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みなさんこんにちは。NORI(@norilog4)です。
最近のイヤホンは「ノイズキャンセリング」や高音質に対応したものが各社から数多く出てきており年々小型化・高機能化しています。
今回紹介するのは「Edifier NeoBuds Pro(エディファイア ネオバッズ プロ)」は、 世界初のハイレゾ対応ANC(アクティブノイズキャンセル)イヤホンとなっており現在Makuakeで先行購入ができる製品となっています。
Makuakeでの公開に伴い、先行してメーカー様から製品提供の機会をいただのでEdifier NeoBuds Proをレビューしていきたいと思います!
NORI
現在、Makuake(マクアケ)でクラウドファンディング中の商品となります。
Apple製品の他、カメラやドローンが好きです。趣味で2021年から登山やキャンプもはじめました。国交省全国包括許可承認取得済 三陸特/アマ無線4級/DJI CAMPスペシャリストを取得。運営者の詳しい情報はこちら
Edifier(エディファイア)とは
日本ではなかなか聞き慣れないブランド名で知らない方も多いと思いますが、1996年に設立されたEdifier(エディファイア)は本社は中国の北京にあり、正式名称はBeijing Edifier Technology Company、Ltd。
中国のオーディオ機器メーカーであり、主にパーソナルおよびホームエンターテインメント用のスピーカー、音楽システム、およびヘッドフォンを製造している企業です。
今回 Edifier(エディファイア)が世界初のハイレゾ対応ANCイヤホン「Edifier NeoBuds Pro(エディファイア ネオバッズ プロ)」を公開。
Edifier NeoBuds Pro
Edifier NeoBuds Pro(エディファイア ネオバッズ プロ)は世界初のハイレゾ対応ANCイヤホンとして、Makuake(マクアケ)以外のクラウドファンディングでも実績を残してきているイヤホンとなります。
商品の箱の右上にもしっかりと「Hi-Res Audio」とロゴが記載されています。
Edifier NeoBuds Pro プロモーション動画
Edifier NeoBuds Proの特徴
このイヤホンの大きな特徴をあげるとすると以下の通りです。
特に面白いなと思った機能は、プリセットされたサウンドチューニングを選ぶこともできますが、イコライザーなどをカスタマイズして自分好みのリスニング音に設定ができることです。
音に特にこだわりたいという方にとってはここまでカスタマイズできるだという驚きがあるのではないかと思います。
このイヤホンの特徴
- 最大42dBのノイズを排除
- ノイズキャンセリング機能搭載
- 外音取り込み可能
- イコライザー等のカスタマイズ可能
- 急速充電対応
- 防水規格IP54
- 最長24時間駆動
Edifier NeoBuds Proの外観・サイズ
後述しますが、本体の重量は58g。ケースを含めてみてもとても小さくて軽いイヤホンと印象を受けます。
持っているBose QuietComfort Earbuds と比べてもこの通り。
Bose QuietComfort Earbuds(94g)とEdifier NeoBuds Pro(58g)を並べて比較してもサイズ感は大きく違います。
それなのにBoseよりもコンパクトで軽く、高機能というのは凄いことです。
同梱品・付属品
ケースから箱を取り出すと25周年のいうロゴが出てきました。
Edifier NeoBuds Proの化粧箱ケースは25周年記念(1996年〜2021年)とあって、中身のパッケージも豪華になっている印象です。
ケース内のスポンジは音響スタジオなどでよく見かけるピラミッド型の吸音材スポンジになっているこだわり!
同梱品・付属品
- Edifier NeoBuds Pro 本体
- イヤーピース ×7
- USB-Cケーブル
- 25周年カード
- 取扱説明書
- キャリーケース
装着つける人に合わせたイヤーピースが7つ(7つのうち1つはイヤホンに標準付属)用意されています。
よくある「S・M・L」といったサイズバリエーションではないので、自分の耳に合ったぴったりのサイズのイヤーピースを見つけることができます。
Edifier NeoBuds Proのスペック・仕様
Edifier NeoBuds Proの主な仕様は以下の通りです。
Edifier NeoBuds Proの仕様 | |
---|---|
Bluetooth | V5.0 |
Bluetoothプロトコル | A2DP,AVRCP,HFP |
稼働時間 | 5時間+15時間(ANC ON時) 6時間+18時間(ANC OFF時) |
バッテリー容量 | 40mAh(earbuds) 500mAh(充電ケース) |
充電ポート | TYPE-C |
有効距離 | 10m |
防水規格 | IP54 |
インピーダンス | 24Ω |
入力 | 5V 200mA(earbuds) 5V 1A(充電ケース) |
コーデック | LHDC,AAC,SBC |
充電時間 | 10分の充電で1時間利用可能。 急速充電対応 |
出力音圧 | 92±3dB(A) |
周波数帯域 | 20Hz〜40KHz(LHDC with 900kbps) 20Hz〜20KHz(AAC,SBC) |
充電ケースの後ろにTYPE-Cのポートが搭載されています。急速充電に対応しており、わずか10分ほどの充電で1時間の利用が可能となります。
とにかく軽いケースと本体。
他社製品とのスペック比較
他社のノイキャン製品と性能・機能でどれほど違うのか表にしてみました。「Edifier NeoBuds Pro」と比較するのは「Apple AirPod Pro」「Bose Sports Earbuds」
