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このブログでもたびたびレビューしているワイヤレスイヤホンのレビュー記事ですが、今回はAfterShokz(アフターショックス)社から販売されている、骨伝導ワイヤレスイヤホンの Aeropex(エアロペクス)という商品をご紹介!話題の”骨伝導イヤホン”です。
Apple製品の他、カメラやドローンが好きです。趣味で2021年から登山やキャンプもはじめました。国交省全国包括許可承認取得済 三陸特/アマ無線4級/DJI CAMPスペシャリストを取得。運営者の詳しい情報はこちら
開発しているAfterShokz(アフターショックス)社の概要
AfterShokz社は2011年にニューヨーク州シラキュース(Syracuse city)で設立。Voxtech社が所有する軍事及び警察用に設計された骨伝導ヘッドホンの特許技術を、一般消費者の手に届くリーズナブルな価格帯の製品に導入するために設立された会社です。
独自のオーディオ技術を有しており、最新のテクノロジーとエルゴノミクスの融合を目指しています。また、AfterShokz(アフターショックス)社は世界中で300以上 の特許を取得している骨伝導技術のトップランナー企業なんです。
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骨伝導 イヤホン Aeropexって?
(2024/11/19 10:16:23時点 Amazon調べ-詳細)
普段Apple AirPods Proなどのイヤホンを使っている人にとっては、聞き慣れない「骨伝導 イヤホン」ってなんだ? って人もいると思うので、詳しくこのブログでこの骨伝導イヤホンの仕組みとAeropexの利用方法を徹底解説・レビューしていきます。
骨伝導 イヤホンの音が聞こえる仕組み
骨伝導ヘッドホン(イヤホン)は、音の振動が「骨」を通じて聴覚神経に伝わります。以下の図を見るとその仕組みもわかりやすいと思います。
通常のイヤホンは空気の振動を耳から鼓膜へと受けとり、音波が外耳と鼓膜を通じて内耳に伝わることによって、声や音楽などの「音」として感じています。
振動を頭蓋骨に直接伝えることで、耳や鼓膜を経由せずに「音」を脳へ伝える技術のことです。
今回紹介する骨伝導 イヤホン Aeropexは、従来モデルのAirに比べてより軽く(13% の軽量化)、さらに小型化(30% の小型化)。より小さな振動でしっかりと音が聴こえる、次世代型骨伝導ワイヤレスヘッドホンです。
耳を塞がず音楽を聞きながら水泳ができるXTRAINERZ
公式HPを見てとても驚いたのですが、耳を塞がず音楽を楽しみながらスイミングできるという、これまでの常識を覆すイヤホン「XTRAINERZ」という製品も発売されています。
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ターゲットが特定の方に絞られてしまいますが、トライアスロンや水泳が趣味の人にはドンピシャな商品ではないでしょうか。水の中にいながらも音楽聞いて楽しめるって本当にすごい!
防水防塵性能
また、防水防塵性能 IP67でトレーニング時の汗や、ランニング時の雨や水からも本体を保護する完璧な防水機能を備えているワイヤレスイヤホンです。
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それ以外にも、日本で唯一の総合的なデザイン評価をしている、Good Design Award 2019や、プロの厳正なる審査によって、”絶対買い” のプロダクトが選出される、国内最大級を誇るオーディオビジュアルアワード「LIFE STYLE VGP 2020」で金賞を受賞している製品です。
その他の受賞アワード
AfterShokz Aeropex(エアロペクス)購入はこちらから
Aeropex 開封レビュー
こちらが届いた骨伝導 イヤホンのAeropex。パッケージにも受賞したロゴが掲載されています。また製品保証期間も長期の2年間保証となっています。購入すると2万円ほどする高価な部類には入るイヤホンですが、2年間の保証がついているので万が一の時でも安心。
1日約27円で製品保証が2年間続くのであればこれは安心して利用できる “絶対買い” の商品だと言えるでしょう。
カラーバリエーション
現在販売されているAeropexは4つのカラーバリエーションで展開されています。このブログで紹介しているカラーは「コズミックブラック」
Aeropexのカラーバリエーション
- コズミックブラック
- ブルーエクリプス
- ルナグレー
- ソーラーレッド
パッケージ(箱)
パッケージをあけるとこんな感じです。
BE OPEN
さらに箱を開くとようやく骨伝導 イヤホンのAeropex本体がお目見えします。
Aeropexの外観
耳にかけて利用するタイプの骨伝導 イヤホンです。触り心地も非常にいい本体です。
イヤホンと言えば通常は耳の穴に入れて使用するものですが、このAeropex(エアロペクス)は耳にイヤホンを入れず耳にかけて装着して利用します。
耳の穴を塞ぐことがないので、周囲の音を聞きながらでも音楽などを聞くことができるワイヤレスイヤホンなんです!
