Rinkerのボタンの表記を「○○で探す」に変更する方法をわかりやすく解説

Rinkerのボタンの表記を変更

WordPressを使っているみなさんこんにちは!ガジェットブロガーのNORI(@norilog4)です。

今回は商品の紹介ではなく、WordPressのカスタマイズ方法の紹介です。

Rinkerのボタンをどうやってデザインを変更したらいいの?

WordPress利用者

商品を紹介するようなブログでよく利用されているRinker(リンカー)。今回はこのプラグインのちょっとしたカスタマイズ方法を解説していきます。

NORI

Rinkerカスタマイズの参考にしてみてね!

この記事の内容は、ある程度WordPressを自分でカスタマイズすることができ、RInkerをすでに利用している方におすすめです。

この記事を書いた人

商品紹介で利用されるプラグインRinkerとは

Rinkerはプログラマーのやよい(@oyayoi19)さんが開発したWordPressプラグインです。

ガジェット紹介しているブロガーであれば、Rinker(リンカー)またはPochipp(ポチップ)を利用されている人がほとんどではないでしょうか。

WordPressプラグインRinker(リンカー)は無償提供しています。

Rinkerの継続開発・バージョンアップ・保守費用は開発者が負担しており、有志のサポーター・スポンサーの方々の支援によりサービス提供が成り立っている素敵なプラグインでもあります。

Rinkerのデフォルトボタン表記

無償プラグインを有効化して利用している方で、何もカスタマイズをしていない場合デフォルトのボタンは以下のようになっています。

Amazon」「楽天市場」「Yahooショッピング

出典:Rinker公式サイト

これを実際動作している以下のように各ボタンを「○○で探す」という形に変更する方法になります。

スイッチボット(SwitchBot)
¥1,980(2024/11/19 14:37:39時点 Amazon調べ-詳細)

なぜこのように変更するのかというと、大体の方がAmazonや楽天市場、Yahooなどでアカウントを保有しているので、自分が保有しているアカウントでポイントを使ってお得に商品を購入しようとする上で、クリックされる可能性が高くなるからです。

なぜクリックされる可能性が高くなるかなどの具体的内容は、A/Bテストと呼ばれるものやヒートマップでクリックされやすい位置にボックスを置くことで、コンバージョン率(CVR、Conversion Rate)に変化が出てくるような、WEBマーケティングの話とも繋がってくるので、気になる方は自分で調べてみてくださいね!

2023年5月に掲載されているこちらの記事の情報だと、楽天、アマゾン、Yahooそれぞれの会員数は以下となっています。

会社名会員数
楽天1億1,590万
アマゾン500~850万(プライム会員数)
ヤフー2,340万

Rinkerボタンのラベルを変更する方法

一つ目の方法は、RInkerを追加した時にサイドバーのブロックに表示される以下の項目に変更したい表記名を入力することでボタン名を変更することができます。

この方法だと、毎回商品を追加する度にボタン名を変更する必要があるので面倒です。

過去に貼り付けたRinkerもまとめて全部変更する方法が2つ目の次の方法です。

一気に過去設置したRinkerのボタン名を変更する方法

ここからかなり専門的な知識が必要なります。

Rinkerプラグインのphpファイルの入手

またプラグインの中身(コード)を修正する必要があります。ご自身がお使いのサーバーにFTP接続し、以下のファイルをローカルにダウンロードして変更前の元ファイルと、修正用のファイルの2つを用意しておきましょう。

必要となるファイルの保存先パス

/wp-content/plugins/yyi-rinker/yyi_rinker_abstract.php

NORI

FTP接続の方法がわからない場合はご利用のサーバーのヘルプなどで確認してね!

今回修正するのは

yyi-rinkerの中にあるyyi_rinker_abstract.phpというファイルを修正してボタン名を一括変更していきます。

設定前のPHPファイルの内容(該当部分抜粋)

RInkerバージョン1.10.2であれば、該当ファイルの800行目前後に修正部分が記載されてあります。

PHP
public $shop_types = [	self::SHOP_TYPE_AMAZON_KINDLE => [	'column'	=> 'amazon_kindl_url',	'label'	=> 'Kindle',	'column'	=> self::MOSHIMO_AMAZON_ID_COLUMN,	'val'	=> self::MOSHIMO_SHOP_AMAZON_KINDLE_VAL,	'a_id'	=> '',	'p_id'	=> 170,	'pc_id'	=> 185,	'pl_id'	=> 4062,	],	self::SHOP_TYPE_AMAZON => [	'column'	=> 'amazon_url',	'label'	=> 'Amazon',	'column'	=> self::MOSHIMO_AMAZON_ID_COLUMN,	'val'	=> self::MOSHIMO_SHOP_AMAZON_VAL,	'a_id'	=> '',	'p_id'	=> 170,	'pc_id'	=> 185,	'pl_id'	=> 4062,	],	self::SHOP_TYPE_RAKUTEN => [	'column'	=> 'rakuten_url',	'label'	=> '楽天市場',	'column'	=> self::MOSHIMO_RAKUTEN_ID_COLUMN,	'val'	=> self::MOSHIMO_SHOP_RAKUTEN_VAL,	'a_id'	=> '',	'p_id'	=> 54,	'pc_id'	=> 54,	'pl_id'	=> 616,	],	self::SHOP_TYPE_YAHOO => [	'column'	=> 'yahop_url',	'label'	=> 'Yahooショッピング',	'column'	=> self::MOSHIMO_YAHOO_ID_COLUMN,	'val'	=> self::MOSHIMO_SHOP_YAHOO_VAL,	'a_id'	=> '',	'p_id'	=> 1225,	'pc_id'	=> 1925,	'pl_id'	=> 18502,	],
];

