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ガジェット好きなみなさんこんにちは!ガジェットブロガーのNORI(@norilog4)です。
ソロキャンプなどで使えたり、もしもの時の簡易非常用無停電電源装置(UPS)が付いた超小型ポータブル電源を探していたりしませんか?
NORI
この記事で紹介する製品はBLUETTI JAPAN株式会社より提供いただいております。
Apple製品の他、カメラやドローンが好きです。趣味で2021年から登山やキャンプもはじめました。国交省全国包括許可承認取得済 三陸特/アマ無線4級/DJI CAMPスペシャリストを取得。運営者の詳しい情報はこちら
ポータブル電源「BLUETTI EB3A」
BLUETTI EB3Aポータブル電源は、電力リフト機能で最大出力600Wの高出力。小さなボディで600Wから最大 1200W までの電化製品を動かすことができます。
BLUETTI高速充電の技術によって、ACコンセントからの充電は最大430Wで最短40分で70%まで充電可能なポータブル電源です。
外観
BLUETTI EB3Aは、前面に出力ポートが9つもあります。その内、AC出力ポート×2、USB−C(100Wまで対応)出力ポート×1、ワイヤレス充電パッド×1、USB−A出力ポート×2、5521DC出力ポート×2、シガーソケット×1、合計9つのデバイスへ同時出力が可能なポータブル電源です。
EB55とEB3Aの大きさ比較
以前このブログでレビューした13ポート同時出力可能なEB55とのサイズ比較です。
EB55よりもひとまわり小さいサイズ感となっています。そこまで電子機器を持ち歩かない人にとってはEB3Aのサイズ感はピッタリかもしれません。
同梱品・付属品
箱の中には以下のものが入っています。
BLUETTI EB3A 同梱品 | 数量 |
---|---|
ポータブル電源 (EB3A)本体 | ×1 |
ACアダプター充電用ケーブル | ×1 |
取扱説明書 | ×1 |
保証カード | ×1 |
合格証明書 | ×1 |
製品仕様
BLUETTI EB3Aは2500回以上の充放電サイクルを実現しています。過充電・過放電保護や温度管理など、内蔵バッテリーを監視・管理して安全に動作させるBMS(Battery Management System)非常用電源としてのBLUETTI EB3Aは、太陽光発電で充電することができます。また、MPPT回路により、効率的な充電が可能です
項目 | 仕様 |
---|---|
型番 | BLUETTI EB3A |
容量 | 268.8Wh |
定格出力電力 | 600W |
バッテリータイプ | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
重量 | 4.6Kg |
外形寸法 | 255×180×183mm |
充電温度 | 0-40℃ |
入力
入力 | 仕様 |
---|---|
AC充電 | 100V, 430W Max |
PV充電 | 12V-28V, 200W Max |
カー充電 | 12V/24V |
出力
出力 | ポート数 |
---|---|
AC出力 100V, Max 600W(サージ1200W) | ×2 |
5521出力 12V/10A | ×2 |
シガーソケット 12V/10A | ×1 |
USB-A出力 5V/3A | ×2 |
USB-C Max 100W | ×1 |
ワイヤレス充電 Max 15W | ×1 |
アプリを使ってコントロール
Bluetoothでスマートフォンとペアリングすると、BLUETTIアプリでポータブル電源の操作が簡単にできます。このあと詳細を紹介しますが、EB55にはなかった機能で専用アプリとポータブル電源がBluetoothで繋がります!
BLUETTI EB3Aを実際に使ってみた
BLUETTI EB3Aは、小さくて持ち運びが簡単なポータブル電源です。ちょっとした車でのお出かけでにも使えます!
