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在宅ワークが当たり前となった現代において、長時間のデスクワークを支える椅子選びは、もはや仕事の生産性や健康に直結する重要な投資となっています。そんな中、人間工学に基づいたオフィス家具で定評のあるFlexiSpotから、2025年7月に満を持して登場したのが「C7 Morpher(モルファー)」です。

この記事はFlexispot Japan株式会社より「C7 Morpher」を提供いただき実際に利用したレビュー記事を作成していますが、サイト運営ポリシーに則り製品を利用して感じたことをそのまま記事にしています。
この製品は、整形外科医100名の98%が推奨するという驚異的な評価を獲得し、従来のオフィスチェアの概念を覆すスライド式独立型セパレート構造を採用した革新的なモデルです。価格は96,800円(税込)と、10万円以下の価格帯でありながら、高級チェアに匹敵する機能性を実現しています。
本記事では、実際にC7 Morpherを使用した詳細なレビューを通じて、その組み立て過程から各機能の実用性、長時間使用での快適性まで、購入を検討している方が知りたい情報を包括的にお伝えします。特に在宅ワーカーや長時間のデスクワークに従事する方にとって、この椅子が本当に投資に値するのかを客観的に評価していきます。
なぜC7 Morpherが注目されるのか
C7 Morpherが市場で注目を集める理由は、単なる多機能性だけではありません。FlexiSpotが長年培ってきた人間工学の知見を結集し、従来のオフィスチェアでは実現できなかった「身体の動きに追従する」という新しいコンセプトを具現化した点にあります。
従来のオフィスチェアの多くは、固定された背もたれと座面の組み合わせで身体をサポートしていました。しかし、実際の作業中には前傾姿勢になったり、リラックスして後傾したりと、姿勢は常に変化します。C7 Morpherは、この動的な姿勢変化に対応するため、背もたれが上下に分離し、それぞれが独立して動作する革新的な構造を採用しています。
この技術革新により、どのような体型や作業スタイルの人でも、常に最適なサポートを受けられるようになりました。

医師からの高い評価も、この科学的なアプローチが実際の健康効果として現れていることを裏付けています。
製品概要:C7 Morpherの基本仕様と特徴
FlexiSpot C7 Morpherは、同社のCシリーズの最新フラッグシップモデルとして位置づけられています。「Morpher(モーファー)」という名前は「変形する」という意味を持ち、ユーザーの体型や姿勢に合わせて柔軟に形を変える特性を表現しています。
基本仕様一覧
項目 | 仕様 |
---|---|
製品名 | FlexiSpot C7 Morpher |
価格 | 96,800円(税込) |
全体寸法 | 幅70 × 奥行71.5 × 高さ108~141.5cm |
座面高さ調整範囲 | 44.5~53.4cm |
座面奥行調整 | 8cm |
重量 | 約26.7kg |
耐荷重 | 136kg |
張地 | エアリアルメッシュ(特製メッシュ) |
フレーム素材 | PA+GF30% |
脚素材 | アルミ合金 |
キャスター | PA6+PU(ウレタン) |
保証期間 | 5年間 |
カラーバリエーション
C7 Morpherは、現代のオフィス環境やホームオフィスに調和する2色展開となっています。


- ブラック: 最もスタンダードで、どのような環境にも馴染みやすい定番色
- グレー: より柔らかい印象で、明るいオフィス環境に適した上品な色合い
どちらの色も、メッシュ素材の質感と相まって高級感のある仕上がりとなっており、家庭用としても違和感なく使用できるデザイン性を実現しています。
他モデルとの違い
FlexiSpotのCシリーズには、C2、C5、C7 Pro、そしてC7 Morpherがラインナップされていますが、C7 Morpherは以下の点で他モデルと差別化されています。
ちなみに筆者は、このC7 Morpherを利用する前はC7 Airを利用していました。
Cシリーズ検討されている方に向けて、主な違いをまとめてみました。
C7 Proとの主な違い:
- スライド式独立型セパレート構造の採用(C7 Morpherのみ)
- 前傾チルト機能の搭載(0°~10°)
- より高度な4Dアームレスト機能
- エアリアルメッシュの採用による座り心地の向上
下位モデル(C2、C5)との違い:
- より多くの調整ポイント(16箇所の調整が可能)
- 医師推奨という客観的な評価指標
- より高い耐荷重(136kg)
- 長期保証(5年間)
これらの違いにより、C7 Morpherは単なる上位モデルではなく、全く新しいカテゴリーのオフィスチェアとして位置づけられています。価格差を考慮しても、長時間の使用や健康への投資として考えれば、十分に価値のある選択肢と言えるでしょう。
開封・組み立てレビュー:実際の組み立て体験を詳細レポート

