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ついにZHIYUNが以前に公開していた大口径レンズが搭載可能な最新ジンバル、「Gimbal S」の詳細がついに公開されましたね!どうもNORI(@norilog4)です。
前回このブログでも紹介していた「Gimbal S」の情報がいろいろと公開されはじめました。ZHIYUNの新型ジンバル「WEEBILL S」に確定!
Apple製品の他、カメラやドローンが好きです。趣味で2021年から登山やキャンプもはじめました。国交省全国包括許可承認取得済 三陸特/アマ無線4級/DJI CAMPスペシャリストを取得。運営者の詳しい情報はこちら
ZHIYUN WEEBILL S 紹介動画
動画内の情報では、モータトルクが300%向上、レスポンススピードも50%向上されている模様。
本体のデザインはどうやらWEEBILL LABを踏襲したデザインの雰囲気で吊り下げて撮影ができるタイプ。
WEEBILL LABとWEEBILL Sの違い
WEEBILL Sは前バージョンのWEEBILL LABと違い、これまでにない応答性と柔軟性を兼ね備えてます。
アップグレードされたアルゴリズムは素早いレスポンスで反応がよく、どんな環境でも素早い動きでフラストレーションを解消しさらに手ブレを抑えた映像が撮影できるだけでなく、ハンドルについているダイヤルから直接、各軸の速度や各種パラメータを素早く調整できるので、これまでになくジンバルを柔軟にコントロールすることができます。
WEEBILL LABとの違い
- モータトルクが300% 向上
- レスポンススピードが50% 向上
- スマートフォン・タブレット・外部モニタ3台への同時出力が可能に
A4サイズに収まるコンパクトボディ
WEEBILL LABと同様本体はA4用紙サイズに収まるほどコンパクトに。コンパクトになりながらも性能はさらにアップしています。
トランスマウントイメージトランスミッションモジュール
トランスマウントイメージトランスミッションモジュール(別売アクセサリー)を使うことで、スマートフォン・タブレット・外部モニターの3台へ同時に映像をワイヤレス転送することが可能です。
TransMount Image Transmission Module(別売りアクセサリー)は、クイックリリースプレートの直下にコンパクトに収納できるアクセサリー。
LUT、擬似カラー、フォーカスピーキング、Zebra Stripe(ゼブラストライプ)等を特徴とする1080P 30fps高同期伝送(距離100m*)により、モニタリングとライブストリーミングをジンバル上で簡単に行うことができます。
トランスマウントイメージトランスミッションモジュールを使用することで、以下のようなライブストリーミングで映像を受信して見ることが可能となります。
日本とイスラエルではWi-Fiの周波数帯域が異なるため、スマートフォンをモニターとして使用すると、画像の伝送性能や距離に影響が出る可能性があります。
別売りセットモジュール
画像送信レシーバーとトランスミッターを搭載し、スマートフォンやiPadだけでなく、業務用モニターなど3台までスタビライザーに接続可能。Hollyland Mars300といったワイヤレストランスミッター機材が必要なくなります。
フルセットのTransMount Image Transmission System(送信機+受信機)を利用することで、WEEBILL-Sは、すべての映像クリエーター、さらにはカメラクルーに対してプロフェッショナルなモニタソリューションを提供し、効果的なワークフローを簡単に実現することが可能となります。
SmartFollow 2.0
ZHIYUNの別売りイメージトランスミッションモジュールを組み合わせることで、スマートフォロー2.0で正確なオブジェクトトラッキングが可能となります。
WEEBILL Sと各社カメラ・レンズとの組み合わせ
Sony α7III + FE 24-70mm F2.8を搭載しても問題なく動作している模様。
Sony α7IIIがバッテリーとメモリーカードを含んで約650gで、FE 24-70mm F2.8の重量が886gで1,536gを搭載
こちらのパターンでは、CANON EOS 5D Mark IVとEF24-70mm F2.8Lを搭載。
EOS 5D Mark IVの本体重量が約890gでレンズが約805gで合計約1695g
そしてこちらのパターンでは、パナソニック LUMIX DC-S1とライカLマウントのLUMIX S 24-105mm F4の組み合わせ。さらに重量級の組み合わせです!
