【レビュー】ココヘリ完全ガイド もしもの山岳救助・登山遭難対策用のお守りとして持ち歩いて欲しい

ココヘリ レビュー

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登山好きのみなさんこんにちは!ブロガーのNORI(@norilog4)です。

夏登山もそろそろ終わり、そろそろ紅葉シーズンが始まる秋登山がスタートします。

わたしは今年、人生で初めて吉田ルートから富士山登山に挑んできました。6合目から7号目の間でご来光を眺め、

富士山6合目からのご来光


4時間かからず無事に最高峰の「剣ヶ峰」へ登頂し眼下に広がる大パノラマを目にすることできたのですが、下りがとにかく、とにかくしんどかったです!!!

富士山から見た景色

みなさん登山の際に起こりうるもしもの時(怪我・遭難・事故)に備え何らかの対策をして山に行っていますか?

もちろん、万が一のことが起きなければいいのですが、もしも何か起きてしまった場合には、家族・知人のみならず職場の方にも迷惑をかけるだけではなく捜索してもらう方々にも迷惑をかけてしまうことになります。

今回はそんな登山好きの方におすすめしたい、実際にわたしも低山・高山へのどんな登山の時に必ず持ち歩いているお守りとも言える「COCOHELI(ココヘリ)」を紹介したいと思います。

目次 表示

  1. 山岳遭難、件数・遭難者数が過去最多の2022年
  2. 年に数回しか山に行かない私がなぜココヘリを利用しようと思ったのか?
  3. 登山時の遭難を守るココヘリとは?
  4. ココヘリのサービス・特典内容
  5. ココヘリをお得に利用する申込み方法
  6. ココヘリのメリット・デメリット
  7. 登山・山岳遭難対策制度 jRO(ジロー)との違い
  8. ココヘリの使い方
  9. ココヘリを利用する場合には登山届はセットで必ず出しておく(厳守)
  10. もしもの時の予備バッテリーとケーブルを持っていくと安心
  11. 遭難以外にでも利用できるココヘリの発信機
  12. ココヘリを契約してもしも遭難してしまったら
  13. スキー・スノーボードでのバックカントリーでの利用
  14. ココヘリに関するよくある質問
  15. ココヘリのまとめ
この記事を書いた人

山岳遭難、件数・遭難者数が過去最多の2022年

すごい高い山に行くから山で遭難すると思っていませんか?低山でも遭難します。体力が衰えた年配の方の遭難が多いのは事実です。

2023年6月15日付で昨年度(2022年)の山岳遭難統計が発表されており、1年間の遭難発生件数は3015件、遭難者総数は3506人で、いずれも統計をとり始めた1961年以降の最多数を記録しています。

連日、Yahooニュースで長野県の山での滑落や遭難のニュースを目にしていた記憶があります。

遭難による死亡・行方不明者数は327人で、前年から44人(+15.5%)も増加しているのです。

2022年度山岳遭難者数の推移表
出典:令和4年における山岳遭難の概況

2023年(令和5年)夏期における山岳遭難の概況

残念なことに、今年の夏も遭難件数は過去最高を記録。

夏季令和元年令和2年令和3年令和4年令和5年
構成比率
発生件数(件)606470533668738
遭難者数(人)669541597786809100%
死者・行方不明者54474645617.5%
死者47413642526.4%
行方不明者7610391.1%
負傷者33022725132435143.4%
無事救出者28526730041739749.1%
注:夏期とは、7~8月の2か月間を指します。

遭難者809人の内訳ですが、目的別にみると、登山が629人(77.8%)と最も多く、次いで、ハイキングが36人(4.4%)となっていました。

遭難者809人のうち、60歳代が181人(22.4%)と最も多く、次いで70歳代が165人(20.4%)、50歳代が152人。年齢的にも若い方よりもお金に余裕があると思うので、こういうところにお金をかけてもらいたいところです。

登山が好きなわたしにとっては、テクノロジーの力を使って少しでも多くの遭難者が減って欲しいと願うばかりです。

NORI

知らない人はぜひこの機会にこういったサービスを知ってもらい遭難リスクを減らしてもらいたいです!
ココヘリ
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年に数回しか山に行かない私がなぜココヘリを利用しようと思ったのか?