梱包状態と第一印象
C7 Morpherは、71×65×47cmの大型段ボール箱で届きます。大人一人(男性)でも運ぶのはちょっと大変かもと思える総重量は約26.8kgと、一般的なオフィスチェアと比較してもずっしりとした重量感があります!
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梱包は非常に丁寧で、各パーツが個別に保護材で包まれており、輸送中の損傷を防ぐ配慮が行き届いています。また箱の大きさほどの日本語解説書も同封されており、非常にわかりやすくなっています。

開封時に特に印象的だったのは、部品の精度の高さです。バリや歪みなどの製造上の不具合は一切見当たらず、品質管理の徹底ぶりが伺えます。

組み立てに必要な準備
組み立てを始める前に、以下の準備をしておくことをお勧めします
最低でも2m×2mの作業スペースを確保してください。部品を広げて作業するため、狭いスペースでは効率が悪くなります。
推奨人数: 公式には1人でも組み立て可能とされていますが、重量のある部品(特に座面と背もたれの結合部分)があるため、腰に不安がある方や、女性で力に自信がない方などは2人での作業を強く推奨します。
工具: 付属の六角レンチとドライバーのみで組み立て可能です。追加の工具は一切必要ありません。


組み立て手順の詳細
最初に5本脚のベース部分を組み立てます。アルミ合金製の脚は非常に頑丈で、キャスターの取り付けも簡単です。キャスターはウレタン製で、フローリングを傷つけにくい仕様になっています。
組み立ていく順番かつ、どこに何が梱包されているのもわかりやすい。

4級ガスシリンダーを脚部に挿入します。この作業は特に力を必要とせず、スムーズに完了できます。シリンダーの品質も高く、昇降時の動作は非常に滑らかです。

座面にアームレストを取り付けます。4Dアームレストは複雑な構造ですが、説明書の図解が分かりやすく、迷うことなく組み立てられます。ネジの締め付けトルクも適切で、過度に力を入れる必要はありません。


4Dアームレストは取り付けやすいように、L・Rが見やすく記載されています。

C7 Morpherの最も特徴的な部分である、スライド式独立型セパレート構造の背もたれを組み立てます。上部と下部が独立して動作する機構は精密で、組み立て時にその品質の高さを実感できます。
ここが最も注意を要する工程です。重量のある背もたれを支えながら、座面との結合部分にネジを固定する必要があります。この際、段ボール箱を支えとして活用することで、作業が格段に楽になります。

それぞれのパーツが重く、この穴を合わせるのにもものすごく力が必要です。

一旦仮で3ヶ所締めてから、しっかりと奥に入るまで六角レンチで締めていきます。

全ての部品が組み立て完了したら、各調整機能の動作確認を行います。16箇所の調整ポイントすべてが正常に動作することを確認し、初期設定を行います。
3Dワイドアングルヘッドレストの取り付けは座面上部にある以下のネジをいったん外してから取り付けます。

このような感じでワイドアングルヘッドレストを外したネジで留めていきます。


ネジ部分を隠せるキャップが付いているので、大きな十字がある部分を下にして押し込みます。

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組み立て時の注意点とコツ
- 段ボール箱の活用: 組み立て説明書にも記載されていますが、外箱の段ボールは組み立て完了まで保管しておきましょう。特に背もたれと座面を結合する際の支えとして非常に有効です。
- ガスシリンダーの挿入: 背もたれを抱えた状態でガスシリンダーの先端を座面裏の穴に挿入する際は、穴の位置を把握しづらいため、2人で作業するか、1人で作業する場合は椅子を横向きにして挿入することをお勧めします。
- ネジの締め付け: 付属の工具で十分な締め付けが可能ですが、最初は仮締めし、全体の組み立てが完了してから本締めすることで、部品の歪みを防げます。
組み立て完了後の印象


約30分の組み立て作業を経て完成したC7 Morpherは、その存在感に圧倒されます。写真で見るよりも実物の方が高級感があり、細部の仕上げの良さが際立ちます。特に、アルミ合金フレームの質感とエアリアルメッシュの組み合わせは、価格以上の価値を感じさせる仕上がりです。

組み立て精度も非常に高く、ガタつきや異音は一切ありません。これは、部品の加工精度と設計の優秀さを物語っています。多機能モデルでありながら、一般的なオフィスチェアと変わらない手数で組み立てられる点も、ユーザビリティの高さを示しています。
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オットマンをいつかは欲しいなと思っていたのですが、このフットレストは座ったままでの出し入れが自由自在。オットマン不要で足をゆっくり伸ばしてくつろげるのがオススメポイントです!

