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手軽にライブ配信が可能となる、Blackmagic(ブラックマジック) ATEM Mini(エーテム・ミニ)の上位機種にあたる、Blackmagic ATEM Mini Pro(エーテム・ミニ・プロ)が発表されました!
昨今のイベント自粛もあり、ここ最近ではライブ配信機材はかなり大きく注目を集めています。2019年9月13日に発売されたATEM Mini はどこの販売店でも軒並み在庫がない状況で、ATEM Mini Proが登場です。
NORI
最新モデルの ATEM Mini Pro ISO はこちらの記事をチェック!
イベント終了後にライブプロダクションを編集可能な「ATEM Mini Pro ISO」を発売 前モデルとの比較
ATEM Mini Proは、US$595で世界中のBlackmagic Design販売店にて販売中。
Apple製品の他、カメラやドローンが好きです。趣味で2021年から登山やキャンプもはじめました。国交省全国包括許可承認取得済 三陸特/アマ無線4級/DJI CAMPスペシャリストを取得。運営者の詳しい情報はこちら
ATEM Mini Pro 販売価格
海外では$595で販売されておりますが、日本円では67,000円(税抜)前後で販売される模様です。税込み価格では74,000円前後。現在SYSTEM 5などで販売中です。
私は発表後ほぼすぐにB&Hで公開されていたため、予約をしました。届き次第実機のレビューを行いたいと思います。
Blackmagic ATEM Mini Pro発表のアーカイブ動画
Blackmagic ATEM Mini Pro
ATEM Miniスイッチャーを使用して、プロフェッショナルなマルチカム・プロダクションを簡単に作成し、YouTubeのライブ配信や、SkypeやZoomを使った革新的なプレゼンテーションを簡単に実現!
- コントロールパネルをベースにした小型デザイン
- 4台までのカメラ/コンピューターを接続可能
- USB出力はウェブカムとして認識され、あらゆるビデオソフトウェアを使用可能
- ATEM Mini Proではイーサネット経由でライブ配信をサポート
- ATEM Mini ProではH.264でUSBフラッシュディスクに収録可能
- 2つのステレオオーディオ入力で、デスクトップマイク/ピンマイクを接続
- すべてのHDMI入力でフォーマットを自動変換および同期
- MacおよびWindowsに対応した無償のATEM Software Controlを同梱
- タイトル、オープニング、ロゴ用のRGBAグラフィックを20個までロードできるメディアプール
- グリーンバックの作業に適したATEM Advanced Chroma Key
- ATEM Mini Proのマルチビューでは全カメラのモニタリングが可能
- リミッター、コンプレッサー、6バンドEQなどに対応したオーディオミキサー
- Blackmagic Pocket Cinema CameraをHDMIでリモートコントロール
ATEM Miniを接続するだけで、4台の高品質ビデオカメラの入力を、さらに優れた画質でライブで切り替えできる。また、コンピューターに接続してPowerPointスライドを使用したり、ゲーム機を接続することも可能。内蔵DVEを使用するエキサイティングなピクチャー・イン・ピクチャー・エフェクトは、コメンテーターを挿入するのに最適で、他にも多くのビデオエフェクトを使用できる。
Blackmagic ATEM Mini と ATEM Mini Pro の違い
ATEM Miniの全モデルは、ウェブカムと同様に機能するUSB出力を搭載しているので、あらゆる配信ソフトウェアに接続が可能。一方、ATEM Mini Proはライブ配信やUSBディスクへの収録が可能。
フロントパネル デザイン
フロントパネルのボタンは使いやすく、ソース、ビデオエフェクト、トランジションを選択できる。
ソースボタンはサイズが大きく、触るだけで識別できるため、出演者自身がスイッチング可能。また、オーディオミキシングのボタンも搭載している。さらに、ATEM Mini Proには、収録および配信のコントロール用ボタンに加え、出力の選択ボタンも搭載しているため、カメラ、プログラム、マルチビュー間でビデオ出力を切り替え可能。
リアパネルには、カメラやコンピューター用のHDMIコネクター、予備のマイク入力、ウェブカム出力用のUSB、プログラムビデオ用のHDMIのAUX出力を搭載している。
背面の入力端子類
ATEM MiniとATEM Mini Proの背面の端子入出力部分ですが、ぱっと見てわからないほど一緒です。ATEM Mini のUSB-Cの端子部分は「WEBCAM OUT」と表記されており、ATEM Mini Pro は「USB OUT」となっています。
