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FANZA好きの男性のみなさまこんにちは、NORI(@norilog4)です。
以前のTweetで公開していた商品。アプリで自分の精子がスマホでチェックできるSeem(シーム)。
果たしてこれはガジェットと呼べるのかどうかはさておき、年老いてきたので一度この商品を自分でチェックしてレビュー記事を公開予定。
センシティブな話題ではあるかもしれませんが、そこに切り込んだ形のレビューになるかも。
一部レビュー写真にモザイクがかかるかも🤣https://t.co/HS5D4ejAY4 pic.twitter.com/mCTjFaJexM
— Nori@ガジェットブロガー (@norilog4) May 30, 2021
購入したままになっていましたが、ようやく検査を実施。
今回のレビューブログ、ガジェットブログと言ってもかなりアダルトなカテゴリーになってしまうかもしれませんが、エロとは無縁と言ってもいいと思います。
何かあってから後悔するのではなく、自分の身体の状態を自分で常に知っておく為にもぜひ真剣に読んでもらいたい記事です。
今回レビューするのは、スマホでできる、精子セルフチェック「Seem(シーム)」です。Amazonで販売されていたので、興味本位で購入してみたら、ちょっと考え方が変わった製品です。
NORI
自分の身体のことを知りたい男性の皆さん、妊活中の男性の皆さん、出しすぎて赤玉が出た精子が枯渇してるんじゃないかと心配になっている方、こっそり自宅で自分の精子チェックができるツールとなっています。
Apple製品の他、カメラやドローンが好きです。趣味で2021年から登山やキャンプもはじめました。国交省全国包括許可承認取得済 三陸特/アマ無線4級/DJI CAMPスペシャリストを取得。運営者の詳しい情報はこちら
精子セルフチェック Seem(シーム)
Amazonで到着した箱を開けてみると届いたのはとても小さな箱。
こんなもので本当に精子セルフチェックができるのかどうか疑問です。
精子チェック 専用アプリ
このSeem(シーム)で精子をチェックするには専用のアプリのダウンロードが必要となります。
商品が届いたら合わせて専用アプリをダウンロードしておくとチェックがスムーズにすすみます。
製品紹介動画
Seem(シーム)の特徴
- 自宅で手軽にチェック可能
- 精子の濃度・運動率がわかる
- その場で結果がわかる
チェックまでの流れ
Seem(シーム)で精子をチェックする方法ですが、アプリにもかなりわかりやすく手順が記載されています。
まとめると以下のステップでチェックが完了します。(人によってはSTEP3で時間がかかるかも…)
NORI
実際にSeem(シーム)を使ってチェック
箱に入っているものの同梱品はこちら
同梱品
- 採取用カップ ×1
- 採取棒 ×1
- 測定チケット(QRコード) ×1
- スマートフォン顕微鏡レンズ ×1
アプリをスタンバイ
Seem(シーム)専用アプリをダウンロードして測定手順の確認を行います。
アプリではスマホのフロントカメラを利用するのでカメラのアクセスの許可をOKにしておく必要があります。
また、このアプリで精子セルフチェックをする場合チェック時の光が大きく結果に影響を与える可能性があるため、暗いところでの検査は正しく結果がでない可能性があるので注意してください。
測定チケットの読み取り
精子セルフチェックができるチケットは1回の検査で1つのQRコードが必要となります。
採取棒が付属している用紙のQRコードをスマホアプリから読み取ります。
NORI
精液の採取
検尿のときに使うような、折りたたみ式の採取用カップを開いておき
この容器内に全部出します!
念のため鼻セレブもスタンバイ。
容器に出すこと自体が初めての経験なので、多少戸惑いましたが無事に検体(精液)の採取完了。
ふぅぅ…..😇
自分の種(精子)です。
これをドロドロが消えるまで15分〜30分程容器に入れたまま放置します。
普段30分もずっと眺めていていることがそもそも無いので結構びっくりしたんですが、そのまま放置すると精液が時間の経過とともにドロドロじゃなくなってサラサラになっていくのがわかります。
気泡が入らないように注意しながらカップを回して精液をまぜます。サラサラした状態になったら次のステップに進みます。合わせてアプリの「次へ進む」ボタンをタップしましょう。
採取した精液をレンズにセット
サラサラになった容器に入っている精液を採取棒を使って少量取ります。
採取したら緑色のスマートフォン顕微鏡レンズのくぼみにつけます。
ここまでくればあともう少しです。
スマートフォン顕微鏡レンズをスマホのフロントカメラ上に取り付けます。
スマートフォン画面のガイドとして表示されているように、顕微鏡レンズ周囲の4つの円が画面に入るように調整します。
NORI
今回照明として用意したのが「LAOFAS Rainbow Sophomore」シリコンディフューザー付きなので、明るく柔らかい光を送ることができました。
【レビュー】LAOFAS Rainbow Sophomore スマホアプリで操作可能なRGBビデオライト
測定・計測(赤いボタン)
レンズをのせるとスマホの画面上に動いてる精子が確認できます。本当に泳いでるみたいに動いているのが画面越しにみることができ感動したほどです。
ここまでハッキリと見えるとは……
めっちゃ元気に動いてる!!
