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カメラ機材を収納するための防湿庫、コンセントで防湿できる立派なタイプと、簡易的なボックスタイプと悩むことありませんか?
私自身も、電源を取って防湿するタイプの防湿庫と、簡易的なプラスチックの防湿庫とどちらも持っていますが、結論普段使いしやすいのは、簡易的なプラスチックタイプの防湿庫という結論に至りました。
その理由も含めてこの記事では解説していきたいと思います。
NORI
Apple製品の他、カメラやドローンが好きです。趣味で2021年から登山やキャンプもはじめました。国交省全国包括許可承認取得済 三陸特/アマ無線4級/DJI CAMPスペシャリストを取得。運営者の詳しい情報はこちら
防湿庫の価格差の違い
防湿庫を選択する場合は、主に以下の2つのタイプがあります。
- 本体がスチール製(高価・コンセントが必要)
- 本体がポリプロピレン製(安価・コンセントが不要)
お金と部屋にスペースに余裕がある方は、ぜひ左のスチール製の本格的な防湿庫を選んでください。重量もなかなかあるので、移動が大変です。
一方、ポリプロピレンの簡易的なものは軽くて移動も楽です。コンセントがあるところを選ばずにどこにでも設置できる防湿庫になります。
実際に利用してみた、高価なスチール製の本格的な防湿庫のメリット・デメリットです。
メリット
- しっかりと防湿されている感がある
- ガラス扉で中身を把握しやすい
- 電気代もそこまでかからない
デメリット
- かなり高価
- コンセントが必要
- 移動が大変(重い)
実際にポリプロピレン製の簡易的な防湿庫を使ったメリット・デメリットです。
メリット
- 安い
- 持ち運びがしやすい(軽い)
- 電気代不要
デメリット
- 防湿調整が別途必要
- 湿度計が微妙
- 本当に防湿されているか心配になる
このような簡易的な防湿庫で大丈夫かと心配になりますが、対処方法次第ではしっかりと大切な機器を守ってくれる防湿庫になり得るのです。
実際に購入してその利用方法を解説していきたいと思います。
ナカバヤシ ドライボックス 防湿庫 27L
今回購入したのは、「ナカバヤシ キャパティ ドライボックス 防湿庫 27L」という防湿庫。
購入されている方も多く、Amazonでも700件以上のレビューが投稿されている人気の防湿庫と言えるでしょう。
実際に購入してみて思ったこの商品のおすすめポイントです。
この防湿庫のおすすめポイント
- 重ね置きが可能(スタッキング可能)
- 乾燥剤付属
- 湿度計付き
- 27Lの大容量
ナカバヤシ ドライボックス 防湿庫の外観
思ってた以上に収納力があります。レンズは縦にすると結構入りそうな感じがします。GoProやTILTAのフォローフォーカスなどのケースも入れてみましたが、それでもまだまだ余裕で入るスペースがあります。
ナカバヤシ ドライボックス 防湿庫の仕様
シリコンゴムが付いたフタは、全部で4つのフックがついて中身を密閉することがでます。
フタを開けるときには、フックを写真のように下げることでフタのロックが外れ開けることができます。
中には取り扱い説明書と湿度計本体、乾燥剤、スペーサーが入っています。
これが湿度計。DRY(乾燥)、BEST(良い)、WET(多湿)が一目でわかるようになっています。
正直この湿度計はおもちゃ的な要素の湿度計のイメージで、あまり信用できないと感じたため、SwithBotの温湿度計を入れて管理するようになりました。
防湿庫の手前の隙間から差し込む様に滑り込ませて一番下まで下げます。
こんな感じで湿度計のくぼみを合わせて設置しましょう。
最後にこのスペーサーを入れた隙間の一番上にはめ込みます。このスペーサーは27L専用のもので、27L以外のサイズについては付属してません。
NORI
一緒にあると便利な乾燥剤と防カビ剤
NORI
今回この防湿庫と一緒に導入したのは、乾燥剤と防カビ剤。高価なレンズにカビが生えてしまうと結構大変です。
高価な防湿庫の場合は、コンセントに通電するだけで面倒な乾燥剤の交換が不要ですが、簡易防湿庫の場合はここにコストがかかってきます。
カメラやレンズなどの撮影機材を使わないときには、しっかりと管理・保存しておくことをおすすめします。
防カビ剤は全部で2袋分パック(4個入り)となっています。
この防カビ剤の主成分はシメン系化合物、カルバミン酸系化合物の抗菌効果によって、カビの原因菌である真菌類に直接作用し繁殖を防いでくれる為、大切な資産のレンズをカビから守ってくれます。
利用の目安は20Lの容器に1個。入れた日付も記載しておけるので交換タイミングのチェックもわかりやすくなっています。有効期間は開封後約1年間です。
NORI
強力乾燥剤はお買い得パックで3個パック入ってますが、それぞれ個別包装されています。
キングドライの特徴
- 破れにくく水が入らないナイロンフィルム採用
- 入れてるだけで湿度を40%前後に保てる
- 環境に優しい天然素材
ナカバヤシ ドライボックス 防湿庫の大きさ比較
今回比較対象としたのが、Lowepro(ロープロ) カメラリュック プロタクティック BP450AW II バックパック 21.1L
防湿庫のサイズが27Lなのでだいたいですが、大きさは近いものになります。
機材を入れるとこんな感じになります。結構入れたつもりでもまだまだ余裕があるサイズです。
ナカバヤシ ドライボックス 防湿庫のレビューまとめ
本記事は、ナカバヤシ ドライボックス 防湿庫についてのレビュー記事です。
コンセントで電源供給ができれば128Lの大容量防湿庫を購入することもできますが、置き場所と電源(コンセント)が必要となります。この防湿庫なら簡易プラスチック防湿庫ですが、手軽にそして経済的に大切な撮影機材を防湿することができますよ!
NORI
以上、NORI(@norilog4)でした。