まずは本体に充電していくとこからから解説していきます。
充電方法
本体への充電方法はゴムカバーで覆われているAC入力ポートに付属のAC充電ケーブルを差し込み家庭用コンセントから充電が可能です。
ACコンセントからの充電は最大350Wとなっており、BLUETTIの高速充電独自技術によってバッテリーゼロの状態から最短40分で70%までの高速充電が可能となっています。
差し込むと本体への充電が開始されます。
BLUETTI EB3Aの充電時間と最大出力
本体への充電モードは以下の2種類のモードが用意されており、こちらも専用アプリによって切り替えが可能となっています。
- 高速モード:430W MAX;約1時間フル充電(10℃-40℃の場合)
- 標準モード:268W MAX;約2時間フル充電(0℃-40℃の場合)
※注意:標準モードはデフォルトモードです。アプリで高速モードに変更が可能です。
この小さなボディのポータブル電源(268.8Wh/600W)でどのような機器がどれくらい充電できるか気になる方も多いと思いますが、公式サイトで発表されている数値では以下のようになります。そこまで電子機器類を利用しない場合であれば、少なくとも2日3日の車中泊やキャンプくらいであれば問題なく利用できると思います。
ワイヤレス充電(スマートフォン)
本体上面にあるワイヤレス充電ポート最大15Wの出力が可能となっています。
お手持ちのスマホを乗せることでワイヤレスで充電ができます。
ワイヤレス充電(Apple Watch)
EB55でもダメだめでしたが、普段利用しているApple Watch Series 7を置いて念の為確認してみましたが……
NORI
ただし、100WのUSB-C出力ポートを備えているので、高速充電対応のエレコム Apple Watch 充電器を差し込んで充電してみると
問題なく充電ができるようなりました。
5Vで安定して出力していました。
Macbook Pro M2 Pro 16インチの充電
最大出力100WのUSB-C出力ポートを備えているので、140W対応のTYPE-CケーブルをMacbook Proに繋いで給電のテスト。
問題なくノートパソコンへの給電ができていました!
屋外でテスラのスターリンク(Starlink)とセットで使えば、Wi-Fiの接続場所を気にすることなく、最強のリモートワーク環境が作れそうな気がします。
電気毛布の利用
やはり気になるのが電気毛布の利用。特に寒い季節でのキャンプシーンなどで利用することや寒さ対策には必要な装備となります。
前回と同様の電気毛布を繋いでテスト。
問題なく利用できていました!
そしてバッテリー残量が20%刻みだったEB55と変わってこちらは10%刻み。そして何より残りの利用時間数と利用パーセンテージがデジタル表示されているのもポイント!
あとどれくらい利用できるのか、残量がどれくらいあるのか細かくチェックできるのが嬉しいところです!
NORI
ソーラーパネルを使った充電
EB3Aについてはソーラーパネルからの充電は200Wまで充電が可能です。EB55やEB70Sと同じく200Wのソーラパネルを使えば、アウトドアでも簡単に本体へ充電できます。またEB55と同じくデュアル充電が可能です。
一般社団法人防災安全協会の定める「防災製品等推奨品」認証を取得済みの商品となっているので、もしもの場合の防災用の緊急電源としても使えますね!
「防災製品等推奨品」は、消防・防災、災害医療などの分野から専門的な有識者により構成された「防災製品等推奨審査会」が検討・審査し、推奨認定されると製品に「防災製品等推奨品マーク」の掲示が認められます。
BLUETTIアプリで遠隔でポータブル電源を操作
最初に紹介していたアプリを使ってコントロールですが、Bluetoothで接続することで遠隔からポータブル電源の状況を確認できるだけでなく、操作することもできるんです!
アプリを起動するとステップが表示されるので、ステップ通りに進めていきましょう。
このアプリ使ってみるとわかるのですが、UIもシンプルでかっこいいんですよね。
アプリ上でも電流がどの方向に流れているか様子がわかるようになっているのには感動しました。実際に操作動画を見て確認してもらえるとわかります。
DC、ACのスイッチのONオフもこのアプリから操作ができるようになっているのも大きな特徴です。
アプリとポータブル電源の動作範囲は約5m前後となっているようです。Bluetooth検索で表示されない場合には本体となるべく近づいてみましょう。
バージョンデータもアプリ側で管理しているので、もしかするとアプリ側からこのポータブル電源などのファームウェアのアップデートなどがあるのかもしれません(未確認)
高速給電設定
アプリ右上の歯車マークをタップすると設定画面が開きます。ここでEB3Aの細かな設定や操作が行えます。充電モードは以下の3つが用意されていました。
- 標準
- 静音
- 高速
高速モードを選んだ場合には、充電電力が350Wに到達しますと表示されます。本体が顕著に発熱するので必要な時にのみに利用しましょうと注意喚起が表示されます。
それでも利用する場合には確定ボタンを押すと高速充電モードに切り替わります。