DC-S1本体が約1017g(本体、バッテリー、SDメモリーカード1枚含む)+レンズの重量は約680gでなんと合計約1697g
WEEBILL Sのカメラ・レンズ互換表
以下のリストで水平を取れる他、スチル撮影・動画撮影の他、ズーム(Sony)やフォーカス(Canon/Panasonic)まで対応している模様です。
ボディ | レンズ | 水平 | 写真撮影 | 映像 | ズーム | フォーカス |
---|---|---|---|---|---|---|
Sony α7III | FE 24-70mm F2.8 GM | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Sony α7RIII | FE 24-70mm F2.8 GM | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Sony α9 | FE 24-70mm F2.8 GM | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Canon 5D Ⅳ | EF24-70mm F2.8L II USM | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Canon EOS R | EF24-70mm F2.8L II USM | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Nikon Z6 | Z 24-70mm F2.8 S | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Lumix S1 | S 24-105mm F4 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Lumix GH5s | G 25mm F1.7 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
BMPCC4K | LUMIX G MACRO 30mm F2.8 | ○ |
おそらく上記以外にもでてくると思われます。
WEEBILL S 同梱品
標準パッケージ内容は以下の通り、WEEBILL LABでもクリエーターパッケージやマスターパッケージなどがあったので、もしかすると通常別売りアクセサリーの「TransMount Image Transmission System(送信機+受信機)」なども一緒になったパッケージも出てくる可能性もあるかもしれません。
- 収納ケース
- WEEBILL-S本体
- 三脚
- カメラ用ネジ 1/4″-20
- バッキングベース
- クリックリリースプレート
- 18650リチウムイオンバッテリー(2600mAh)
- バッテリー充電器
- ケーブルケース
- USB-TYPE-Cケーブル
- ソニーカメラ用コントロールケーブル
- Micro to Mini USBケーブル
- Micro to TYPE-Cケーブル
- Micro to Micro USBケーブル
WEEBILL S 各種パッケージ
予想通りではありましたが、WEEBILL Sのパッケージが公式Twitterで発表がありました。
#ZhiyunWeebillS
The price of the standard package is 439 USD
Check out the different posters for more info of the Weebill S packages
To order: https://t.co/mKAhb4YWCK
More Info: https://t.co/wZPXlJ3xLk pic.twitter.com/zXlsnSbkzK— Zhiyun-Tech (@ZhiyunGlobal) October 12, 2019
WEEBILL S 本体のみ
WEEBILL S ズーム/フォーカス プロパッケージ
WEEBILL S イメージトランスミッション プロパッケージ
WEEBILL S の発売日と価格
発売日は2019年10月11日。日本国内での発売日は公式Twitterでは11月上旬の予定とされております。おそらくですがInterBEEでお披露目となるのではないかと思われます。
日本での発売情報も、追って発表しますのでご期待ください!#映像制作 #ジンバル #ビデオグラファー https://t.co/mKHJHwvwH3
— ZHIYUN TECH JAPAN (@ZhiyunTechJapan) October 11, 2019
販売価格は海外のサイトではUS $439.00 の表記が多いところです。日本円で約47,578円です。国内での発売価格についてはいまのところ未定です。発売価格の情報などがわかり次第随時Twitterやブログで更新していきます。
WEEBILL S 製品レビュー動画まとめ
日本以外ではすでにWEEBILL-Sは発売されており、世界中の動画クリエーターやZHIYUNの公式アンバサダーなどがレビュー動画をアップしてます。英語にはなりますがどういったジンバルでどのような動きをするのか確認することができると思います。
このジンバルに載せられるカメラの重量
ジンバルのスペックシートにもちゃんと案内されて掲載されてますが、約3.5kgまでの重量に対応したジンバルです。
これはカメラだけではなく、カメラに付属するアクセサリー(レンズ・ケージ等)なども含めた数字なので、上記の数字をオーバーした場合には当然ですがバランスは取れません。
ジンバルに載せるカメラの重量チェック方法
ジンバルを初めて使う人などは、自分の手持ちのカメラやアクセサリーの重量を意識せずに載せているケースがほとんどです。「きっと使える」とか「たぶんいける」ではどうしようもありません。上記のようなデジタルはかりを使って重量を確認しておくことをおすすめします!
参考までに同社、他社のジンバル積載重量を紹介しておきますね!
ジンバルを利用するのであれば、最低限事前にリグやフォローフォーカスなども載せる予定の状態のものを組んだ上で重量をチェックした上で、ジンバルを利用しましょう!
これだけやっていれば間違いないです。ちなみに上記積載重量はカウンターウエイトをつけてバランスをとる場合の重量も含まれます!
AliExpress WEEBILL-S 販売中
海外ですが、すでにAliExpressのZHIYUN公式ストアでWEEBILL-Sが販売されている状況です。いち早く手に入れたいという方は個人で輸入してみてはいかがでしょうか。中国から日本への送料も無料でDHLで配送されます。公式サイトでの販売なので安心できると思います。
11月上旬の国内発売ですが、なにかあった場合の保証などの問題も自分で解決して問題がなく、それでもいち早く入手したいという方がいれば技適は怪しいですが、AliExpressのZHIYUN Online Store(中国本社)からの購入もありかもしれません。
ZHIYUN社は今年、CRANE M2、世界最小スマートフォン用ジンバル「ZHIYUN SMOOTH Q2」など数多くのジンバルをリリースしてきました。今年最後のジンバルとなるのでしょうか?!
11月13日からInter BEE 2019(国際放送機器展)も控えており、このイベントでブースが登場したら新しい様々なジンバルの実機をみることができるのではないかと思います。
ZHIYUNブース情報ですが、映像制作/放送関連機材部門 / ホール4 / 小間番号4309 に出展しているようなので、興味のある方はぜひのぞいてみてはいかがでしょうか。
また海外のECサイト(AliExpress)でこういった製品を購入したときの保証が怖いと思うかもしれませんが、同じ疑問を持っていたので直接公式サイトに確認を取って確認したところ以下の回答をもらっていますのでご参考まで。
ご注文内容と異なる商品が届いた場合や、初期不良・破損がある場合、AliExpressと交換・返品・修理対応ができます。Amazonとの違いは、AliExpressでは香港に購入した商品を直接返送して交換や修理対応。またAliExpress上のZHIYUN オフィシャルストアで販売しているすべての商品は12ヶ月間の保証がついています。
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Weebill-sはUSB-Cからの外部給電は可能ですか?
WEEBILL-Sは交換可能な充電式バッテリー(18650のリチウムイオンバッテリーを2つ)を使用して最大14時間動作すると公表されてます。WEEBILL-Sから互換性のあるカメラを同時に充電することもできるとされてますが、外部からの給電にはいまのところ不明ですね。