私は年に数回、多くても10数回程度しか仕事や趣味で山に行きません。

なぜ入会金や年額費用まで払ってココヘリを利用したのかというと、山での遭難は他人事ではなく、登山者なら誰もが遭難のリスクがあるということを理解しておく必要があると思ったからです。

過去、一緒に登山を楽しんだとある山岳会に所属し登山歴10年以上もあるベテランの登山家の知人から、その山岳会のメンバーが遭難で亡くなった話を聞きました。

登山中にもしもの時があった時に、周りに迷惑がかかったとしても命が助かる可能性があるからというのと、もしものことがあった場合、親や仲間に心配をかけたくないという思いからでした。

幸いなことにまだ山で怪我や遭難をしたことはありませんが、自然を相手にしているのでいつ何が起こるかわかりません。

自分自身がどんな状況になったとしても、確実に生きて家に帰るために COCOHELI(ココヘリ)に加入しました。

登山時の遭難を守るココヘリとは?

2016年にサービスを開始したCOCOHELI(ココヘリ)は、AUTHENTIC JAPAN株式会社が開発した山岳救助用無線測位(ビーコン)システムを含めたサービスです。

この登山用ザックについている黒い発信機がココヘリの発信機で、15万人が加入する山岳遭難対策のサービスを「ココヘリ」と呼びます。

山に行くと、この発信機をつけてる人を見かけることも多くなったと感じています。

NORI

ただまだまだ知らない人も多いので、この機会に登山時の命とお金の負担を守ってくれるココヘリを知ってもらいたいです!
登山ザックにつけたココヘリ

しかし、それでも今年も遭難のニュースを度々メディアで目撃します。

ココヘリの仕組み

ココヘリのサービスを紹介した動画が、公式YouTubeチャンネルで紹介されています。文章で紹介するよりも、動画を見てもらった方が早いのでぜひこちらをご覧ください。

ココヘリのサービス・特典内容

ココヘリを利用すると遭難時に全国の山域でココヘリが持つ全国の捜索ネットワークを駆使し、警察消防と連携しながら、提携民間ヘリコプター・ドローン、または地上からの捜索をしてくれます。

それ以外にも個人賠償補償として最大1億円。アウトドア用品補償として最大3万円が補償されるようになっています。

個人賠償補償の事例

・落石でほかの登山者へけがをさせた場合の治療費、通院費。
・遭難中、救助者にけがをさせてしまった場合の治療費、通院費。

NORI

もしもの時に捜索以外でもサポートしてくれる安心が色々とついているのがおすすめのポイント!

無償貸与の発信機(3種類)

ココヘリを申し込む際に無償貸与される発信機を色やロゴデザインから選ぶことができます。わたしが利用しているのはマットブラックのモデルです。

ココヘリを契約してから届くまで公式サイトには最短2日でお届けと記載がされています。都内に住んでいる私の場合は実際に2日でポストに投函されていました。

配送はクロネコダイレクトメール便を利用しており、タイミングや地域により若干異なる事もあるかと思いますが、会員証は大体2日程で届くようです。

ココヘリ発信機:マットブラック

現在展開されているのが以下の3種類。好みに応じて色やデザインを選ぶことができます。

マットブラック
サハラベージュ
THE NORTH FACE

ココヘリを利用するための費用

命とお金のリスクの負担を減らすココヘリを利用するために必要な費用は、以下の入会金と年会費を支払うことで利用することができます。

入会金年会費
3,300円5,500円(1年間)
14,500円(3年間)

ココヘリをお得に利用する申込み方法

もしもすぐにでも利用したい場合、入会金の3,300円が0円になって年会費だけの支払いになるのであればお得に感じませんか?

現在、ココヘリでは登山時の安心の輪を広げるプロジェクトとして「ご友人紹介キャンペーン第2弾」を開催しています。

このタイミングでココヘリに入会すると、1日先着100名限定でカラビナ型キーホルダーがプレゼントされます。

登山ザックにぶら下げて利用するときに別でカラビナを用意する必要もありません。

また、この記事を読んでいる方であれば、すでにわたしがココヘリを利用しているので、わたしからの紹介ということで入会金の3,300円が0円になります!

