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2年間以上利用していた iPhone 7 Plus がそろそろ寿命を迎え、バッテリーの最大容量が80%を下回りついに79%になってしまったため、Apple Store 直営店で実際に交換してきました。
その際に調べてみたことややってみたこと、こうしたら iPhone のバッテリー交換がスムーズに行えるという実体験を元に体験レビューを残しておきたいと思います。今後 iPhone のバッテリー交換にチャレンジしてみようと思ってる方の参考になればと思います。
Apple製品の他、カメラやドローンが好きです。趣味で2021年から登山やキャンプもはじめました。国交省全国包括許可承認取得済 三陸特/アマ無線4級/DJI CAMPスペシャリストを取得。運営者の詳しい情報はこちら
事前にチェックしておくべきこと
まず最初にチェックしておさえておく項目は以下の2つ。「iPhoneのバッテリー状態の確認」と「製品保証の確認」です。
iPhone のバッテリーは、フル充電サイクルを500回繰り返した時に、本来の容量の最大80パーセントを維持できるように設計されているようで、Appleの公式HPで劣化が起こると正式に公開されています。またそれ以外では1年間の製品保証にはバッテリーに不具合があった場合のサービスが含まれています。
Apple Watch には回数の設定がありませんが、参考までに他のApple製品の回数と最大バッテリー容量の参考値は以下となります。
製品名 | フル充電サイクル | 最大容量 |
---|---|---|
iPhone | 500回繰り返し | 最大80パーセントを維持 下回っているようであれば交換推奨 |
iPad | 1,000回繰り返し | 最大80パーセントを維持 下回っているようであれば交換推奨 |
iPod | 400回繰り返し | 最大80パーセントを維持 下回っているようであれば交換推奨 |
MacBook | 1,000回繰り返し | 最大80パーセントを維持 下回っているようであれば交換推奨 |
就寝時にケーブルを刺して充電が完了する使い方をしたとして、単純計算で1年と2~3ヵ月ほどでバッテリー劣化が始まるといった状況になります。
iPhoneのバッテリー状態の確認
自分の製品の状況は以下の項目から確認が可能です。
「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態」の順に選択し、「最大容量」という項目を確認します。ここが80%を下回っていたり、80%近くなっている場合にはすぐにバッテリー交換をおすすめします。
私のiPhone 7 Plusは80%を下回っていて、「バッテリーに関する重要なメッセージ」という内容が表示されている状態でした。
製品保証の確認
まず一番最初に確認しておくことは、自分のApple製品(iPhone)の保証はどうなってるのかオンラインで確認しておきましょう。保証確認方法は以下のリンクを確認してみてください。
自分のApple製品の保証はどうなってるの?AppleCare 延長保証などはオンラインで確認!
iCloudにiPhoneのデータをバックアップ
保証があっても無くても、バッテリーの交換前には事前にiPhoneのバックアップを取っておきましょう。iPhoneのデータ消えるということは少なくとも無いと言いたいところですが、なにかあったときのことも考えてバックアップを取ってから修理を出すことをオススメします。
「設定」>「一番上のApple ID」>「iCloud」の順に選択し、「iCloudバックアップ」という項目をONにしてバックアップを取ります。
最後に作成されたバックアップに日時も表示されているのでここで直近のバックアップデータが取れた日も確認ができます。
iPhoneの修理金額
iPhoneの修理金額は以下となります。直営店に持ち込んでの修理の場合は現金またはクレジットカードでのお支払いが可能です。
iPhone のモデル | Apple 製品限定保証または AppleCare+ の保証対象 | 保証対象外 |
---|---|---|
iPhone X iPhone XS iPhone XS Max iPhone XR iPhone 11 Pro Max iPhone 11 Pro iPhone 11 iPhone 12 Pro Max iPhone 12 Pro Phone 12 iPhone 12 mini | 0 円 | 7,400 円(税抜) |
iPhone SE (第2世代) iPhone SE iPhone 6、iPhone 6 Plus iPhone 6s、iPhone 6s Plus iPhone 7、iPhone 7 Plus iPhone 8、iPhone 8 Plus および、その他すべての対象モデル | 0 円 | 5,400 円(税抜) |
保証期間内であれば iPhone のバッテリー交換は無料となります。長期的に使う予定があれば、バッテリー交換は保証が切れる1ヶ月前を狙って交換するのがいいでしょう。
NORI
iPhoneの修理予約
iPhoneのバッテリー交換はこちらのページから申し込みができます。Apple IDを使ってサインインが必要なので準備しておきましょう。
持ち込み修理(推奨)は早いのでおすすめできますが、配送修理なども可能です。
このあとの解説は持ち込み修理(推奨)を選択して、Apple Storeの直営店持ち込み修理した手順となります。
バッテリー交換の予約したApple直営店へ
今回予約して訪れたのは東京駅の近くに2019年9月7日にオープンしたばかりのApple Store 丸の内。
オープンして数ヶ月経ってますが、新宿よりは混んでない感じがしました。
予約した時間に2階のGenius Bar(ジーニアスバー)へ。
今回バッテリー交換に持ち込んだ iPhone 7 Plus 表面は保護ガラスを貼っています。
バッテリー交換前のiPhone診断
バッテリーの交換前に担当者が最終的なiPhoneの状態を確認します。
スタッフが持っているiPadをなにやらゴニョゴニョしてると、さっきまで使っていたiPhoneが診断の画面に切り替わりました。こんな画面をみることは普段ないのでいい体験になりました。
いろいろと診断結果がiPad上に表示されますが、最終的にはやはり79%のバッテリーで交換が必要とのことで、最終的にバッテリー交換へ。
バッテリー交換する前には以下のことを確認されます。
最終確認事項
- iPhoneを探す機能をOFFにする
- 万が一バッテリー交換でデータが消えてしまった場合の同意確認
- 交換引き渡し時の身分証明書の提示
上記以外でもバッテリーをフロントから開ける為、保護ガラスが取れてしまう可能性や、中を確認してみた内容によっては外させてもらう可能性もあることも確認されました。
特に問題ないので同意してバッテリーの交換に。
NORI
Apple 直営店でのバッテリー交換に要する時間は、だいたい1時間半〜2時間程度でバッテリー交換が終了します。交換の際に受け渡し時間を伝えられるので確認しておきましょう。
バッテリー交換後の状態をチェック
2時間後再度ストアに戻るとバッテリー交換がさたiPhoneが戻ってきてました。バッテリー交換をしたからといって充電が100%の状態では戻ってきません。また再度その場で「iPhoneを探す」機能をONにしてもらうようにスタッフの方から伝えられます。
交換前と交換後の状態の違い
左が交換前のバッテリーの状態、右が交換後のバッテリーの状態。
交換前
交換後
NORI
iPhone バッテリー交換のまとめ
本記事は、実際にiPhoneをApple 直営店に持ち込んでバッテリー交換をしてみたレビュー記事です。
実際にApple Store直営店にiPhoneを持ち込みバッテリー交換をしてみましたが、事前に確認したり予約しておくと非常にスムーズに交換ができますので、今後交換する場合にはチェックしておくといいと思います。
iPhoneなどのApple製品のバッテリー交換の際には是非参考にしてみてください。
以上、NORI(@norilog4)でした。
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