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ブログやChatGPTを利用しているみなさん、まだキーボードを使ってますか?
私はもうキーボードを使うことをかなり減らすようになりました。その1番の理由は高精度の音声入力ができるChrome拡張機能「Voice In」を使っているから!
無料でも利用できる、この音声入力可能なChrome拡張機能「Voice In」の使い方と素晴らしさを詳しく解説していきます。
Apple製品の他、カメラやドローンが好きです。趣味で2021年から登山やキャンプもはじめました。国交省全国包括許可承認取得済 三陸特/アマ無線4級/DJI CAMPスペシャリストを取得。運営者の詳しい情報はこちら
Voice Inとは?
Voice In(ボイスイン)は、50以上の言語で10,000以上のウェブサイト上で利用できる、No.1の音声入力Chrome拡張機能です。リアルタイムで話した内容をテキストに変換する機能を持ち、簡単な操作で音声をテキスト入力に変換できます。
例えば、会議のメモ取りやメール作成など、多様なシーンで活用されており、特にビジネス環境で効果を発揮します。
Voice Inで利用可能なサイト
公式サイトで公開されている例は以下のようなアイコンで表示されており一例にしか過ぎません。
これ以外にも1000以上のサイトなどで利用が可能とされています。
今あなたが読んでいるこの記事もこの機能を使って記事を作成しています。
実際の使用例
実際に音声で入力したブログライティングの様子を動画に残しておきました。このような感じで実際に音声入力がテキスト化されて処理されていきます。
Voice Inは、Google CloudのSpeech-to-Textの技術やAPIを使用しており、高精度な音声入力を実現しています。また、50以上の言語に対応しており、多言語環境での利用が可能です。
結構すごいと思いませんか?かなりの精度でタイピングするよりもサクサクと話した内容を文章で起こしてくれます。
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Voice Inのセットアップ方法(無料)
Voice Inは、Google Chrome上で音声入力を可能にする無料の拡張機能です。そのため無料版で使うことができるのはChromeウェブストアから追加してかr利用が可能となります。
英語が苦手な人でも安心してください。これから英語で書かれたセットアップ方法を日本語で詳しく解説していきます。
Chromeウェブストアにアクセスして、「Chromeへ追加」のボタンを押してセットアップが開始します。
基本的には上記のセットアップステップを踏んでいけば問題なく完了します。
ここではたくさんある言語の中からJapanese(Japan)を選択してnextボタンを押します。
音声入力を利用するにはパソコンのマイクへのアクセスが必要となります。緑色の「Allow Microphone Access」をクリックして許可をします。
ブラウザでアクセスの許可を求めてくるので、合わせて許可するボタンを押します。
Chromeの拡張機能を追加します。
chromeの右上にあるパズルのようなアイコンをクリックして、その中からボイスインを探してピンのアイコンをクリックすることで拡張機能を表示させることができます。
これでブラウザ上で音声入力が可能な、Voice Inのセットアップが完了しました。
Voice Inで音声入力する方法
先ほど設定したVoice Inで音声入力をするためには、ブラウザから起動するための2種類の起動方法があります。
- キーボードのショートカットキー「Alt +L()」「option +L()」を同時押し
- ブラウザの拡張機能アイコンマークをクリック
上記の起動方法で出てくるアイコンは無料版の場合、下に黄色いアイコンで「Upgrade」の文字が表示されます。有料版の場合は黄色いアイコンは消えます。
Voice Inの設定画面
無料版と有料版では設定できる画面が変わってきます。緑の歯車のアイコンをクリックすることで以下の設定画面へ飛ぶ画面が開きます。
Go to Voice In Option Page →をクリックするとオプションページが開きます。以下は有料ページ版のオプションページです。
無料版と有料版の違い
無料版 Voice In
無料版のVoice Inでは、基本的な音声入力機能が提供されます。これにより、Chromeブラウザ上で簡単に音声からテキストへの変換が可能です。
無料版でも多くのニーズを満たし十分利用することができますが、有料版では以下の機能を利用することができます。もちろんWordPressサイトでも無料で利用することができます。
有料版 Voice In
高度な機能を提供する有料版には、以下のような機能が含まれます。
有料版でしか使えない機能
- アドバンスドモード:より高度な音声認識と入力機能を提供します。
- カスタムボイスコマンド:ユーザー独自の音声コマンドを設定し、効率化を図ることができます。
- アンドゥと削除:音声入力中に誤った単語を容易に修正できます。
- ケース変更:大文字や小文字への変換が音声コマンドで可能になります。
- 長時間の音声入力セッション:より長い文章の音声入力が可能になります。
- 複数タブでの音声入力:異なるタブ間でも音声入力を継続できます。
- 音声入力ボックス:専用の入力ボックスを使用して、より快適に入力できます。
- 言語切り替えショートカット:異なる言語間の切り替えが簡単になります。
- プレミアムサポート:優先的なサポートを受けることができます。
個人的に気になった設定オプション部分としては音声を使って入力できる時間です。
有料版の場合、最後に話した言葉から10分後に自動的に音声入力がオフになる仕様になっています。
無料版の場合はここの項目がロックされており、起動方法でVoice Inを起動して話し始めてから1分間のみ入力が可能となっています。
カスタム音声コマンド (Custom Voice Commands)
Voice Inのカスタムボイスコマンド機能は、特定の発声に対して特定のテキストを自動入力する便利な機能です。例えば、固有名詞や製品名などを頻繁に使用する際、短い音声コマンドで簡単に入力できます。