入会金を無料で利用するには、以下のお申し込みページ内にある「ご紹介用クーポンコード」欄にクーポンコードを入力してお申し込みください。そうすることでココヘリの入会金 3,300円が無料となります。

ご紹介クーポンコード:37970

  • 早期発見で命を守る
  • お金の負担から家族を守る
  • 安心・お得な会員特典
ご紹介クーポンコード入力欄へ37970を入力することで入会金3,300円が無料になります。

更新年会費5,500円を0円で利用する方法

NORI

使い方によってはさらにお得にココヘリを利用できるので要チェック!

上記紹介クーポンコードを使った場合、入会金は0円になり、初年度年会費は5,500円は必ず支払いが必要となります。

しかし次年度の更新時前に

  1. 新規会員を紹介する(登山好きな友達に紹介)
    • 1名につき、1,100円 を更新年会費から割引
  2. 会員限定の通販を利用する(欲しいものは会員限定ストアで購入)
    • 購入金額の 10% を更新年会費から割引

することで、更新年会費5,500円を0円にすることができます。具体的な割引計算ですが友達を3名紹介し、会員限定通販で22,000円分を購入することで翌年の更新年会費が0円になります。

ココヘリのメリット・デメリット

ココヘリを実際に利用していますが、登山時に安心できるポイントがいくつもあります。また会員証(発信機)も約20gと軽いので、ザックにつけて持ち歩いていても全く問題ありません。

Apple Watchに搭載されている転倒検出機能のように何かあった場合、自動的に緊急通報サービスに電話がかかり、緊急連絡先にも Apple Watch が連絡してくれルような機能はココヘリにありません。

ココヘリ自体には、自らSOSを発信する機能はない為、登山者自身か家族・知人からの通報がなければ捜索はして貰えません。そのため遭難した場合に捜索ポイントをできるだけ絞るため登山届をココヘリに共有しておく必要があります。

メリット
デメリット
  • 24時間・365日対応緊急コールセンターが対応
  • ココヘリによる無料での捜索(年間最大550万円まで)
  • 個人賠償責任補償(1億円)
  • アウトドア用品補償(3万円)
  • 会員専用サイトでお得に買い物できる
  • ココヘリだけでなく登山届提出は必須
  • 捜索山域は沖縄・島嶼部を除く。屋久島は対象。

NORI

ココヘリ利用規約第4条には登山届に不備があったり、下山連絡の不徹底、会員証(ココヘリ)の不携行などの場合、捜索費用の全額またはその一部をご請求することがある旨の記載があるので注意しよう!

登山・山岳遭難対策制度 jRO(ジロー)との違い

似たような山岳遭難対策制度としてjRO(ジロー)というものもあります。こちらは発信機がついていませんが、その分入会金や年会費がココヘリに比べて若干安くなっています。

入会金年会費
個人会員・家族本会員2,200円2,200円
家族会員1,650円1,650円

昔から登山をしていた方はむしろjRO(ジロー)の方を知っていたり、こちらの対策制度を利用しているという方も多いのかもしれません。ジローにはココヘリにはない以下の会員特典等も存在します。

2022年6月30日(木)に「ココヘリ」を運営するAUTHENTIC JAPAN株式会社は「jRO」を運営する日本山岳救助機構合同会社を100%子会社化したことにより、jRO&ココヘリ統合プランも発表されています。

jRO会員限定で入会金が無料でココヘリを申し込むことができるので、もしもjROのみで利用されていた方は多少年会費はアップしますが、この機会で申し込んでみてもいいかもしれません。

NORI

jRO&ココヘリ統合プランに移行する際には今まで利用できてたものが、できなくなることもあるので注意してね!

