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ドローン好きのみなさんこんにちは!NORI(@norilog4)です。
前々から少しずつリークされていたDJI Miniシリーズの最新版、DJI Mini 4 Proがついに登場しました。
過去のMiniシリーズの価格やスペックなどを比較して、最新機種はどんなところが変わったのか解説していきたいと思います!
NORI
Apple製品の他、カメラやドローンが好きです。趣味で2021年から登山やキャンプもはじめました。国交省全国包括許可承認取得済 三陸特/アマ無線4級/DJI CAMPスペシャリストを取得。運営者の詳しい情報はこちら
DJI Mini 4 Proプロモーション動画
早速公式動画でDJI Mini 4 Proのプロモーション動画が公開されています。縦型動画撮影は前モデルのMini 3 Proから引き継いで搭載しています。
DJI Mini 4 Proの特徴
今回発表されたDJI Mini 4 Proの大きな進化は大きく以下の4つです。
- 4K/60fps HDR 縦向き撮影
- 全方向障害物検知
- 最大伝送距離 20 km(日本では10km)
- ActiveTrack 360°
4K/60fps HDR縦向き撮影
4K/100fps スローモーションも撮影できるので、記憶に残るようなシーンをスローモーションで残すこともできます。
NORI
映像制作を専門にしている方にも嬉しい機能。カラーモードは10bit D-Log M/HLGD-Log M/HLG(ハイブリットログガンマ)で映像を残すことができます。
前モデルのMini 3 Proと比較すると、以下の点でカメラモジュールがアップグレードしています。
- HDR動画の録画スペックが、4K/30fpsから4K/60fpsへ
- スローモーションの録画スペックが、1080pから4Kへ
伝送距離が長くなった(10km)
公式では20kmとなっていますがこれは世界で見た時の表記となり、日本国内であれば10kmとなります。
それでもDJI Mini 3 Proが8kmだったので、2km伸びたということになります。
安全飛行の全方向障害物検知機能を搭載(APAS)
特にこれからドローンを始める方にとって、ドローンを安全にコントロールしたいと思う方も多いはず。
前モデルのMini 3 Proは前方/後方/下方ビジョンシステムしか搭載していませんでしたが、今回は左右もプラスされて全方向障害物検知へ。
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モニター画面がついた送信機DJI RC 2送信機
個人的には、多少高くても画面がついてるDJI RC 2がついたセットモデルがおすすめです。単体で購入すると46,200円となる送信機です。
その理由としては、Mini以外の上位モデルの以下機体で利用可能な互換性のある送信機になっています。今後新しく購入する場合に以下の機体をDJI RC/RC 2送信機に紐付けできれば送信機を複数台持ち歩く必要もありません。
- DJI Air 3
- DJI Mini 3 Pro:O3
- DJI Mavic 3 Classic:O3+
- DJI Mavic 3:O3+
- DJI Mavic 3 Cine:O3+
- DJI Air 2S:O3
過去モデルとの価格比較
実際に自分にはどのモデルが合うかどうかわからないと思いますが、参考までに過去のモデルとの比較表を掲載しておきます。
オプション/機体 | DJI Mini 4 Pro | DJI Mini 3 Pro | DJI Mini 3 | DJI Mini 2 SE |
---|---|---|---|---|
単体 | – | 83,160円 | 50,380円 | – |
DJI RC-N1付属 | – | 96,030円 | 64,900円 | 53,900円 |
DJI RC-N2付属 | 106,700円 | – | – | – |
DJI RC付属 | 107,910円 | 82,500円 | – | |
DJI RC 2付属 | 128,700円 | – | – | – |
Fly More コンボ (RC-N1付属) | – | – | 86,680円 | 75,300円 |
Fly Moreコンボ Plus (RC-N1付属) | – | – | 94,380円 | – |
Fly More コンボ (DJI RC付属) | – | – | 104,280円 | – |
Fly Moreコンボ Plus (DJI RC付属) | – | – | 111,980円 | – |
Fly Moreコンボ Plus (DJI RC 2付属) | 158,180円 | – | – | – |
Pro Fly Moreキット Plus | – | 29,480円 | – | – |