装着イメージ
ワイヤレス 骨伝導イヤホン Aeropexの装着イメージです。耳の手前に骨伝導部分が当たることで、ここから音の振動が「骨」を通じて聴覚神経に伝わり音が聞こえます。
同梱品
パッケージに同梱されているのは、ユーザガイド、耳栓、製品保証書、ペアリング設定方法の説明・漏電防止アラートの説明、充電用ケーブル ×2本、専用ケース です。
専用ケースはシリコン製でスマホ(Google Pixel 4)よりも少し大きめのサイズ。
ケースの開閉はふたに磁石のプレートが付いているので簡単に開け閉めができるようなっています。
なんで耳栓が入ってるんだろう?と思ったのですが、耳栓とAeropexを一緒に使用することで、周りの騒音を拾わずに快適な環境で音楽を聞くことができるそうです。耳の穴を塞がないので当然といえば当然ですね。
Aeropex(エアロペクス)の重さ
骨伝導 イヤホンの本体重量は約26g。耳にかけていても気になる重さではなく一日中かけてていても快適なのは納得がいきます。
Aeropex(エアロペクス)の使い方
充電方法
本体の裏面にあるマグネット充電端子に付属のマグネットUSBケーブルをつけることで充電が可能となります。
マグネットUSBケーブルを近づけるだけで吸い付くようにピタッとくっつきます!
充電ランプ(LED)のステータス
充電中
充電中には本体のLEDライトが常時赤色に点灯しています。
充電完了時
充電が完了すると、本体のLEDライトが常時青色に点灯します。
バッテリーが無くなってからフル充電までの時間は約2時間。連続再生時間は8時間となっています。
ペアリング方法
スマートフォンなどとのペアリング方法は非常に簡単です。電源ボタン(音量の+ボタン)を5秒間長押しするとペアリングモードに入ります。
ペアリングモードに入ると本体のLEDライトが赤色と青色の交互に点滅します。
お手持ちのスマートフォン等の端末設定から、Aeropex by AfterShokz を選択します。
接続が完了すると、「接続しました」と音声ガイダンスが流れ、LEDが青く一度点灯します。音声ガイダンスは耳にかけて使用している時に聞こえます
操作方法
Aeropexの主な操作方法は、本体を耳にかけた状態で耳元についている左側についているボタン(マルチボタン)または本体を耳にかけた状態で右下にある音量/電源ボタン 音量使って行います。
マルチボタンでの操作方法
機能 | 操作方法 | 音声案内 |
---|---|---|
音楽再生/一時停止 | 1回押し | ビープ音1回 |
次の曲にスキップ | 音楽再生時に2回押し | ビープ音1回 |
前の曲にスキップ | 音楽再生時に3回押し | ビープ音1回 |
電話に出る | 1回押し | ビープ音2回 |
電話を切る | 1回押し | ビープ音1回 |
現在の通話を切って、2つ目の着信にでる | 通話中に2秒間長押し | ビープ音1回 |
通話を拒否する | 着信時に2秒間長押し | ビープ音2回 |
音声ダイヤル Pixel 4はGoogleアシスタント呼び出し | 2秒間長押し | ビープ音 |
最後に発信した番号へリダイヤル | 音楽停止時に2回押し | “リダイヤルします” |
電源ボタンでの操作方法
本体を耳にかけた状態で右下にある音量/電源ボタン 音量使って行います。
機能 | 操作方法 | 音声案内 |
---|---|---|
電源オン | 音量ボタンを2秒間長押し | “アフターショックスへようこそ” |
電源オフ | 電源ボタンを3秒間長押し | “終了します” |
ミュート | 通話時に電源ボタンと音量ボタンを同時に2秒間長押し | “ミュートしました” “ミュートを解除しました” |
イコライザー切り替え | 音楽再生時に電源ボタンと音量ボタンを同時に3秒間長押し | “イコライザーを変更しました” |
バッテリー残量チェック | 音楽静止時に音量ボタン(/)のいずれかを1回押し | “充電されています” “およそ半分です” “残りわずかです” “充電してください” |
音調調整 | 音楽再生時に音量ボタン(/)を1回押し | ビープ音1回 |
音楽だけを聴ける骨伝導イヤホンかと思いきや、イヤホンを装着しながらでもちゃんと通話ができるので驚きました!