jRO&ココヘリ統合プランへ移行する際の注意点

jROからココヘリへプラン統合することで支払う費用はアップしてしまいますが、受けられるサービスは増えます。しかし統合プランへ移行するとjRO会員ページやアプリでできなくなることもあるので、注意が必要です。

jRO会員マイページ
  • ココヘリ加入済みの方は今後ご利用できません。
  • ご契約内容の照会・変更は、ココヘリのマイページから行う。
jROデジタル会員証アプリ
  • ココヘリ加入済みの方は今後ご利用できません(有効期限が更新されません)。
  • ココヘリの端末を持っていることが、jRO資格の証明となります。
  • jRO会員番号はなくなり、ココヘリ端末番号に統合されます。

※ココヘリにご加入でないjRO会員の方は、今後も変更なくアプリをご利用いただけます。
※2022年7月以降ココヘリに加入した方は、アプリを利用いただけません。

ココヘリ
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ココヘリの使い方

ココヘリの使い方

安心して山でココヘリを使うには事前にしっかりとセットアップをしておく必要があります。もしもココヘリを持っていてまだセットアップが完了していなかったり、漏れている項目があれば今一度見直してみてください。

契約後、送られてくるココヘリ発信機のケースに使い方が記載されています。使い方の流れは以下となります。

初期設定

同封物、同梱冊子を確認して充電。同封物として0.3mのUSBケーブル2.0(USB A-Typeオス to Micro-B Typeオス)が入っています。まずはココヘリ発信機のランプが緑に点灯するまで充電を完了させましょう。

もしもの時の情報を家族に共有

パッケージ裏面に情報を会員証IDや普段利用している登山届の提出先を記載できる項目があります。

また会員専用の24時間365日対応のココヘリ捜索要請窓口の電話番号も記載されています。

登山計画を家族・友人に共有

一人で登山に行く場合、登山仲間などと一緒に山に行く場合には、事前に家族や登山仲間、知人などに連絡が取れるように共有しておきましょう。もしもの時に関係者に連絡したり、遭難した場合に捜索が可能になります。

ココヘリからの登山届・登山計画の提出方法

パソコンやスマホからココヘリマイページにログインして「登山計画」を提出することができます。

この登山計画提出ですが、いくつか注意点があります。

最近では登山を楽しむYAMAPを利用している人も多いのでそちらを利用して登山届を出している方もいるでしょう。その場合はYAMAPで作成した登山計画のURLをコピーしてココヘリ側の登山計画②に貼り付けて提出します。

YAMAPアプリから登山計画のURLを取得する方法

アプリ右上にあるミートボールメニューをタップしてでてくる「共有」ボタンをタップすることでYAMAPの登山計画のURLを取得することができます。これをココヘリ側の登山計画の共有URL貼り付け欄にペーストします。

ココヘリ利用規約違反時のヘリ出動費請求について

ココヘリ利用規約第4条には

下記①②③に該当する場合、当社は会員さまに対して捜索費用の全額またはその一部をご請求することがある旨の記載があります。

①下山連絡の不徹底
②登山届内容の記載ミス
③会員証(ココヘリ)の不携行など

たとえもしもの時に補償してくれるココヘリを契約をしていても、登山届を出さずにココヘリを持ち歩いていても意味がありませんので注意しましょう!

ココヘリを持って登山へ!

天候の変化や安全に注意しながら登山を楽しみましょう!

登山を楽しむ姿

ココヘリ発信機の充電方法

発信機型のココヘリ会員証は、Bluetooth®(ブルートゥース)機能を搭載し、スマートフォンアプリで発信機を探すことができ、フル充電で約2.5ヵ月持続します(1ヵ月に1回の充電を推奨)

充電ケーブルの種類はUSBケーブル2.0(USB A-Typeオス to Micro-B Typeオス)で発信機に充電することができます。

充電時のランプ状態

本体のランプ状況は以下の通りになっています。登山に行く前に動作が正常になっているか確認しておくことをおすすめします。

ココヘリ
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専用ホルダーで登山ザックなどへ取り付け

発信機の取り付け場所ですが、会員証を山に持って行っても取り付け方の場所を間違えたりすると、もしもの時にヘリコプターから電波が受信できなくなってしまいます。

公式サイトの案内では、「会員証(発信機)はザックの雨蓋や、ショルダーストラップの上面など、たとえ倒れたとしても体が覆い被さらない位置へ設置ください」と注意書きがされています。