Custom Commandsを設定するには Add Commandをクリックして以下の内容を入力します。
Say This | 話した言葉の文字 |
To insert This | 入力する文字 |
こうすることで、特定の言葉に対して半角英語で入力するこも可能となります。
たとえば「丸」と話すと「。」が入力されたり、「点」と言えば「、」が入力されるような設定が可能ですが、基本的な日本語音声コマンドについては公式サイトでページが用意されています。
このようにして、カスタム音声コマンドを自分好みに追加すると、文章作成時の手間が大幅に削減され、作業効率が向上します。
Advanced Mode
Voice Inの基本版は無料で、数多くのウェブサイトで利用できますが、一部のサイトでは利用が制限されています。
Voice In Plusにアップグレードすると、さらに拡張された機能「アドバンスドモード」が利用可能になり、利用制限のない全ウェブサイトで音声入力を行うことができます。
アドバンスドモードを利用すれば、NotionやHubspot、Twitter、Slack、Teladoc、Salesforce、Zoho、Zendeskなど、あらゆるサイトでの音声入力が可能になります。
公式サイトで無料版はどこまで使えるのか、有料版はどういったサイトが登録されているのか以下の関連リンクから見ることができます。鍵マークがついているものは有料版でしか利用することができません。
複数タブでの使用 (Dictate Across Multiple Tabs)
実は無料版ではタブを切り替えると切り替えた瞬間、自動的に音声入力がストップしてしまいます。
しかし有料版になると以下の動画のようにタブを切り替えてもVoice Inの機能はそのまま利用することができます。
言語切り替え (Language Switcher)
有料版ではショートカットを使って言語の切り替えをすることが可能になります。切り替えたい言語のショートカットキーは、オプション機能から設定することはできます。
実際にショートカットを使って切り替えている動画です。
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Voice In有料版の価格
無料でも十分使えることは使えますが、入力できる時間などが制限されているため、気になるのは有料版の価格だと思います。
Voice In Plusでは、ユーザーのニーズに合わせて複数の支払いプランが提供されています。
これは、利用者が自分の使用状況や予算に応じて最適なプランを選択できるようにするためです。具体的には、月払い(Monthly)、年払い(Yearly)、そして一括払い(Lifetime)の3種類のプランがあり、それぞれ料金体系が異なります。
たとえば、頻繁に利用する場合は年払いプランがコストパフォーマンスに優れているかもしれません。このように、Voice In Plusの料金プランは、ユーザーが自分のライフスタイルや予算に合わせて選べる柔軟性を持っています。
Monthly(月額) | Yearly(年額) | Lifetime(買い切り) | |
---|---|---|---|
利用料金 | $7.99 / 月額 | $3.33 / 月額換算 $7.99が割引されてお得(一括) | $99.99 / 買い切り 1回の支払いで永久利用 |
日本円換算 (148円換算) | 約1,200円 | 約5,900円 | 約1万4,800円 |
どのプランがお得なのか?
私自身は試しに使ってみようと思って年間を選択して利用していますが、今後も将来的に5年、10年と利用することを考えるとLifetimeの買い切りがかなりお得だと感じています。
入力するインターフェースはどんどん進化しており、もともとペンで紙に書いていたものが、キーボードからファイルに入力へ。現在はキーボードがいらず、音声を使って入力することができるようになっています。
もしかすると数年後には思考がそのままテキスト化される可能性もゼロではありません。
ChatGPTとの連携
Voice InはChatGPTとの会話や音声入力を通じたコミュニケーションの可能性を広げます。無料版・有料版問わずChatGPTを使ってプロンプトを作ることもできます。
無料版から有料版を使う場合
無料版から、有料版にアップグレードして利用したい場合には、設定のオプションページから以下のボタンをクリックして有料版を購入することができます。
もしくはいきなり有料版から利用したいという方がいれば料金ページの中から、自分に合ったプランを選択し「UPGRADE」ボタンを押します。
そのまま決済画面に進みます。決済方法はStripeを実装しており、日本語化されているので必要な情報を入力して申し込むボタンをクリックすれば有料版を利用することができるようになります。
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Voice Inのよくある質問と回答
- 有料版をキャンセルしたい場合はどうしたらいいですか?
- アカウント設定画面にアクセスしてください。画面内にある、「Downgrade To Free」のボタンをクリックすることでVoice Inサブスクリプションをキャンセルするという画面が出てきます。「はい」を選択すればサブスクリプションはキャンセルされます。
Voice In 活用方法まとめ
昨年から使い始めて、毎日利用しているかなり便利だと思った音声入力Google拡張機能です。
音声入力の活用により、効率的な作業やコミュニケーションが可能となります。
特にブログ記事のライティングにおいては、ChatGPTを使ってアウトラインを作った後に、自分の言葉で音声入力をしていき独自性を持たせた文章を作成しています。
有料プランでは高度な機能が利用できる一方、無料版でも利用できるのがいいポイント!無料で使っても全く費用はかかりません!
無料で使い倒せるまで使い倒して、ちょっと物足りなくなったなという時には有料版に移行して使ってみてもいいと思います。
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以上、NORI(@norilog4)でした。