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Aeropexの初期化方法
不具合などがでて接続がおかしくなった場合などには、工場出荷時の設定に戻す方法(Aeropexの初期化)も以下の手順で可能となります。
漏電防止アラート搭載
Aeropexのマグネット充電端子には利用時に付着した汗や雨、その他の液体などを検出する「漏電防止アラート」が搭載されています。
このアラートがでた場合には、本体のLEDライトが青と赤に点滅し、本体が振動+ビープ音が鳴って知らせてくれます。マグネット充電端子についた液体を十分に乾かした上で再度充電を行ってください。故障の原因となります。
Aeropexの2年間保証
購入してから2年以内の保証期間内であれば無償で修理調整が可能です。購入後7日以内に不具合があった場合には製品のチェックを行った上不具合が認められた場合にのみ新品と交換できるそうです。
領収書やレシート、製品保証書などが必要となるので必ず取っておきましょう。
Aeropexのメリット・デメリット
実際にAeropexを1週間ほど使ってみた、メリット・デメリットです。
メリット
周りの音を聞きながら音楽が聴ける
一般的にイヤホンは耳の穴に入れるので外の音を遮断してしまいますが、この Aeropexを利用すると地下鉄、サイクリング、ランニングなど移動中や運動中のときでも外の情報をは遮断せずに、音楽などを楽しむことができます。
ロードバイクなどでのサイクリングが趣味の方にとっては最高のイヤホンではないでしょうか。
長時間の利用でも疲れない
ヘッドホンやイヤホンで長時間音楽を聴いていると耳が疲れてしまうことってあると思います。特にヘッドホンの場合には長時間利用していると締め付け感もあり耳が痛くなると感じる方も多いと思います。
この骨伝導イヤホンは、そもそも耳に入れず
、耳全体を覆うことがないので、耳を疲れさせることなく長時間音楽を聴くことができます。
デメリット
音質をこだわる人には向いていない
いろいろなワイヤレスイヤホンがありますが、正直なところ骨伝導 ワイヤレスイヤホンは音質にこだわる人にとってはおすすめができない商品です。
耳や鼓膜を経由せずに「音」を脳へ伝える「骨伝導」なので、当然音が小さく感じるだけでなく、音質も普通のイヤホンに比べると落ちます。
おすすめの利用シーン
・サイクリング:緊急車両の音や、車やバイクのエンジン音など、環境音を聴くことができます。
・ランニング:サイクリングと同様、環境音と音楽を同時に聞けるので安心。
「改正道路交通法」が2015年6月1日から施行され、自転車の運転ルールの取り締まりが一層強化されています。自転車のイヤホン走行は違反ではありません。道路交通法では明確な違反とされていない「イヤホンの使用」には注意が必要です。
各都道府県で定められている道路交通規則や条例においては、イヤホンの使用禁止を明記している場合がありますのでこのようなイヤホンを使用する前に自分で確認する必要があります。都道府県によっては、条例や規則違反となって罰金が科せられるケースもあるので注意が必要です。
骨伝導 イヤホン Aeropexのレビューまとめ
本記事は、耳を塞がないイヤホン Aeropex(エアロペクス)骨伝導ワイヤレスイヤホンについてのレビュー記事です。
電車の中とか移動している車の中で音漏れとか気になるかなと思いましたが、近くにいた人でも気づかないほどです。前のモデルと比べても音漏れを50%減少させていると公式HPで紹介されています。
骨伝導イヤホンは音漏れしているイメージが強かったのですが、このAeropexについては静かな場所でMAXの大音量にして音楽を聞かない限り音漏れが気になるレベルではなさそうです。
音楽をいろいろなシーンでも楽しめる素敵なイヤホンだと思います。骨伝導 ワイヤレスイヤホンの購入検討の参考にしてみてください。
以上、NORI(@norilog4)でした。
(2024/11/19 10:16:23時点 Amazon調べ-詳細)
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