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最新のiPhone 15シリーズを手に入れたあなた。しかし、充電の遅さにはまだ満足していないのではないでしょうか?
置くだけで充電可能な「MagSafe(マグセーフ)」も便利なのですが、今回紹介するのはできるだけ短時間でiPhone 15シリーズを充電するための方法として必要な充電器とUSB-Cケーブルについて解説していきたいと思います。
iPhone 15シリーズは、USB-Cケーブルによる充電が可能ですが、最速充電を実現するには適切な充電器の選択が重要なポイントです!
- 利用する製品によって充電速度が変わる
- Apple公式の充電器とケーブルを使った場合の速度
- iPhone15を急速充電できる充電器の選び方
- iPhone15が急速充電できるケーブルの選び方
iPhone 15シリーズを購入すると、箱の中にはTYPE-C(USB-C)ケーブルが1本しか同梱されていません。
Apple製品の他、カメラやドローンが好きです。趣味で2021年から登山やキャンプもはじめました。国交省全国包括許可承認取得済 三陸特/アマ無線4級/DJI CAMPスペシャリストを取得。運営者の詳しい情報はこちら
Appleの公式サイトでの充電速度表記
iPhone 15シリーズの充電速度に関するApple公式の情報と、市販の充電器とケーブルの性能を比較します。
iPhone 15シリーズの充電速度について、Appleの公式サイトの表記では充電に関する注意書きとして以下のように記載されています。
30~35分で最大50%充電(iPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxの試作ハードウェアとソフトウェア、Apple USB-C電源アダプタ(20WモデルA2305)アクセサリを使用し、2023年8月にAppleが実施したテスト結果によります。高速充電のテストは、バッテリーを完全に消費したiPhoneハードウェアを使って実施しました。充電時間は設定および環境条件によって変わり、実際の結果は異なる場合があります。)
出典:Apple公式サイト
Apple純正の電源アダプタ(充電器)は20WモデルA2305となっています。
iPhone 15に対応する充電器は、どの充電器を買っていいかわからない!という人は、とりあえずこれを買っておけば間違いなく安心です。
iPhone 15/ProにApple 純正 20W充電器を使った場合
色々とネットこの純正品のアダプタを調べてみたところ、公式で紹介されている電源アダプター+純正ケーブルのパターンではこの充電器の出力は最大17Wくらいまでしか出ないようです。
利用電源アダプタ | iPhone 15 Pro | iPhone 15 |
---|---|---|
Apple 20Wアダプタ | 17.1 W | 17.1W |
これでも30分で最大50%の充電はできるようです。ただし今回はこの上を行く充電速度がでる充電器をその条件と商品を紹介していきます。
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充電器を選ぶ時の重要なポイント
iPhone 15/ProのUSB-Cポートは、USB Power Deliver(USB PD)による急速充電に対応しているので、基本的にUSB PDと記載されているものであれば間違いありません。
ただし充電器には出力できる容量によってサイズや価格も変わってきます。
結論からお伝えすると、30Wの出力の充電器だとUSB-Cケーブルで最速で充電できる模様です。実際の結果はこちら。
充電器の検証
今回はiPhone 15 Proの充電がなくなるギリギリまでにして検証。Apple公式の20W USB-C電源アダプタと比較して、30W以上の出力を持つ充電器を使用した場合の充電速度を実測しました。
iPhone15を急速充電できる充電器の選び方
USB Power Deliver(USB PD)による急速充電に対応した充電器を選びましょう。様々なメーカーから充電器が販売されていますが、保証も含めて間違いないメーカーはAnker、CIOあたりのブランドを選んでおけば大丈夫。
今回検証テストで利用したのはUSB-Cポートが2つあるCIOの「NovaPort DUO 30W GaN充電器」です。
PD対応の充電器でNova Intelligenceという機能を搭載しており、充電を自動で最適化。ポートの出力を気にしながらデバイスを繋ぐ必要がなく、端末に合わせて最速で充電可能となる充電器です。
この充電器とにかく小さいくて30Wの出力が可能なタイプです。AirPods Proと比較してもその小ささは歴然!