機能詳細レビュー:16箇所の調整機能を徹底検証
C7 Morpherの最大の特徴は、16箇所にも及ぶ調整機能です。これらの機能がどの程度実用的で、実際の使用においてどのような効果をもたらすのかを詳しく検証していきます。
スライド式独立型セパレート構造:革新的な腰背サポートシステム
C7 Morpherの最も革新的な機能が、このスライド式独立型セパレート構造です。従来のオフィスチェアでは、背もたれは一体型が一般的でしたが、C7 Morpherでは背もたれが上下に分離し、それぞれが独立して動作します。
5Dマルチアクシスアームレスト
正直このアームレストにはびっくりしました。
え?どんだけ動くの?どんだけ回るの?もしかして壊れてる?って思うほど、上下・前後・左右・角度調節が自在にでき、滑らかで直感的な操作感です。
自分が座って腕を乗せた時に一番しっくりとくる高さや角度などが必ず見つかります!
3Dワイドアングルヘッドレスト:首と頭部の完璧なサポート
前後調整:
身長に応じて、首の付け根から頭部まで適切にサポートできる位置に調整できます。調整幅は7段階調節(最大7cm)と十分で、150cm台から180cm台まで幅広い身長に対応します。
角度調整(70度):
前後の角度調整により、作業時の前傾姿勢からリラックス時の後傾姿勢まで、あらゆる角度で頭部をサポートします。
回転調整(80度):
左右の回転により、デュアルモニター環境での作業時など、視線の方向に応じて最適なサポートを提供します。
もう少し手前にしたい、奥に動かしたいそんな希望が全て叶うと言っても過言じゃありません。
ヘッドレストの素材は適度な硬さで、長時間の使用でも疲労感がありません。特に、リクライニング時の頭部サポートは秀逸で、休憩時の快適性を大幅に向上させます。
リクライニング機能:最大160度の深いリラックス

C7 Morpherのリクライニング機能は、通常の135度に加えて、スライドバック機能により最大160度まで倒すことができます。これは一般的なオフィスチェアを大きく上回る角度です。
控え目に言っても、マジで寝れます!毛布なんてかけられたらこのまま「おやすみなさい」です!この体験は座った人にしかわからないと思いますが、本当にいいです!
シンクロロッキング機能
背もたれの角度に連動して座面も傾斜するため、自然な姿勢を保ったままリクライニングできます。この機能により、血流の改善や腰への負担軽減効果が期待できます。
実際に160度まで倒してみると、ほぼ横になっているような感覚で、短時間の仮眠にも適しています。ただし、これほど深いリクライニングは日常的な作業では使用頻度は低く、主に休憩時の機能と考えるべきでしょう。
前傾チルト機能:集中作業時の姿勢サポート
C7 Morpherの特徴的な機能の一つが、0度から10度までの前傾チルト機能です。これは、集中して作業を行う際の前傾姿勢をサポートする機能で、多くのオフィスチェアには搭載されていません。
- 腰椎の自然なカーブを維持
- 内臓への圧迫を軽減
- 集中力の向上
- 血流の改善
実際に使用してみると、細かい作業や集中を要する作業時に、自然と画面に顔が近づき前傾姿勢になることが多いことに気づきます。この機能により、そうした姿勢でも適切なサポートを受けられるため、長時間の集中作業が可能になります。
座面調整機能:体型に応じた最適化
それ以外も座面の調整が細かく設定できます。

