話番号を入力してSMS認証でアカウントを作成することになる案内です。
携帯の番号を入れて「照会コードの取得」ボタンを押すと、登録した電話番号へ「認証コード」が送られてきます。
「認証コード」や「照会コード」などと言った文言も、今後のアップデートで統一してもらえるともっと登録もスムーズに進むと感じました。
デバイスの追加
AIRROBO T10+をアプリに登録するのですが、ここでもまた頭をかかえました。
デバイスを追加しようとすると、さまざまなカテゴリーに分かれたデバイスが数多く表示されます。
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ってなりますが、今回AIRROBO T10+をデバイスとして追加するには
小型家電の中にある 掃除ロボット(Wi-Fi) を選択することでAIRROBO T10+をデバイスとしてアプリへ追加できるようになります。
まずは
本体のWi-Fiのリセット
まずアプリと本体を接続するために、AIRROBO T10+本体を以下の動画のようにWi-Fiリセットをかけます。
[note title=”リセット方法”]本体上部にあるボタンの家アイコンと電源アイコンを同時に3秒以上押し続けます。日本語の音声で「Wi-Fiがリセットされました」と流れたらリセット完了です。[/note]本体とWi-Fiを接続する手順
同梱されているアプリの設定ガイド(日本語)を読んでも若干画面の情報等も古くわかりにくいのですが、以下の方法で接続していきます。
アプリでも案内されますが、本体をWi-Fiに接続するには2.4Ghzのアクセスポイントへ接続する必要があるので、事前にパスワードを用意しておきましょう。
この手順を間違うと正常に接続ができないので注意してください。
アプリ上で本体と家のWi-Fiを接続
デバイスの追加で小型家電の中にある 掃除ロボット(Wi-Fi) を選択すると以下の画面に切り替わります。
家の2.4Ghzのネットワークのパスワードを入れた後に表示された画面の右上にある、「スマート設定」をタップして、「互換モード」に切り替えます。
「互換モード」に切り替え、AIRROBO T10+ のランプが白く点滅していることを確認してる場合はチェックボタンをタップしてオレンジ色のボタンの「次へ」をタップします。
次にアプリの設定画面を開き、Wi-Fi設定から「SL-*****-*-*****」と表示されているWi-Fiへ接続します。
接続が成功した場合には「Amazon Alexa」のダイアログ画面が表示されますが、接続できない場合には「デバイスの追加中」の画面から先に進めずタイムアウトします。
自宅Wi-Fiのパスワードなどを間違って接続できずにタイムアウトした場合、「日本語音声案内」が流れたあとにAIRROBO T10+の本体の電源ランプが赤く点滅します。
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Alexa連携で音声でのコントロールも可能
正常にWi-Fiに接続できた場合、Amazon Alexa(アレクサ)のアカウントでサインインすることでAIRROBO T10+を Alexa(アレクサ)を使って音声コントロールすることができるようになります。
アプリにデバイスを追加したときの初期設定名が「T10+」になってますが、鉛筆アイコンをタップすることで、このデバイス名を自分の好きな名前に変更することが可能です!
一番最初は部屋のマッピングが必要
AIRROBO T10+の実力や機能をチェックしていきたいと思います。
一番最初に起動する際には、部屋の掃除ルートが決まっていないので、床にあるものを一旦片付けた上で一度掃除してみて部屋の地図を作成する必要があります。
最初に起動しただけでも、本体が動かないのにレーザーSLAM&マッピング(高精度のレーザーナビゲーション)により、部屋の間取りをアプリ上に表示してくれます。
あとは正確な間取り図を作成するためにアプリの下にある緑色のアイコン「始める」をタップすると掃除&フロアマッピングが開始します。
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必要に応じて、水拭きの水の量や掃除をさせたくない「立ち入り禁止区域」をアプリから設定することができます。
掃除の際の騒音は気になるの?
実際に、パワフルな吸引力(2700Pa)ってどれくらいの音がでるのか気になる方も多いはず。
掃除している動作音だけを撮影したものなので、音量などに気をつけて再生してください。
製品スペック
AIRROBO T10+ スペック | |
---|---|
製品型番 | L2550-J |
本体カラー | ブラック |
本体サイズ | 40.9×39.7×42.6cm |
ワット数(W) | 50W |
動作電圧 | 14.4V |
入力 | 24V⎓1.2A |
バッテリー容量 | 5200mAh |
無線接続 | Wi-Fi IEEE 802.11b/g/n 2.4GHz |
メリット・デメリット
正直この安さでデメリットを探すというところが難しいところでもあるのですが、気になったのは吸引力(2700Pa)。
他社メーカー(Anker Eufy RoboVac L70 Hybrid等)でも、公表吸引力の値が2200Paとあるので、吸引力は問題ないと考えます。
一番のデメリットと感じたのはやはりアプリのUIの仕様と接続設定の難しさだと思いますが、この安さであれば今後のアプリのアップデートで改善されることを期待してもいいレベルかなとは感じました。
価格
通常価格:54,900円ですが、ブラックフライデー限定価格で30%OFFの38,430円となっています!
普通に考えても自動ごみ収集機能がついたロボット掃除機の中でも群を抜いて安いです!
AIRROBO T10+ アプリ設定ガイド動画
アプリの日本語か微妙で、製品とWi-Fiの接続がかなりわかりにくいのですが、そんな場合はこの公式動画をチェックして接続してみてください。
AIRROBO T10+ 製品レビュー動画
レビューまとめ
本記事は、安くてもコスパ抜群で機能満載のロボット掃除機 AIRROBO T10+についてのレビュー記事です。
賢いマッピング機能以外も、自動でごみ収集してくれるので掃除がとても楽になると思います!
1回ごとのゴミ捨てはめんどうだけど、これからロボット掃除機を購入してみようと思う方にはおすすめの機種と言えます。
以上、NORI(@norilog4)でした。