発信機の電波状況

ココヘリの発信機から発する特定の電波の到達距離はなんと最長 16 km も広範囲に飛び、電波の強度から絞り込みを行うことで位置を正確に特定することができます。

ココヘリの間違った使い方

ただし上記のような間違った使い方、取り付け方をしてしまうとその電波範囲も狭くなります。

ただわたしの経験上、過去の登山で一度だけショルダーストラップの上面にいつものように取り付けていて、発信機が外れたことがありました。

発信機ホルダーで固定できるストラップの大きさは最大25mmとなっています。メーカーによってショルダーストラップが細い場合もあり、万が一の時に備えて同梱のパラコードを装着して活用することをおすすめします。

発信機ホルダーをザックのベルトへ安全に取り付ける方法(動画)

・ザックのベルトへパラコードを通し、ホルダーを固定。
・できる限りザック上部に装着

ココヘリを利用する場合には登山届はセットで必ず出しておく(厳守)

登山届を出さずにソロで登山に行くのは無謀としか言いようがありません。例えYAMAPを使っていても、誤って携帯を落としてしまって電波がない状況で日が暮れてしまい、ルートが確認できなくなったなどの状況に陥った場合、全国のどこの山にいるかもしれないあなたを早急に見つけ出すことが非常に困難です。

ココヘリを利用する場合の登山届の提出方法と出し方

ココヘリを使った登山届の提出方法は記事内でも紹介していますが、もう少し具体的に掘り下げていきたいと思います。

登山前の登山計画・登山届けはココヘリのマイページ内のメニューの中にある「登山計画」から提出することができます。

登山届を作成して共有できる他社サービス

ココヘリは上記のサービスよりも後発のため、登山届をスマホやパソコンから提出する際に他社サービスを利用して作成している方も多いと思います。

それぞれで提出する方法が変わってくるので、利用しているサービスでの登山届の提出方法を確認しましょう。

コンパスを利用して登山届を提出する場合

コンパスを普段利用してココヘリを契約している方であれば、コンパス側で登山届を提出するだけでOKです。

コンパスで登山届を提出されている場合、別途ココヘリへ共有する必要はありません。

コンパスの登山計画作成ページ内にある「山岳遭難保険・制度」の項目にココヘリ会員のチェックを入れて自身の発信機に記載されている9桁の番号を入力。

コンパスの登山計画作成ページ内にある「山岳遭難保険・制度」

「緊急連絡先」の欄には、ココヘリではなく、ご家族・ご友人の連絡先を記入

コンパスの登山計画作成ページ内にある「緊急連絡先」の登録フォーム

もしもの際はココヘリ事務局がコンパスから登山届を確認して捜索をしてくれます。

NORI

これで登山届の提出は完了だよ!

YAMAP(ヤマップ)を利用して登山届を提出する場合

わたしは普段地図をダウンロードできて圏外の場合でもルートを確認できるYAMAP(ヤマップ)を利用しています。

YAMAP / ヤマップ 登山地図アプリ - 山歩しよう。

YAMAP / ヤマップ 登山地図アプリ – 山歩しよう。

YAMAP INC.無料

ヤマップを利用して登山計画・登山届を提出する場合については、コンパスと違い多少手間がかかりますが、ココヘリのマイページからヤマップで作成した登山届のURLを共有して送信する必要があります。

ヤマップアプリから登山計画書作成・共有URLの取得

ヤマップアプリを使って登山計画を作成する場合、メモ欄に以下の内容を入れておくことをおすすめします。

ヤマップアプリから登山計画書作成・共有URLの取得
ヤマップアプリから登山計画書作成・共有URLの取得

NORI

メモ欄に記載する項目は以下をコピペして自分のシーンにあわせて書き換え使ってみてね!
メモ欄テキスト
ココヘリ捜索電話窓口:〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇(24時間365日対応)
ココヘリ会員 ID :000000-000
備考:○月○日 ○:○を過ぎても下山の連絡の無い場合は、○○県警とココヘリに捜索依頼をお願いします。

ヤマップアプリを使って登山計画を作成後、ココヘリのマイページからヤマップで作成した登山届のURLを共有して送信すれば完了です!

