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みなさんこんにちは、NORI(@norilog4)です。
写真や映像データの保存ってどうしてますか?パソコンにしてもスマホにしても残しておきたいデータの保存方法はクラウドにするか、物理的に保存するHDDやSSDと様々な方法が出てきます。
特にフルサイズのカメラを使ってる方や、映像の制作をしている方は撮影データも4K,6Kと扱うデータも大きくなってきているので、保存先のストレージ問題は悩みの種とも言えるでしょう。
HDDでは転送速度が遅いのでSSDを選ぶ方も多いと思います。
今回紹介する「HyperDisk X(ハイパーディスク エックス)」は、現在Makuake(マクアケ)で応援購入ができる製品となっています。
メーカー様から製品提供の機会をいただので、しっかりとレビューしていきたいと思います!
NORI
2021年08月30日に終了予定となっている現在、Makuake(マクアケ)でクラウドファンディング中の商品です。応援サポーターは500人を超え、購入総額はすでに1千万円を突破している製品です。今回紹介する開発中の製品については、この記事で紹介しているものとデザイン・仕様が一部変更になる可能性もあります。
Apple製品の他、カメラやドローンが好きです。趣味で2021年から登山やキャンプもはじめました。国交省全国包括許可承認取得済 三陸特/アマ無線4級/DJI CAMPスペシャリストを取得。運営者の詳しい情報はこちら
HyperDisk X(ハイパーディスク エックス)
このHyperDisk Xという商品、Makuake(マクアケ)をチェックしてたガジェット好きならご存知かもしれませんが、過去にもMakuakeに登場していた「HyperDisk」の次世代モデルとなるバージョンのSSDです。
NORI
届いて驚いたのがそのサイズ感。
普段持ち運びで利用している「SanDisk PortableSSD」と並べてそのサイズを確かめてみました。
小さっ!!!
SandiskのポータブルSSDを持ったときもその軽さに驚いたのですが、HyperDisk X(ハイパーディスク エックス)はそれ以上にコンパクトで軽いです。
iPhone SE 2020と比較してもこの通り。サイズ的には5分の1くらいのサイズ感のSSDとなっています。
外観
メーカーのキャッチコピーでは、「超小型・指サイズSSD」と謳われていますがまさにその通りです。
正直こんなサイズなのに500GBや1TBが本当に入るのかと疑いたくなるほど小さいです。
ペラッペラの8インチや5インチのフロッピーディスク(FD)を知ってる年代からするとストレージの小型化・大容量化は驚きを隠せません。
サイズ・重量
メーカー公表スペックでは本体サイズは横28mm × 縦71.5mmとなっています。
実際に計測してみました。
長さ(縦)は71.5mm
横は28mm。
本体の厚みですが、Sandiskと並べて比べたときにはファンの分厚さが目立つ形に。厚さは14mmとなっています。
気になるのが重さです。Sandisk(サンディスク)のポータブルSSDは業界でもかなり軽い部類に入るSSDと言えますが…
Sandisk(サンディスク)のポータブルSSDは41g。
一方、HyperDisk X(ハイパーディスク エックス)は…
35g!