iPhone15が急速充電できるケーブルの選び方
急速充電ができるケーブルはどんなのがいいの?という方が多いのですが、ケーブルを選ぶうえで押さえておくポイントは3つあり、充電機能だけで見ると①を選んでおけばOKです。
- 急速充電ケーブル:両端がUSB-CのPDケーブルでeMarker内蔵ならOK。
- データ転送ケーブル:USB 3.2 Gen2(最大10Gbps)以上に対応するUSB-C to Cケーブル。
- 映像出力:「映像出力に対応」と記載されているUSB-C to Cケーブル。
今回利用したケーブルは100Wまでの出力に対応したUSB CケーブルでLEDディスプレイで出力を表示してくれるPD(Power Deliver)対応のケーブルです。
Macbook Pro 16インチの充電にも互換性があるものを選びましたが、iPhone 15のケースに入っている純正ケーブルでも、サードパーティー製の両端がUSB-CのPD対応ケーブルでeMaker内蔵であれば安心して急速充電できます。
この2種類を利用して充電してみました。
iPhone 15 Proを充電
LEDで出力が見えるといえ、念の為TYPE-C電圧・電流チェッカーを挟んで実際に流れている情報もチェック。
先ほど紹介した機材の2種類で19〜20WでiPhone 15 Proへの充電されているのを確認。
元々5%しかなかったバッテリーもあっという間に14%へ上昇。
以下がデータを取りながらチェックした充電時間と電池残量表です。
充電時間 | 電池残量 |
---|---|
0 分(開始時) | 5% |
11 分 | 28% |
17 分 | 37% |
35 分 | 61% |
60 分 | 82% |
90 分 | 100% |
充電して残量が増えていく様子を眺めていましたが、17分までは1分あたり2%くらいのスピードで急速充電されていきました。
しかし70%を超えたあたりから徐々にiPhoneに充電されるW数も減っていき、最終的に100%になるまで1時間半がかかっています。おそらく自動でここら辺がコントロールされているものだと思います。
30W以上の出力の充電器を使った結果
他にも30W以上出力が可能な充電器で、どれくらいの出力で充電できるかの検証機器として、65W出力できるCIOの充電器でテストしてみました。
この充電器もAirPods Proと比較してみてもわかるとおりかなり小型で高出力の充電器です。
65Wの充電器を利用しても最大でも19-20Wの充電となっていました。30W以上の充電器を利用しても20Wくらいまでの数字しか出ないようです。
なので結論、30Wの充電器を利用すると最速でiPhoneが充電可能となります!
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よくある質問
- iPhone 15シリーズを最速充電させるのに必要なワット数はいくつですか?
- 結論からお伝えすると、30W出力の充電器を利用すると最速でiPhoneが充電可能となります。Appleの公式案内だと、iPhone 15シリーズ(Proモデルを含む)は最大20Wの充電速度をサポートしていますが、実際のテストによると、Appleの30W電源アダプタを使用すると、iPhone 15 Pro Maxの充電時間を20Wアダプタに比べて約10分短縮できることが示されています。
- iPhone15シリーズを安全に最速充電させるのにおすすめのケーブルや充電器はありますか?
- Apple純正の30W USB-C電源アダプタや、サードパーティー製の充電器とケーブルがおすすめです。PD(Power Delivery)対応で、iPhone 15の急速充電を効率的かつ安全に行うために最適です。安全性の面では、過熱保護、過電流保護などの機能が備わっている製品を選ぶことが重要です。
- iPhone15シリーズの急速充電に30W以上の充電器を使った場合充電時間は短くなりますか?
- 結論として、iPhone 15シリーズは公式の20Wを超えるわずかに高いワット数を技術的に扱うことができますが、20Wから30Wの間の充電器を使用することが最も効率的です。30Wを超える充電器は充電速度を顕著に向上させず、iPhone 15シリーズには必要はありません。検証の結果ベストなのは30W出力のPD対応急速充電器です。
30Wの充電器検証動画
ぱぱのひとりごとさんが30W出力の充電器を忖度なしで徹底比較してます。かなり内容が濃いのでぜひチェックして参考にしてみてください。
おすすめのPD対応30W充電器
安全に充電ができるPD対応のシングルポート(1ポート)の充電器はこちら
複数台(2台)をまとめて充電したい場合には、検証でも利用したCIOの充電器がおすすめです
iPhone 15シーリズのユーザーにおすすめの急速充電器とUSB-Cケーブルまとめ
実際に色々と検証してみましたが、有線でiPhone 15シリーズを急速充電するには以下の条件だととにかく早く充電できるようです。
- PD対応 30W出力の充電器
- PD対応両端がUSB-Cのケーブル(eMarker内蔵)
注意したいのが、30W以上の高出力の充電器を利用してもAppleの20W充電器の2倍の速度が出るわけではないということです。
逆に電源アダプタの最大出力が20W以下のものだと、iPhone本来の対応充電速度より遅く、充電に時間がかかってしまうので適切なものを選びましょう!
NORI
以上、NORI(@norilog4)でした。