ヤマレコ(無料)を利用して登山届を提出する場合

ヤマレコのアプリを使ってを使って登山計画を作成する場合、ヤマップと同様に「山行計画の編集」画面内にある「その他情報欄」に以下の内容を入れておくことをおすすめします。

ヤマレコのアプリを使ってを使って登山計画を作成する方法
ヤマレコのアプリを使ってを使って登山計画を作成する方法

ヤマレコプレミアムプラン(年額4,980円/月額408円)の場合にはコンパスへの登録が利用できます。

ココヘリに送信するための共有URLの取得方法は、作成した山行計画を開き右上にあるアイコンをタップ。

アクションメニュー内にある「URLをコピー」をタップすることでココヘリの登山届に送信できるURを取得できます。

ヤマレコのアプリを使ってを使って登山計画を作成・共有する方法
ヤマレコのアプリを使ってを使って登山計画を作成・共有する方法

ココヘリのマイページからヤマレコで作成した登山届のURLを共有して送信すれば手続きは完了です!

NORI

利用しているサービスによって少し手続きが変わるので覚えておくとOK!コンパス以外のサービスを利用している場合はセットで手続き!

もしもの時の予備バッテリーとケーブルを持っていくと安心

登山届を出した上で、山で万が一遭難し

  • スマホのバッテリーが切れてしまった
  • ココヘリの充電を忘れてしまっていて使えなくなった

ということが起きた場合、外部と連絡が取れないまたは遭難捜索で位置や場所を特定できないという事態が起こってしまいます。

例え日帰りの登山だとしても数日スマホが稼働できるバッテリーと、スマホの充電ケーブルココヘリの充電ケーブルを合わせて持ち歩くとさらに安心です。

NORI

充電ケーブルと一緒に持ち歩く登山におすすめの軽量バッテリーはこちら

個人的にメーカーのサポートもしっかりしており、日本製や信頼性のあるメーカーで安心して利用できるバッテリとしておすすめできるのがAnkerエレコムcheero(チーロ)MOTTERU (モッテル)あたりです。

メーカによってデザインやカラーなどが大きく変わってくるので、個人の好みで選んでもOK!

登山で使える小型モバイルバッテリーを選ぶ上で重要なポイントとしては、以下の二つがある充電器であればあとは容量やデザインによって選んでもOKという感じです。

  • ココヘリの充電ケーブルを使って充電が可能(USB A-Typeの口がある)
  • 利用しているスマホの充電が可能(USB Type-Cの口がある)

遭難以外にでも利用できるココヘリの発信機

ココヘリの会員証(発信機)には遭難時の捜索用の特殊な電波とは別に Bluetooth も搭載されており、LIFE BEACONというアプリをお手持ちのスマートフォンにインストールすることで、スマホから会員証を探すことができます。

技術仕様・Bluetooth 4.x (Bluetooth Low Energy)
・920MHz帯特定小電力無線局
適合規格・Bluetooth SIG認証
・日本電波法認証

アプリ(LIFE BEACON)のセットアップ

ココヘリの会員証(発信機)を探すにはセットアップが必要になります。

ココヘリアプリ(LIFE BEACON)のセットアップ

アプリストアのリンクからアプリをインストールします。

LIFE BEACON

LIFE BEACON

AUTHENTIC JAPAN Co. Ltd.無料

ココヘリの会員証(発信機)を充電してアプリをインストールしたスマホを近づけることで登録することができます。

ココヘリの会員証(発信機)をつけているザックや、自宅の鍵などを一緒にしておくと見当たらない時にアプリを開くと、 Bluetooth の電波を拾って捜索することができます。

表示されている数字は電波の強度です。発信機に近づけば近づくほど数字が100%に近づきます。

発信機からスマホが離れている場合
発信機のすぐそばにスマホがある場合

また GPS 機能も付いているので、会員証を無くした場所がわかる履歴機能を使って捜索に活用することもできます。(登山ザックの盗難防止策としても有効)

NORI

専用アプリを使うことで会員証の場所を探すことができる機能も便利だぞ!