Edifier NeoBuds Pro | Apple AirPod Pro | Bose Sports Earbuds | |
---|---|---|---|
ハイレゾ対応 | ○ | × | × |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 | 5.1 |
防水規格 | IP54 | IPX4 | IPX4 |
周波数帯域 | 20Hz〜40KHz | – | – |
ダイナミックドライバー | KNOWLES BALANCED ARMATURE DRIVER | APPLE DRIVER | HIGH-EFFICIENCY DRIVER |
ノイズキャンセリング | ○ | ○ | ○ |
稼働時間 | 24時間 | 24時間 | 18時間 |
コーデック | LHDC,AAC,SBC | AAC,SBC | AAC,SBC |
マイク数 | 6 | 6 | 4 |
専用アプリ | あり | なし | あり |
LED表示ランプ | あり | なし | なし |
重量 | 58g | 51g | 85g |
販売価格 | ● | 29,000円 | 24,200円 |
防水だけでなく、防塵にも対応しているEdifier NeoBuds Pro。
NORI
Edifier NeoBuds Pro 専用アプリ
サウンドチューニングを選ぶこともできますが、イコライザーなどをカスタマイズしたりノイズキャンセリング機能を選んだりするには「Edifier Connect(Android、iOS)」アプリが必要です。
Bluetoothでの接続
Edifier NeoBuds Pro をスマホ等と接続するには、充電ケースの中央にあるボタンを3秒ほど長押しすることで端末とのイヤホンのBluetooth接続が可能となります。
スマートフォンのBluetooth設定画面で表示される「EDIFIER NeoBuds Pro」を選択することでアプリと連動します。
Bluetoohの接続中には本体ケースのLEDが赤く点滅します。
接続が正常に完了すると、アプリ上にイヤホンのステータスなどが表示されます。一度接続されると次回からはケースから取り出すと自動で接続されます。
6つのマイクで音をクリアに
そしてもちろん、Edifierは音楽を聴くだけではなく、スマホ等の通話にも活用できます。
NeoBuds Proには、1つのイヤホンに3つずつ、合計6つのマイクが内蔵されており、4つのマイクで通話中の声を直接拾い、周囲の騒音を除去します。残り2つのマイクで風切り音などを抑えたり、会話の声をクリアな音質にしたりするようにできています。
ノイズキャンセリング切替方法
ノイズキャンセリングには4段階のモード切替が用意されています。アプリの日本語表示で多少違和感ある部分がありますが、これからのアプリアップデート等で改善されていくものと思われます。
タップするだけでノイズキャンセリングのモードを切替えられます。
4つのノイズキャンセリングモード
- 高ノイズキャンセル
- 低ノイズキャンセル
- アンビエントサウンド
- 正常
アンビエントサウンドモードを選択することで周りの環境音を取り込むことができます。また高ノイズキャンセルを選択するとかなり高いノイズキャンセリング効果を得ることができ、電車の中でも集中して音楽を聴くことができます。
集中しすぎて車内アナウンスも聞こえなくなり降りる駅を乗り過ごすこともあるので注意が必要です(笑)
アプリ右上の をタップすると Edifier NeoBuds Pro のアプリ側から電源を切ったり、再ペアリングを行うことができたり工場出荷時にリセットすることも可能となっています。
ダブルクリック設定
装着した左右のイヤホンをダブルクリック・トリプルクリックすることでコントロール動作設定を割り当てることができます。
割り当てが可能な機能は以下の6種類。
- 再生/一時停止
- ボリュームアップ
- 前の曲へ戻る
- 音声アシスタントを起動
- ゲームスイッチ
- 4つのモード選択(ノイズキャンセル)
左右で1つずつしか割り当てることができないので、普段よく使う機能を割り当てておくのがベストです。
選べるEQ(イコライザー)
画面を右にスライドさせてでてくるサウンドチューニングの画面では、アプリにプリセットで設定されている「クラシック」と「ダイナミック」のイコライザーを選択することができます。
LHDC/LDAC対応
iPhoneでは確認できませんでしたが、Android(Google Pixel 4)では設定画面にLHDC/LDACのアイコンが表示されます。コーデックに対応していない端末には表示がされないようです。
「LHDC(Low latency and High-Definition audio Codec)」は台湾の半導体メーカーSavitechが開発したBluetooth用オーディオコーデックとなっており、SBCと比較して約3倍以上のデータ伝送が可能。日本オーディオ協会(JAS)が、ワイヤレス接続における“高音質”を定義するライセンス「ハイレゾオーディオワイヤレスロゴ」に対応したオーディオコーデックとして、「LHDC」を認証しています。
ソニーによって開発された音声圧縮コーデックLDAC(96kHz/24bit、990kbps伝送に対応) のアイコンも表示されているのでタップしてみたところ
「LDACオーディオコーデックは一時的に利用できなくなり、後でサポートするために新しいヘッドセットファームウェアがリリースされる予定ですので、ご期待ください。」と表示されました。
近いアップデートにて、音質重視のLDAC対応のスマホでも利用できることになると思います。
Google Pixel 4で、LHDCの設定を900kbpsのストリームに選択して適用して音楽を聞いてみたところ…
すげぇぇええ!ここまで音が違うのか!!