Mini 3 ProからバッテリーもセットになったFly Moreコンボはなくなり、Pro Fly Moreキット Plusという形で「キット」の別売りとなっていました。
今回のDJI Mini 4 Proでは、Fly Moreコンボ Plusという形で、新しくなった送信機(DJI RC 2 送信機)と3本のインテリジェント フライトバッテリー Plusがセットになっています。
どのモデルのセットを選ぶかによっても価格差は開きます。
過去モデルとのスペック比較
過去のミニシリーズと比較して変わった点を一覧表へ。飛行時間はDJI Mini 3 Proよりも2分減っています。
私も実際DJI Mini 3 Proを持ってますが、40分以上飛ばして撮影できるのはとてもメリットだと思います。
機体 | DJI Mini 4 Pro | DJI Mini 3 Pro | DJI Mini 3 | DJI Mini 2 SE |
---|---|---|---|---|
機体写真 | ||||
発売日 | 2023年9月25日 | 2022年5月20日 | 2022年12月9日 | 2023年4月10日 |
重量 | 249g未満 | 249g未満 | 249g未満 | 246 g |
飛行時間 | 45分 (インテリジェント フライトバッテリー Plus* 使用時) | 47分 (インテリジェント フライトバッテリー Plus* 使用時) | 51分 (インテリジェント フライトバッテリー Plus* 使用時) | 31分 |
縦撮影 | あり | あり | あり | – |
マスターショット | あり | あり | – | – |
センサーサイズ | 1/1.3インチCMOS | 1/1.3インチCMOS | 1/1.3インチCMOS | 1/2.3インチ CMOS |
最大静止画サイズ | 8064 × 6048 | 4:3: 8064×6048 (48 MP) 4032×3024 (12 MP) 16:9: 4032×2268 (12 MP) | 8064×6048 | 4000×3000 |
動画フォーマット | MP4 (MPEG-4 AVC/H.264、HEVC/H.265) | MP4/MOV (H.264/H.265) | MP4 (H.264) | MP4 (MPEG-4 AVC/H.264) |
内部ストレージ | 2GB | – | – | – |
カラーモード | D-Log M/HLGD-Log M/HLG/ノーマル | ノーマル/D-Cinelike | ノーマル | ノーマル |
障害物検知 | 全方向デュアルビジョンシステム、機体底部にある3D赤外線センサーで補助的に使用 | 前方/後方/下方ビジョンシステム | 下方ビジョンシステム | 下方ビジョンシステム |
映像伝送システム | O4 | O3 | DJI O2 | DJI O2 |
最大伝送距離 | FCC:20 km CE:10 km SRRC:10 km MIC(日本):10 km | FCC:12 km CE:8 km SRRC:8 km MIC(日本):8 km | FCC:10 km CE:6 km SRRC:6 km MIC(日本):6 km | FCC:10 km CE:6 km SRRC:6 km MIC(日本):6 km |
送信機 | DJI RC-N2 送信機 DJI RC 2 送信機 | DJI RC-N1 送信機 DJI RC 送信機 | DJI RC-N1 送信機 | DJI RC-N1 送信機 |
DIPSにDJI Mini 4 Proの情報はすでに登録済み
国土交通省への飛行許可・承認申請をオンラインで行うことができる申請システム、DIPS(ドローン情報基盤システム)にはすでに新しい機体であるDJI Mini 4 Proが登録されています。
2022年6月以降、無人航空機の登録が義務化され、登録されていない無人航空機を飛行させることはできなくなり、違反すると航空法に基づき、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科されますので注意しましょう!
DJI Mini 4 Proのまとめ
DJIのドローンで全方向障害物検知機能が搭載されている機種は、20万円を超えるような機体に搭載されているイメージがありましたが、今回はそれを覆した形になります。
新しく発表されたDJIの新製品DJI Mini 4 Proについてサクッと解説してみました。疑問点などがあればコメント欄などで教えてください!
SNSでも映える縦型動画や写真も撮影できて、全方向障害物検知機能が搭載されて安全に運行できるDJI Mini 4 Proはこれからドローンを始めるビギナー向けにもおすすめの機体だと思います!
ドローンを購入するならDJI認定ストアのシステムファイブもおすすめですよ!
NORI
以上、NORI(@norilog4)でした。