ココヘリを契約してもしも遭難してしまったら

もしも登山で遭難してしまった場合には以下の手順で、ココヘリがあなたを搜索してくれます。

ココヘリの登山者捜索活動の流れ
捜索活動の流れ – ココヘリ

ココヘリを利用する上でしっかりと登山届を出して、発信機を持ち歩いていればもしもの時にあなたを見つけてくれます。

スキー・スノーボードでのバックカントリーでの利用

群馬県の川場スキー場からの武尊山への冬季登山に、ココヘリ端末の携帯が義務化されています。夏から秋にかけての登山だけではなく、冬のバックカントリー登山でも利用され始めているようです。

しかしここで注意したいのが契約内容やココヘリの仕組みです。

もしもなにかあったときはココヘリが捜索してくれますが、ココヘリに付帯している年間最大1億円となる個人賠償責任制度にスキー・バックカントリースキー・スノーボード・バックカントリースノーボード・スケート中は除かれているので注意しましょう。

またもしも雪崩に巻き込まれてしまった場合、ココヘリ発信機の電波状況もちゃんと動作するかわからないというのが現状です。

バックカントリーを楽しむ際には、ココヘリとは別で雪崩ビーコンを装着したり、スキーやスノーボード専用の保険へ加入しましょう。ココヘリはあくまで登山に特化した補償サービスです。

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ココヘリに関するよくある質問

ココヘリに入会すると発信機(会員証)はいつ届きますか?
タイミングや地域により若干異なる事もあるかと思いますが、クロネコダイレクトメール便を利用して会員証は大体2日程で届くようです。
ココヘリを解約する場合はどうしたらいいの?

ココヘリ解約申請ページから解約の申請後、メールに記載された期日までにレンタル中の会員証端末をご返却する必要があります。
ココヘリ利用の更新方法は?
ココヘリサービスの契約は「自動更新」となっており、更新月の約2ヶ月前に登録されたメールアドレスへ更新案内メールが届きます。更新月の前月末までにご解約のお申し出がない場合には、自動更新となります。

更新をせずに解約する場合、契約満了日から7日以内に、メールに記載の住所へ会員証(発信機)を返送します。

ココヘリのまとめ

本記事は、AUTHENTIC JAPAN株式会社が提供している、登山の遭難時に早期発見で命とお金の負担からあなたを守る「COCOHELI(ココヘリ)」のレビュー記事です。

登山が好きな人、これから登山を始めてみたいと思う人にはぜひ知っておいてもらいたいサービです。

ココヘリを利用してからもうすぐ2年以上になりますが、何かあった時の心の安心という意味では、どんな高さの山に行くにしても登山届を出し、お守りとして持ち歩いてます。

ココヘリの評価・レビュー
性能・機能
 (5)
使い勝手
 (5)
耐久性
 (5)
デザイン
 (5)
価格
 (5)
総合評価
 (5)

登山の冒険は、自然の美しさと刺激的な体験を私たちに提供してくれますが、安全が何よりも大切です。

「COCOHELI(ココヘリ)」は、まさにその安全と安心を提供してくれるサービスです。

利用してからの2年間、低い山からどんな高い山へも安心して挑戦できる自分を感じています。

そして、自分の周りにいる家族や友達の安心のためにもこのサービスの価値は計り知れません。すべての登山愛好者やこれからの冒険者に、この温かい安心のパートナーを知ってほしい。

登山者の安全と家族の心を守る「COCOHELI(ココヘリ)」で、もっと自由に、もっと安心して山を楽しみましょう。

NORI

ココヘリをお得に利用したい場合は、この記事に記載のある紹介コードとともに公式サイトでチェックしてね!

以上、NORI(@norilog4)でした。

ココヘリ 入会金無料キャンペーン 第2弾

  • 早期発見で命を守る
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  • 安心・お得な会員特典
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