直感的にわかる人はもうどこを修正すると変更されるかわかったかもしれません。

そうです。この‘label’部分の日本語を変更することでボタンの文言が変更されます。

PHP変更ポイント
'label'	=> 'Kindle',
'label'	=> 'Amazon',
'label'	=> '楽天市場',
'label'	=> 'Yahooショッピング',

全てのボタンに「○○で探す」を追加した場合には以下のようになります。

修正後PHPファイル
public $shop_types = [	self::SHOP_TYPE_AMAZON_KINDLE => [	'column'	=> 'amazon_kindl_url',	'label'	=> 'Kindleで探す',	'column'	=> self::MOSHIMO_AMAZON_ID_COLUMN,	'val'	=> self::MOSHIMO_SHOP_AMAZON_KINDLE_VAL,	'a_id'	=> '',	'p_id'	=> 170,	'pc_id'	=> 185,	'pl_id'	=> 4062,	],	self::SHOP_TYPE_AMAZON => [	'column'	=> 'amazon_url',	'label'	=> 'Amazonで探す',	'column'	=> self::MOSHIMO_AMAZON_ID_COLUMN,	'val'	=> self::MOSHIMO_SHOP_AMAZON_VAL,	'a_id'	=> '',	'p_id'	=> 170,	'pc_id'	=> 185,	'pl_id'	=> 4062,	],	self::SHOP_TYPE_RAKUTEN => [	'column'	=> 'rakuten_url',	'label'	=> '楽天市場で探す',	'column'	=> self::MOSHIMO_RAKUTEN_ID_COLUMN,	'val'	=> self::MOSHIMO_SHOP_RAKUTEN_VAL,	'a_id'	=> '',	'p_id'	=> 54,	'pc_id'	=> 54,	'pl_id'	=> 616,	],	self::SHOP_TYPE_YAHOO => [	'column'	=> 'yahop_url',	'label'	=> 'Yahooショッピングで探す',	'column'	=> self::MOSHIMO_YAHOO_ID_COLUMN,	'val'	=> self::MOSHIMO_SHOP_YAHOO_VAL,	'a_id'	=> '',	'p_id'	=> 1225,	'pc_id'	=> 1925,	'pl_id'	=> 18502,	],
];

NORI

修正したPHPファイルを元あった場所へ上書きすることで今までのボタンが全て変更になります。

修正したyyi_rinker_abstract.phpファイルをアップロードしても変更されない場合には以下を確認しましょう。

修正内容の反映確認

コピペでコードを追加したあとはブラウザのキャッシュクリアをして確認しましょう。
Google Chromeなどでのキャッシュクリアコマンドは以下になります。

キャッシュクリア方法
  • Mac shift++R
  • Windows Ctrl+F5
キャッシュクリアの方法
  • Mac shift++R
  • Windows Ctrl+F5

それでも変更されない場合には、以下の内容もあわせてチェックしてみてください。

変更されない場合の確認ポイント
  • AutoptimizeであればCSS/JS キャッシュ消去

この方法を利用した場合の注意点

この方法で全てのボタン表記が変更できますが、注意点があります。

それはRinkerプラグイン本体の自動更新アップデートがあった場合に、書き換えたはずのPHPが書き換わるという点です。

その場合は、同じく該当ファイルを探し出して上記が表記されている箇所を探して修正することで、ボタン表記を変更することができます。

Rinkerのボタンの表記まとめ

WordPressを思うようにカスタマイズできるようになると、ブログを書く以外の知識も増えて面白くなってきます。

カスタマイズは自己責任でお願いいたします。カスタマイズにチャレンジしたけどテーマが壊れたなどの場合にはサポートができません。

もしもこの記事を読んで変更してみたよ!という方がいましたらコメント欄で教えてください。

NORI

RInkerボタンの文言変更の参考にしてみてね!

以上、NORI(@norilog4)でした。

コメントの通知/購読設定
受け取る通知
guest

0 件のコメント
古い順
新しい順 評価順
Inline Feedbacks
全てのコメントを見る