ブラウザのタブが乱雑になって、大切な情報を見失った経験はありませんか?
Google Chromeユーザーの皆さん、作業効率を格段に向上させるタブのグループ化と保存機能を使いこなしてみませんか?
この記事では、忙しいビジネスマン、学生、フリーランサー、在宅勤務者の皆さんに向けて、タブをスマートに管理する方法を紹介します。
タブをグループ化して整理するだけでなく、もしもブラウザが不意にクラッシュしてしまった場合にでも、すぐに取り出せる保存機能も活用しましょう。
NORI
素早く問題を解決したい方は、以下の方法で何からの問題でブラウザがクラッシュして閉じた場合でも設定したタブをそのままにして開くことができます。
ご利用中のChromeのバージョンを確認してながら設定してみてください。
Apple製品の他、カメラやドローンが好きです。趣味で2021年から登山やキャンプもはじめました。国交省全国包括許可承認取得済 三陸特/アマ無線4級/DJI CAMPスペシャリストを取得。運営者の詳しい情報はこちら
Chrome バージョン: 121.0.6167.85(Official Build) (arm64)
タブをグループ化した後に、右クリックして表示された中にある項目の「グループを保存する」をクリックしてONにするだけ。
設定している様子は以下の動画で確認できます。
Chromeのタブグループ化機能とは
Chromeのタブグループ化機能は、Google Chromeブラウザで使用できる機能で、複数の開いているタブをグループにまとめることができます。
この機能を使用すると、関連するウェブページやタスクを一つのグループとして整理でき、作業の効率化に役立ちます。
タブをグループ化するには、タブを右クリックして「新しいグループに追加」を選択し、グループに名前と色をつけます。
以下はタブをグループに実際に設定している動画です。
グループはいくつでも作成でき、必要に応じてタブを追加・削除することも可能です。
しかし、標準のChrome機能では、ブラウザを閉じたり突然のクラッシュで落ちたりするとタブのグループも消えてしまうのですが、これを回避する方法もあります。
Chromeを閉じてもグループをそのままにして開く設定方法
通常の設定のままだと、Chromeブラウザを閉じたり突然のクラッシュで落ちたりするとグループが消えた状態で開きます。パソコンを再起動した場合でも「Session Buddy」などの拡張機能を入れてていても、同様にグループが消えてしまいます。
このような悩みがある方におすすめの設定です。
- Chromeでタブをまとめたグループをそのまま残して開きたい
- Chromeに設定したグループが再起動で消えてしまう
これを回避する設定方法があるので、もしもよく使う場合にはこの設定を入れておくことをおすすめします。
Chromeの設定内容を確認・変更
Chromeを開き、chrome://flags/ にアクセスします。
その中から「Tab Groups Save and Sync」という項目を探します。
デフォルトの場合その項目が「Default」となっているので、これを「Enabled」に変更します。
右下に「ReLaunch」という青いボタンが表示されるので、ボタンをクリックして設定が完了です。
開いているChromeが再起動して開きます。その際設定したタブのグループもそのままの状態で開かれます!
Chromeのタブグループが保存されない場合
もしもChromeを再起動してもタブグループが消えて表示されてしまう場合には、再度 chrome://flags/ にアクセスして、設定が「Enabled」になっているか確認しましょう。「Default」になっている場合には、再起動してもグループ化したタブが消えた状態で復元されてしまいます。
NORI