という驚きを隠せませんでした。
音質にそこまでこだわりがなかった自分でもこの違いははっきりとわかるほど、それほどこの音の違いには驚きます。
いままでBOSEのイヤフォン音が綺麗すごい!と思って使っていた自分がどこかに消えました…冗談抜きで毎日 Edifier NeoBuds Pro が手放せなくなります!
特に音の臨場感がハンパない。
NORI
そんな感覚に陥るほど音の臨場感がすごいんです。アコースティックではその臨場感を楽しむことができます。
ギターのコードチェンジやフレーズ弾きの時に生じる「キュッ」という音なども間近で感じるような感覚になるレベル。
ちなみにいつも好きで聴いている「Music Travel Love」で試してみました。
NORI
自分好みの音質設定を作れる
カスタマイズをタップすることで、自分好みの音質を細かく設定することができるようになっています。ちょっとわかりにくいのですがカスタマイズボタンアイコンの中にある をタップすることで各種ゲインの調整が可能な画面が開きます。
画面に上にある のボタンをタップすると「スキャン(QRコードから設定読み込み)」または、「新しいカスタマイズチューニングを作成する」が選択できます。
NORI
カスタマイズ名をつけてゲインを調整して、自分好みの音質設定ができます。重低音が好きな人は一番左のゲインを一番上まで上げることで低音域を響かせることができます。
それ以外にもQファクターの調整(デフォルト設定は0.7)、周波数を絞ったゲインの調整などもでき、リアルタイムで音に反映されます。
Qファクター・周波数の設定を変更するには、該当の項目をタップして上下にスライドさせることで数値を変更できます。
急速充電対応
Edifier NeoBuds Proの充電ケース本体後ろにはTYPE-CのUSBポートが用意されています。
もしも充電がなくなった場合でも急速充電に対応しているので、わずか10分の充電で1時間の利用可能になります。もちろんモバイルバッテリーからの充電も可能です。
イヤホン本体とケースでの充電を含めた連続再生時間はANC(アクティブノイズキャンセル)をオンした場合20時間、ANCがオフであれば24時間となっています。
NORI
ゲームモード
通常の機能でも割とすごいと思ったのですが、もっと凄かったのがこのゲームモード。
アプリ上ではアイコンが「閉じる」「開く」と表示されていますが、ゲームモードの設定の「閉じる/OFF・開く/ON」の設定となります。
実際にゲームモードをONにしてみてCall of Duty Mobile(コール オブ デューティー モバイル)をプレイしてみました。
NORI
敵が近づいてくる足音の方向がはっきり聞き取れるだけではなく、弾がぶつかる金属音など臨場感あふれる音が広がります。
スマホでFPSやってる人は爆発音には注意ですが、一度試してみる価値があるゲーム対応のイヤホンでもあると思います。
Edifier NeoBuds Proの注意点
iPhone(iPhone SE 2020)とAndroid(Google Pixel 4)の両方でアプリを使ってみたところアプリ内での翻訳の違いが出ています。
一部翻訳されていないところがあったり、翻訳の文言が違うケースが見られます。
iPhone では音質の「カスタマイズ」がAndroidでは「オーディオマニア」となっていたりします。
アプリの翻訳等はおそらくこれからのアップデートで対応されるかと思いますが、なんとなくニュアンスは伝わるので操作ができなくなるとかの支障はないので、一旦問題は無しと判断します。
Edifier NeoBuds Proのレビュー動画
すでに国内外での Edifier NeoBuds Pro の動画レビューも公開されています。応援購入の参考にしてみてください。
良い点・悪い点
まだこれからアプリのアップデート等で現在起きている様々な不具合問題が解決されていくとは言え、翻訳やアプリのUIが悪い点としてあげるところ以外にはあまり見られないというのが正直な感想です。
このコンパクトサイズのイヤホンでこの音質は衝撃を受けたくらいです。
ハイレゾすげぇぇぇええ!!
耳が幸せになります。
Edifier NeoBuds Proの価格
13,999円(税込)となっていますが、応援購入180名限定であれば33% OFFの9,379円(税込)で購入することができるよ!
NORI
Edifier NeoBuds Proのレビューまとめ
本記事は、世界初のハイレゾ対応ANC(アクティブノイズキャンセル)対応のイヤホン Edifier NeoBuds Pro(エディファイア ネオバッズ プロ)についてのレビュー記事です。
小さなボディに様々な機能を詰め込みんだイヤホンですが、機能以上に驚くのがその価格。他の有名他社のイヤホンよりも安価で入手できるのは大きな魅力とも言えます。
NORI
以上、NORI(@norilog4)でした。