ATEM Mini Proの収録形式
ATEM Mini Proモデルは、配信データを背面のUSB-Cに接続したUSBフラッシュディスクに直接収録が可能。
つまり、配信と同じH.264ビデオファイル(AACオーディオ付き)を使用した長時間の収録が可能で、ライブ配信後のアーカイブ映像などとして編集後、YouTubeやVimeoなど、あらゆるオンラインビデオサイトに直接アップロード可能。
ノンストップ収録が可能となるBlackmagic MultiDock
ATEM Mini Proは、USBハブやBlackmagic MultiDockを使用すると、複数のディスクへの収録に対応。
上記のBlackmagic MultiDockとATEM Mini ProをUSB-Cで接続することでライブ配信された動画がノンストップで収録可能となります。
またBlackmagic MultiDockは4枚までの2.5インチSSDをサポートしているため、収録したディスクから直接編集を行うことも可能。SSDを挿入するだけで、Mac OS XまたはWindowsコンピューターに、通常のハードディスクのようにマウントされます。
以下の1TBのSSD(2.5インチ)を4枚挿しも可能、本格的に運用する場合はシンプル構成で構築が可能となります。
ひとつのディスクがフルになったら、次のディスクに収録を継続するため、ディスクのデータ保存容量を気にして途中で収録をストップすることなく、ノンストップの収録が可能となっています。
収録設定およびディスクの選択はATEM Software Controlで実行でき、内蔵マルチビューには収録ステータスが表示される。
ATEM Mini Proの入力形式
4つのHDMI入力は、フォーマット変換を個別に実行。つまり、ATEM Miniは、1080p、1080i、720pのソースを、スイッチャーで設定したビデオフォーマットに自動的に変換。
HDMI出力は真の”AUX”出力であり、各HDMI入力間のクリーンな切り替えや、プログラムフィードとしての出力が可能。プログラム/プレビュー切り替えを使用している場合、HDMI出力をプレビューに選択可能。ATEM Mini Proでは、マルチビューで表示するように選択できる。
ATEM Miniでライブ配信可能なプラットフォーム
ATEM Miniはライブプロダクションスイッチャーであるが、ソフトウェアはこれを一般的なウェブカムとして認識します。つまり、あらゆるビデオソフトウェアと互換し、フル解像度の1080HD品質が得られる他、Open Broadcaster、XSplit Broadcaster、YouTube Live、Facebook Live、Skype、Zoom、Twitch、Periscope、Livestream、Wirecastなど、様々なソフトウェアおよびプラットフォームでライブ配信が可能となっています。
パソコン上でスイッチャーを操作
ATEM Software Controlを使用すると、ATEM Miniのすべての機能を使用できるようになり、スイッチャーの各機能にアクセス可能。ATEM Software Controlのユーザーインターフェースはスイッチャーを視覚化したもので、パラメーターパレットで調整をすばやく実行できる。
一般的にはUSBを介して接続するが、イーサネットを使用する場合、複数ユーザーが各自のコンピューターでATEM Software Controlを起動し、同時にATEM Miniに接続することも可能だ。スイッチャーの状態は、XMLファイルとして保存可能。クリップを再生する必要がある場合は、イーサネット経由でHyperDeckディスクレコーダーをコントロールすることもできる。
マルチビュー対応のATEM Mini Pro
ATEM Mini Proはプロ仕様のマルチビューを搭載しており、4つすべてのビデオ入力に加え、プレビューとプログラムを1台のHDMIテレビやモニターで確認できる。
各カメラのビューには、オンエア状態が確認できるタリーインジケーターが表示される。また、各ビューのラベルはカスタマイズ可能で、それぞれのオーディオメーターも表示される。メディアプレーヤーも表示されるため、選択されているグラフィックを確認可能。さらに、マルチビューは、収録、配信、Fairlightオーディオミキサーのステータスも表示する。
Blackmagic Design ATEM Mini Proのレビューまとめ
本記事は、2020年4月4日(日本時間)に発表されたBlackmagic Design ATEM Mini Proについてのまとめ記事です。
ライブ配信に興味があるので、個別に購入する予定です。
以上、NORI(@norilog4)でした。
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