それ以外にもECOモードが標準でONとなっており、これはAC出力が10W以下の状態が4時間以上経過した場合に自動的にAC出力がOFFになる仕様となっています。DC出力の場合であれば1W以下の状態が4時間以上経過した場合に自動的にAC出力がOFFになります。
アプリ上から以下のECOモードのシャットダウン時間を選ぶことができます。
- 1時間
- 2時間
- 3時間
- 4時間(デフォルト設定)
非常用無停電電源装置(UPS)
超小型ポータブル電源としてはまだまだ面白い機能が搭載されており、そのひとつが簡易UPS(無停電電源装置)
付属のAC充電ケーブルを挿して本体に充電しながらAC出力にコンセントを挿して家電を利用した場合液晶には「UPS」という文字が表示されます。
この状態ではAC100Vが出力されます。家庭用コンセントのAC100Vが内蔵バッテリーを介さずにAC出力を利用することで内部回路の劣化を防ぐバイパスモードとして機能します。
もしも停電などで家庭用コンセントから電源が供給されなくなった場合には、自動的に内蔵バッテリーからの出力に切り替わりAC出力ポートから電源が供給されなくなるのを防ぎます。
実際にUPSモードが動作する動画をこちらでご確認ください。
最初は電源を入力してみましたが、電源タップ側のスイッチをオフにして仮停電した状態を作ったのですが、それでも問題なくドローンバッリーは充電されているのでUPSモードが動作していることがわかります。
本体重量が4.6Kgのサイズ感のものであれば、キャスター付きの電動昇降デスクなどに取り付けておくと簡易UPSとして利用できるかもしれません。
UPSモードを解除する場合
UPSモードを解除したい場合には、AC入力(充電ポート100V)からAC充電ケーブルを抜くことでUPSモードが解除されます。
BLUETTI EB3Aに搭載された安全機能
同社のポータブルバッテリーは、リン酸鉄リチウムイオン電池採用とBMS(バッテリーマネジメントシステム)を搭載しているので以下の様々な電源トラブルからポータブル電源を守ってくれます。
- 高温保護
- 過電圧保護
- 低電圧保護
- 放電低温度保護
- 過電流保護
- 過負荷保護
- ショート保護
- 充電過電圧保護
家電製品などの精密機器などを安全・安定・安心に利用することができます。
チェックしたいコスパの良さ
他にもおすすめポイントが、充放電サイクル数。エネループのような充電式乾電池を思い出していただけるとわかりやすいかもしれません。充電を何回も繰り返してるうちにバッテリーの劣化で利用できなくなるよりも長く利用できる方がお得です!
代表的なリチウムイオン電池の種類と、充放電サイクル数の一般的な平均値です。
- コバルト酸リチウム電池:500-1000サイクル
- マンガン酸リチウム電池:1000-3000サイクル
- リン酸鉄リチウムイオン電池:1000サイクル以上
- リン酸マンガンリチウム電池:1000-3000サイクル
- ナノリチウム電池:5000サイクル以上
BLUETTI EB3Aは、リン酸鉄リチウムイオン電池とBMS(バッテリーマネジメントシステム)の組み合わせで、充放電サイクル数は2500回以上と公表しています。
※電池の寿命を伸ばすため、充電が残り20%になったら早めに充電をしてください。
この2500回ですが、毎日使った場合でも2500回を7回で割ると、約357週間必要です。
1年は約52週間なので、357週間 ÷ 52週間/年 ≒ 6.87年となります。
NORI
製品レビュー動画
英語での紹介となりますが、製品の詳しい使い方を公式チャンネルで紹介しています。
キャンプやアウトドアでの利用が多い方はこちらの動画を参考にしてみてください!
公式キャンペーン情報
BLUETTI JAPAN公式でお得に購入できるキャンペーンが開催されるので、ぜひこちらも合わせてチェックしてみてください。
- 最大42%オフの秋スーパーセール(2023年10月05日00:00から10月29日23:59まで)
公式サイトではBLUETTI EB3A超小型ポータブル電源が25%OFFの29,800円で販売中です。
またページをよくみてみると、さらにLINEの友だち登録すると2,000円の割引券がゲットできるそうなので、実質27,800円で購入できる計算になります!
NORI
BLUETTI EB3Aのレビューまとめ
本記事は、BLUETTI EB3Aについてのレビュー記事です。
4.6Kgと超小型のポータブル電源ですが、液晶残容量も非常にわかりやすくなっており、9個のポートが搭載されていることや、100W出力可能なTYPE-Cポートがあること、BMS安全管理システムを搭載した高い安全性のリン酸鉄リチウム電池搭載でバッテリーの充放電サイクル寿命が2500回もあることは耐久性面でかなり評価できます。
また簡易UPS搭載となっており、もしもの災害時にも活躍してくれる期待も十分です!また何より3万円以内で購入できるポータブル電源としてはかなり優秀な部類に入ると思います!
防災グッズやアウトドア用品、電源がない場所でのリモートワークや緊急時の非常用電源として、幅広い用途で活躍することができるポータブル電源として活躍間違いなし!
NORI
以上、NORI(@norilog4)でした。
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