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今すぐできる!DJIリモートID対応機種の簡単紐付け方法を徹底ガイド

DJI リモートID対応ファームウェア リリース

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ドローン大好きなみなさんこんにちは!ガジェットブロガーのNORI(@norilog4)です。

以前からDJIより告知されていた、以下の記事で紹介していたリモートID対応のファームウェアがリリースされています。

これからドローンを購入して飛ばそうと考えている初心者の方などは特に注意が必要です。必ずこのリモートIDを機体に紐付けた上でフライトしてください。

NORI

リモートID対応の機種を持っている方は紐付け方法も合わせてチェックしてね!
この記事の監修者

リモートID機能とは?

そもそもドローンを飛ばす上で必要な「リモートID機能」とは何なのか?わからないかたのために簡単に説明します。

無人航空機登録ポータルサイト「無人航空機登録ハンドブック」より抜粋

リモートID機能とは、無人航空機(ドローン等)の識別情報を電波で遠隔発信するための機器で以下の2種類に分類されています。

  • 内蔵型
  • 外付型

外付型の場合には、その分機体へ外付型機器の重量が追加されるので、申請時の機体は改造扱いとして申請する必要がありこれがデメリットとなります。

内蔵型の場合は、ファームウェア等のアップデートで対応できるためそのままの機体重量で申請することができるというメリットも生まれます。

今回この記事で紹介しているのは、DJIのリモートID内蔵型タイプのドローンとなります。

リモートID機能掲載義務化の説明動画

DJIのリモートID対応機種

DJIで国内向けに販売されているドローンで、リモートID対応と公式で発表されている機体は以下の通り。

カテゴリーモデル
一般向けドローンDJI Mini 3 シリーズ
DJI Mavic 3 シリーズ
DJI Air 2S
Mavic Air 2
DJI Mini 2
DJI FPV
業務用ドローンMATRICE 30 シリーズ
MATRICE 300 RTK
農業用ドローンAGRAS T30
AGRAS T10

NORI

上記以外の機種はリモートIDが対応していないので注意!

各機体とアプリの対応バージョン

DJI Flyのバージョンは1.6.6から日本向けのリモートID要件に対応となります。

DJI Fly

DJI Fly

DJI無料

対応機種

  • DJI Mini 3 Pro
  • DJI Mavic 3
  • DJI Air 2S
  • DJI Mini 2

各機種のリモートID対応最新ファームウェアは以下の通りとなります。

  • V01.00.0150(Mini 3 Pro)
  • V01.00.0800(Mavic 3)
  • V02.04.2190(Air 2S)
  • V01.05.000(Mini 2)

リモートIDと機体の紐付け方法

DJI Mini3 Pro リモートID 付与方法

各機体を最新ファームウェアにアップデート後、機体と接続後の「安全」部分に「無人航空機システムリモートID」が表示されます。

ファームウェアのアップデート中は以下の画面が表示されます(Mini3 Proの場合)

DJI Mini3 Pro リモートID 搭載方法
Installing system update中の画面
DJI Mini3 Pro リモートID 搭載方法
System is optimizing中の画面

アップデート完了画面

送信機ファームウェア インストール完了が表示されたら機体とコントローラーを接続します。

DJI Mini3 Pro リモートID 搭載方法

機体との接続後、安全の項目を下までスクロールするとリモートIDの設定部分が表示されます。

無人航空機システムリモートID (Remote ID)の項目をタップしましょう。

DJI Mini3 Pro リモートID 搭載方法
無人航空機システム リモートID

リモートIDは、飛行中のドローンからID情報と位置情報を提供し、他のオペレーターがそれらを受信できる機能です。適用される規制を遵守するために、リモートIDは、登録番号、ユーザーから地理的位置などの情報を伝送する場合もあります。

項目の中に青い文字で「インポート」という項目があるので、タップします。

DJI Mini3 Pro リモートID 搭載方法

国土交通省航空局にログイン(ドローン登録システム)

機体のシリアル番号が表示されたログイン画面が表示されます。
ドローン登録システムに登録したDCNから始まるログインIDとパスワードが必要になります。

DJI Mini3 Pro リモートID 搭載方法

事前に機体登録申請を行なったIDとパスワードを入力してログインします。

DJI Mini3 Pro リモートID 搭載方法

問題がなければ「インポートしました」と表示されます。

DJI Mini3 Pro リモートID 搭載方法

これで事前にドローン登録システムに申請登録したリモートIDが付与されます。

DJI Mini3 Pro リモートID 搭載方法

NORI

ドローン登録システムに利用したIDパスワードを事前に用意しておくと進めやすいぞ!

ドローン登録システムからの登録完了お知らせメール

【ドローン登録システム】リモートID情報登録完了のお知らせ

画面上で「インポート済」と表示されたあとに、ドローン登録システムから上記の画像のメールが届きます。

記載されている内容は以下の通りです。

メールの記載内容

  • 送信元:国土交通省航空局無人航空機登録制度担当
  • 登録記号(JUから始まる記号番号)
  • 製造番号
  • リモートID状態:書き込み済み

NORI

このメールの通知を受信したことでリモートID機器へのリモートID情報の登録が完了したことになるよ!

DJIのリモートID対応機種

今回紹介したリモートID内蔵に対応しているドローンはこちら

DJIリモートID対応機種の対応スケジュール

公式のプレスリリースから2022年6月20日~各種対応機種のファームアップについては、順次対応を進めておりますとのアナウンスされております。

DJI FPV、Mavic Air 2については以降順次対応していく予定とのこととなっています。

【公式案内】リモートID対応機種に対するリモートID書込み方法

公式サイト上でも一般向けドローンに対してのリモートID書込み方法をわかりやすく解説しています。

DJI機体 リモートID対応方法のまとめ

本記事は、DJIから発売されているリモートID対応機種のファームウェアアップデート方法と、リモートIDの付与方法をまとめた解説記事です。

2022年6月20日以降、登録義務化が必須となり、DJIで発売されているリモートID機能が内蔵されていない機種を登録義務化以降購入する場合には、外付型の機器を別途取り付けなければならなくなったりするので、ドローンの登録手続き申請がさらに複雑・面倒なことになります。

ここで紹介している上記のDJIのリモートID機能対応機種であれば、外付型の機器を別途取り付ける必要はなく、今回紹介している方法でリモートIDを機体に付与することができます。

航空法の規制対象となるドローンがほとんどなので、法律違反で捕まったり罰金を払ったりすることがないようルールを守ってドローンの空撮を楽しんでください。

以上、NORI(@norilog4)でした。

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