普通こういう検査って病院でしかできないと思っている方も多いかもしれませんが、簡易な検査であれば今は手持ちのスマホでチェックすることができるようになりました。
測定方法
レンズをフロントカメラにのせて、4つの円に印をあわせ光を調整(画面の照度・ライト)した後に、画面下にある赤いレコードボタンを押します。
すると最初に読み込んだQRコード(測定チケット)を消費して測定を開始します。問題がなれば「OK」ボタンをタップします。
「動画の送信が完了しました」と表示されたら一旦は完了です。あとは解析結果が送られてくるのを待つだけです。
解析結果が戻ってくるまで任意ですが、Seemを知ったきっかけ等を答えてみてもいいかもしれません。
解析結果のお知らせ
精子セルフチェック seem(シーム)は簡易的にチェックができるツールとなっているので、動画の送信完了後数分で解析結果が通知されます。
通信状況にもよりますが、大体1分ほどで解析結果が届きます。
病院で精液検査を受けた場合、それなりに費用もかかりますがこのキットであれば誰にも合わずに簡易的に検査することが可能です。
気になる解析結果
興味本位で初めて利用した精子セルフチェック「Seem(シーム)」、気になるのはその解析結果です。
読者のみなさまだけに特別限定公開!(笑)
解析データを見る前にアプリ上で「お読みください」という表示がでます。
データを見る上での注意点
- あくまで簡易チェック
- 医療機関での検査ではない
- 測定結果は診断結果ではない
- 体調によって測定結果も大きく変動
- 不安があればちゃんとした医療機関へ
- 結果の取扱には十分注意
ブログでなにを公開しているんだ……ってのはさておき。
今回計測した結果はこちら
精子計測結果 | |
---|---|
1ml中の精子数(濃度) | 34.8百万/ml |
運動率 | 82.6% |
数字で見るとかなりわかりやすくなると思いますが、初めて計測した結果の数字が表示されていても正直この数字がいいのか悪いのかわかりません。
その場合は「基準値と比較する」ボタンをタップしてみましょう。
WHOで定められている精子の状態を表す基準値(下限基準値)と比較した数値で表示されます。
実際に検査してみて、はじめてこの「WHO下限基準値」というものがあることを知りました。
WHO下限基準値
精液検査の適正な値についてですが、2010年にWHO(世界保健機構)より、以下の基準値が定められています。
WHO下限基準値 | |
---|---|
精液量 | 1.5ml以上 |
精子濃度 | 1500万/ml以上 |
総精子数 | 3900万/射精以上 |
前進運動率 | 32%以上 |
総運動率 | 40%以上 |
正常精子形態率 (厳密な検査法で) | 4%以上 |
白血球数 | 100万/ml未満 |
注意して欲しいのは、上記の値は「下限基準値」として設定されてる値なので、これ以上あればギリギリ自然妊娠ができる最低限の値として捉えてもらってOKな数字です。
結構センシティブな話になるので、もしもSeem(シーム)を使った結果で不安な場合には専門のクリニックでしっかりと診てもらうことをオススメします。
この製品のおすすめユーザー
性の話題はなかなか取り上げにくいかもしれませんが、実際に使って思ったのはこういうツールを使って自分の身体を知ることができるということです。
現代では「終活」のほか「妊活」という言葉も生まれています。「妊活」は女性だけのものではなく、男性側に問題があることも少なくありません。もしも問題があった場合には治療にかかるコストもバカにはなりません。
いざというときにできずに不妊治療をしてたら、実は男性が原因(不妊原因の約半数は男性にあること)だったというケースも今の時代は多いようです。
この製品がおすすめのユーザー
- 不妊でお悩みの男性
- 興味本位で調べてみたい方
- 自分の身体の状態を知っておきたい方
- 夫婦で妊活に取り組む方
精子セルフチェック Seem(シーム)のレビューまとめ
本記事は、自宅で手軽にスマホを使って精子セルフチェックができるサービス Seem(シーム)についてのレビュー記事です。
FANZAを見ることは個人の趣味や自由なので問題はありませんが….
晩婚化が進む中でいざパートナーができた場合に、子供が欲しいとなっても男性側の問題で子供ができないといったことを未然にチェック・防ぐことができるツールと言えます。また男性が早期に妊活に参加することで妊活や不妊治療の負担(時間・コスト・精神面)を軽減できる可能性があります。
NORI
今回このブログで紹介している Seem(シーム)は精液簡易測定ツールです。医療機関での診断に代わるものではなく、また、確定的な診断を行うものではありません。必要に応じて医療機関を受診するようおすすめいたします。
以上、NORI(@norilog4)でした。