放熱性と耐久性に優れたアルミニウム合金で本体はできていますが、このSSDは…
NORI
実際に他社製品と比較した表がメーカーから公開されていますので、合わせてこちらもチェックしてみてください。
カラーバリエーション
今回提供いただいたのがブラックとなっていますが、応援購入ではシルバーも選べるようです。
同梱品・付属品
今回パッケージとして付属するのが以下のものとなります。
- HyperDisk X 本体
- TYPE-C to C(約45cm)
- TYPE-A to C(約30cm)
後述しますが、気になったのは付属の「TYPE-A to C」がUSB3.0のケーブルとなっていること。
転送速度の恩恵をフルに受ける場合、TYPE-C to C で本体とパソコン等を接続する必要があります。
HyperDisk X(ハイパーディスク エックス)のスペック
メーカー公表スペックは以下の通りとなっています。
HyperDisk X スペック・仕様 | |
---|---|
接続インターフェイス | USB 3.1(TYPE-C to C/C to A) |
ストレージ | 512GB 1TB 2TB |
本体サイズ | 512GB/1TB:71.5mm × 28mm × 14.4mm 2TB:138.7mm × 28mm × 14.4mm |
重量 | 512GB/1TB:38g 2TB:72g |
転送速度 | 読み込み(Read) 最大約 1,000MB/s 書き込み(Write) 最大約 900MB/s |
カラー | ブラック/シルバー |
互換性 | WindowsおよびMac OS などのデバイス全般 |
ストレージサイズ展開
512GB/1TB/2TB 全てが同じ指サイズなのかというとそうではないようです。2TBのSSDのみが長さが大きくなり138.7mm × 28mm × 14.4mmとなります。
読み込み速度・書き込み速度比較
付属のTYPE-Cケーブルを使ってMacbook ProへHyperDisk Xを接続。
パソコンとSSDを接続すると本体のUSB接続口のLEDランプが青く光るようになっています。
冷却ファンで転送速度性能をキープ
このSSDの面白い特徴とも言えるのが冷却ファン。
冷却ファンが付いている分本体の厚みが大きくなりますが、冷却ファンを搭載しているため、本体温度が上がりにくく、ファンがないものと比べると、ー40%程の冷却効果を実現しているとのこと。
作動時はSSD本体を約40℃に保つ仕様となっているようです。またファンが回ると様々な色に変化するのも特徴的な仕様と言えます。
耳を近づけると放熱口の穴から空気が流れ出るのがわかります。
NORI
このSSDの利用シーンを考えたときに、一眼レフカメラやポケシネ等の撮影動画用のストレージなどに使えるのではと思ったのですが、音声を収録する場合にはファンの風の影響もでてきそうなので、カメラに乗せての利用方法などはあまりおすすめできないと感じました。
BlackmagicのDisk Speed Testを使ってSandisk製品とのスピードテストをしてみた結果がこちらです。
Sandisk PortableSSD 500GB
結果は以下の通り。読み込みで最大528Mbp/sという結果に。メーカー公表値とほぼ近い値がでています。
HyperDisk X 512GB
メーカー公表値の最大1,000Mbp/sに近い値を計測。Sandisk PortableSSDのほぼ倍近い値の速度がでています。
ケーブルを変えることでスピードが変わることもあります。公正を期すHyperDisk Xに付属のTYPE-C to Cのケーブルを使用し両社のSSD転送スピードを計測しました。
NORI
ただし、ここで気になったのが付属のTYPE-A to Cのケーブルを使った転送速度です。実際に計測してみた結果がこちら。
HyperDisk X 512GB(TYPE-A to C)
USB 3.0のケーブルのため、やはり転送速度に影響が出てきます。読み込み速度も415Mb/sまで下がります。
メーカー公表値の転送速度の恩恵を受けるには、付属のTYPE-C to Cのケーブルを使用することをおすすめします。
SSDの中身が交換できる
最後に一番気になった機能の紹介です。
HyperDisk Xは、特別な工具を必要とすることなく簡単にケースを開けることができます。対応するM.2 NVMe SSDであれば自分で中身を交換することも可能となっています。
工具要らずで簡単交換
SSD本体のファン部分をスライドするだけで簡単にファンとSSDをわけることがきる仕様になっています。
交換対応可能なSSD
- 22×42mm(512GB/1TB)
- 22×110mm(2TB)
交換は上記サイズのNVMe SSDのみに対応しています。
まだまだこのサイズのNVMe SSDは市場に多く出回っていませんが、以下のSSDであれば交換対応可能なSSDとなっています。
SSDを取り外してみようとも思いましたが交換方法まではここではレビューしません。
SATA SSDは対応しておりません。またSSDの交換による破損、不具合等は保障対象外となりますので、SSDの交換の際はご自身の責任の上で中身の交換等行ってください。
実際に使っていて気になった点
実際に使ってみて気になった点は、外部から容量が見えない点です。
ケースを開ければNVMe SSDにサイズが記載されているのでわかるのですが、本体だけをみた場合ストレージ容量がいくつのSSDなのかは外見からはわからないという点だけ気になりました。
HyperDisk Xのレビューまとめ
本記事は、Makuake(マクアケ)で応援購入募集中となっている、超小型サイズのSSD「HyperDisk X(ハイパーディスク エックス)」についてのレビュー記事です。
放熱性と耐久性に優れたアルミニウム合金を使いながらも衝撃にも強くここまで軽くできる技術にも驚くばかりでしたが、普段持ち歩いて使うサイズのSSDとしてかなりおすすめできるサイズ感と軽さと言えます。
NORI
以上、NORI(@norilog4)でした。
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