座面高さ調整(44.5-53.4cm):
ガスシリンダーによる無段階調整で、身長150cm台から180cm台まで対応します。調整操作は軽く、座ったままでも簡単に行えます。
座面奥行調整(8cm):
太ももの長さに応じて座面の奥行を調整できます。この機能により、膝裏への圧迫を避けながら、背もたれのサポートを最大限活用できます。
座面の素材であるエアリアルメッシュは、通気性と座り心地のバランスが絶妙です。メッシュ素材でありながらソファのような柔らかさを実現しており、長時間座っていても蒸れや疲労を感じにくい設計になっています。
フットステップ:隠れた便利機能
座って初めてハッとして気づくんですが、自然とこのステップに足を乗せています。

5本脚の各脚部には、さりげなくフットステップが設けられています。これは一見地味な機能ですが、実際に使用してみると非常に便利です。
- 高めの座面設定時の足置き
- リラックス時の姿勢変更
- 血流改善のための足の位置変更
これらの機能を総合すると、C7 Morpherは単なる多機能チェアではなく、人間工学に基づいた科学的なアプローチで設計された、真の意味での「健康チェア」と呼べる製品です。16箇所の調整機能は決して過剰ではなく、それぞれが明確な目的と効果を持っており、長時間の使用において真価を発揮します。
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実際の使用感:長時間使用での快適性を検証
私のオフィスチェアの環境は以下のようになっています。
- オフィス環境:Ergohuman Pro High
- 自宅環境:C7 Morpher/C7 Air
その上でC7 Morpherを実際に1ヶ月間、1日8時間以上使用した体験をもとに、その実用性と快適性を詳しくレポートします。机上の理論ではなく、実際の使用環境での評価こそが、購入を検討している方にとって最も価値のある情報となるはずです。
座り心地:エアリアルメッシュの実力
C7 Morpherの座面と背もたれに採用されているエアリアルメッシュは、従来のメッシュ素材とは一線を画す快適性を実現しています。C7 Airのように通気性の高いメッシュ素材ではないため手が透けて見えることはありません。

初回着座時の印象:
最初に座った瞬間、メッシュ素材でありながら「ソファのような柔らかさ」という公式の謳い文句が決して誇張ではないことを実感しました。一般的なメッシュチェアにありがちな硬さや冷たさがなく、むしろ包み込まれるような感覚があります。
長時間使用での変化:
1時間、2時間と使用時間が延びても、座面の快適性は維持されます。特に注目すべきは、お尻や太ももへの圧迫感がほとんどないことです。これは、メッシュの適度な沈み込みと、体圧分散設計の効果と考えられます。
通気性の効果:
夏場の使用においても、背中や座面の蒸れを感じることはほとんどありませんでした。エアコンの効いた室内であれば、8時間連続使用でも不快感は皆無です。これは、在宅ワークで長時間同じ姿勢を維持する必要がある方にとって、大きなメリットとなります。
姿勢サポート効果:医師推奨の根拠を体感
腰部サポートの実感:
スライド式独立型セパレート構造による腰部サポートは、使用開始から即座にその効果を実感できます。特に、長時間のデスクワーク後に感じていた腰の重だるさが大幅に軽減されました。これは、仙骨部を適切にサポートすることで、腰椎の自然なカーブが維持されているためと考えられます。
肩こりの軽減:
5Dアームレストの効果も顕著です。従来使用していた椅子では、夕方になると肩や首の疲労を強く感じていましたが、C7 Morpherでは同様の作業時間でも疲労感が大幅に軽減されています。これは、腕の重量をアームレストが適切に支えることで、肩や首への負担が軽減されているためです。
姿勢の自然な維持:
最も印象的だったのは、意識せずとも正しい姿勢を維持できることです。従来の椅子では、時間が経つにつれて猫背になったり、浅く座ったりしがちでしたが、C7 Morpherでは背もたれのサポートが適切で、自然と正しい姿勢を保てます。
リクライニング機能の使用頻度:
最大160度のリクライニング機能は、日常的な作業では使用頻度は高くありませんが、休憩時や考え事をする際には非常に有効です。特に、足を伸ばしてゆっくりしたいとき、短時間の仮眠を取る際には、ほぼベッドのような快適性を提供してくれます。
メリット・デメリット:客観的な評価
1ヶ月間の詳細な使用体験をもとに、C7 Morpherのメリット・デメリットを客観的に整理します。
メリット
様々な機能がある中でメリットだと思った点は、以下の通りです。
- 革新的な腰背サポートシステム
スライド式独立型セパレート構造は、従来のオフィスチェアにはない画期的な機能です。上下に分離した背もたれが独立して動作することで、あらゆる姿勢変化に対応し、常に最適なサポートを提供します。この技術により、長時間の使用でも疲労感が大幅に軽減されます。 - 医学的根拠に基づく設計
整形外科医100名の98%が推奨するという客観的な評価は、単なるマーケティング文句ではなく、実際の健康効果を裏付ける重要な指標です。腰痛や肩こりに悩む方にとって、医学的根拠のある製品選択は大きな安心材料となります。 - 包括的な調整機能
16箇所の調整機能は決して過剰ではなく、それぞれが明確な目的と効果を持っています。特に、5Dマルチアクシスアームレストと前傾チルト機能は、長時間の作業において真価を発揮します。 - 優れた素材品質
エアリアルメッシュは通気性と座り心地のバランスが絶妙で、「ソファのような柔らかさ」という表現は決して誇張ではありません。アルミ合金フレームも高い耐久性を示しており、長期使用に耐えうる品質です。 - 優秀な価格対性能比
96,800円という価格で、これだけの機能と品質を提供する製品は他にありません。同価格帯の競合製品と比較しても、明らかに優位性があるように感じます。 - 長期保証による安心感
5年間の保証期間は、メーカーの品質に対する自信の表れです。決して安くはない高級価格帯に入るオフィスチェア。毎日座る前提で長期使用を前提とした投資として考えれば、この保証期間は大きなメリットとなります。
デメリット
逆にデメリットだと思った点は、以下の通りです。
- 初期設定の複雑さ
16箇所の調整機能は豊富である反面、自分の思うような形にすべてを最適化するには時間と労力を要します。特に、初めて高機能チェアを使用する方には、やや敷居が高く感じられる可能性があります。 - 重量による設置の制約
約26.7kgという重量は、頻繁な移動や模様替えを行う環境では制約となる場合があります。また、床材によってはキャスターの跡が残る可能性もあります。 - デザインの保守性
機能性を重視した設計のため、デザイン面では他の高級チェアと比較してやや保守的です。全て黒色のオフィスチェアを探している方や、インテリア性を最重視する環境では、人によって選択肢から外れる可能性があります。 - 一部機能の使用頻度
最大160度のリクライニング機能など、一部の機能は日常的な使用頻度が低く、すべての機能を活用しきれない可能性があります。 - 価格帯による購入ハードル
9万円台という価格は、オフィスチェアとしては決して安くありません。初期投資として考えれば妥当ですが、予算に制約がある場合は購入のハードルとなります。
まとめと総合評価:投資価値のあるオフィスチェア
FlexiSpot C7 Morpherは、単なる高機能オフィスチェアを超えた「健康投資」としての価値を持つ製品です。1ヶ月間の詳細な検証を通じて、その革新的な技術と実用性の高さを確認できました。
実際に使ってみた感想から、こんな方にはオススメのオフィスチェアとして挙げるとなると、
強く推奨したい人
- 1日6時間以上のデスクワークを行う方
- 腰痛や肩こりに悩んでいる方
- 在宅ワークが中心の方
- 健康への投資を重視する方
- 長期間同じ椅子を使用する予定の方
またそれ以外でも、以下の方にもオススメしたいと思います。
推奨したい人
- オフィスでの長時間作業が中心の方
- 多機能性を求める方
- 品質重視の方
逆に、こんな方にはオススメできないなと感じました。
推奨しない人
- デザイン性を最重視する方
- 予算が5万円以下の方(価格感)
- 頻繁に椅子を移動させる必要がある方(重量)
- シンプルな機能で十分な方(機能性)
最終的な購入判断
もしも購入に迷いがあったりする場合、C7 Morpherは、以下の条件を満たす方には間違いなく推奨できる製品です。全てに当てはまるようであれば間違いなく買いです。
- 長時間使用: 1日6時間以上の使用予定
- 健康重視: 腰痛や肩こりの改善を求める
- 長期使用: 5年以上の使用を想定
- 予算確保: 7-8万円の予算を確保できる
これらの条件を満たす場合、C7 Morpherは価格以上の価値を提供し、健康面での改善と作業効率の向上をもたらす優秀な投資となるでしょう。
医師の98%が推奨するという客観的な評価と、実際の使用体験での効果を考慮すると、在宅ワークを快適に過ごすための高機能オフィスチェアとして、C7 Morpherは現在市場で入手可能な最良の選択肢の一つと断言できます。
NORI
以上、NORI(@norilog4)でした。