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ガジェット好きなみなさんこんにちは、ガジェットブロガーのノリ(@norilog4)です。
高速ネットワーク通信でデータを転送できるのはとても便利です。
今回紹介するガジェットは米国OWC社 Thunderbolt 3 10G Ethernet(10GBase-T) アダプターです。
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今回、この機材を購入に至った理由としては以下のTerraMaster 10GbE NAS(Network Attached Storage)を入手したため、高速通信が可能な10G Ethernetの恩恵をフルに活かしデータ転送をしてみようと思ったからです。
Macbook Proのストレージは500GBあっても、大容量のデータを扱うとすぐに500GBは埋まってしまいます。
NASがあればデータを保存するストレージ容量も自分が必要なものサイズを利用できるのでとても便利!
Web制作データ、ブツ撮り写真データ、動画データ、空撮データなど相当なファイルを安心・安全に保存して、外出先からもNASのHDDデータでにアクセスできるようになるもので運用次第でめちゃくちゃ便利にな外部ストレージと言えます。
ネットワーク(LAN)上に接続することができる外部ストレージ(ハードディスク/SSD等)です。 ネットワークに接続された記憶装置という意味で「NAS(Network Attached Storage)=ナス」という略称で呼ばれます。
NORI
Apple製品の他、カメラやドローンが好きです。趣味で2021年から登山やキャンプもはじめました。国交省全国包括許可承認取得済 三陸特/アマ無線4級/DJI CAMPスペシャリストを取得。運営者の詳しい情報はこちら
OWC Thunderbolt 3 10G Ethernet Adapter
今回紹介している「国内正規品モデル」は米国OWC社の保証(2年~5年:製品による)に加え、国内マスターディーラーのイーフロンティア保証付きの商品です。
トラブルの際の修理交換やサポートメンテナンスを日本国内で受けることができ安心です。
外部電源不要のバスパワー駆動となっている製品です。
同梱品
箱を開封すると、英語の取扱説明書とケーブル、本体が入っています。
本体は非常にコンパクト、ポータブルのデザイン、耐衝撃ゴムスリーブ付きとなっています。
短いですが40cmのThunderbolt 3 インターフェース リバーシブル USB-C ケーブルも付いています。
iPhone SE 2020とのサイズ感比較
本体の厚さはあるものの非常にコンパクトになっています。
接続部分
付属のケーブルをThunderbolt 3を差し込みます。
イーサネットポートは10Gb/s、5Gb/s、2.5Gb/s、1Gb/s及び100Mb/s Base-Tのオートネゴシエーションサポートとなっています。
Macbook Proと接続するとThunderbolt 3 インターフェース側には青いランプが点灯します。
イーサネットポート側はネットワーク機器に接続すると、オレンジのランプが点灯、データ送受信時にはグリーンのランプが点滅します。
今回LANケーブルは、TerraMaster 10GbEのポート(一番下)に接続。
NORI
LANケーブルのカテゴリに注意
10GbEの速度の恩恵を受けるには、LANケーブルのカテゴリにも注意が必要です。
通信規格 | 最大通信速度 | 特徴 |
---|---|---|
CAT5 | 100Mbps | 低速規格のケーブル。最近のWi-Fiルータに変えて速度が遅い場合はケーブルの規格をチェック |
CAT5e | 1Gbps | 普段利用するLANケーブルとして最適 |
CAT6 | 1Gbps | 通信速度はCAT5eと同じですが、CAT6の周波数は2倍以上 |
CAT6A | 10Gbps | 動画を頻繁に見る方であればおすすめのケーブル |
CAT7 | 10Gbps | タイムラグが命取りになるようなオンラインゲームをプレイしている方におすすめのケーブル |
CAT8 | 40Gbps | 現在における最上位規格。ノイズ耐性も高く、高速で安定したネットワークの構築が可能。業務用で使われるケーブル |
今回あわせて購入した10GbEに対応のLANケーブルはこちら。速度面もノイズ耐性も高いCAT7にしました。
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ツメ折れ防止カバーがついています。弾力性があるプラスチックのキャップ付きで普段使いの日常環境でもツメが折れません。
信頼性が高い金メッキシールドを採用、外部電磁妨害(EMI)のようなエイリアンクロストークを防ぐ多重シールドで高速かつ安定伝送を可能にします。
LANケーブルの太さは約5mm。高強度メッシュ素材を採用しているので、断線しにくい構造となっています。
ネットワークの詳細設定変更
OWC Thunderbolt 3 10G Ethernet Adapterは、ドライバーのインストール無しで接続してもMacbook Pro(OS 10.15.7)で認識していました。
10GbEのデータ転送をカバーするため、MacとアダプタとNASを繋いだあとに、ネットワークの調整を行います。
システム環境設定からネットワークを開き、「Thunderbolt Ethernetスロット 1」の詳細ボタンをクリックします。
ハードウェアを選択して、構成を「自動」→「手動」に変更。
そのまま以下の項目を選択します。AVB/EAVモードのチェックは無しで大丈夫です。
- 速度:10Gbase-T
- 通信方式:全二重、フロー制御、省電力Ethernet
- MTU:ジャンボ(9000)
これで適用すると一度ネットワークが切れて再接続します。
NORI
10GbEアダプターの実力
NASに接続してみました。参考までに以下がNAS(TerraMaster)側の背面 10GbEのポートに接続して計測してみた結果です。
Thunderbolt 3 to 10GbEアダプターを利用前・利用後のデータ読み書きを「BackMagic Disk Speed Test」をテストたし結果😧
利用前:W 57.2MB/s / R 36.1MB/s
利用後:W 220.4MB/s / R 276.6MB/sNASが爆速!!! pic.twitter.com/2VEKYHzOk6
— Nori@ガジェットブロガー (@norilog4) March 10, 2021
Wi-FiからLANケーブルを接続して利用するNASと、Macbook Proに「OWC Thunderbolt 3 10G Ethernet Adapter」を接続して、NASの10GbEのポートに繋ぎ込むことでここまで速度が変わるのには正直驚きました。
大容量の動画データもあっという間に転送が可能です。
NORI
参考までにSanDisk PortableSSD 2TBとこのアダプタに繋いだNASの読み書き速度は以下の通りです。
驚愕の数字
右:NAS HDD 8TB(10GBase-T Ethernet接続)
左:SanDisk PortableSSD 2TB8TBがネットワーク上でこのスピードで読み書きでるのマジで神。
最高のNASを手に入れた。 pic.twitter.com/0FbRG2v2mU
— Nori@ガジェットブロガー (@norilog4) March 11, 2021
SSDと変わらない読み書き速度がでてました!
これが10GbEアダプタの実力か!
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OWC Thunderbolt 3 10Gイーサネットアダプターのレビューまとめ
本記事は、OWC Thunderbolt 3 10G Ethernet Adapterについてのレビュー記事です。
バスパワー駆動でケーブル1本で接続簡単!データ転送も高速で読み書きできるのはとても助かります!
8GBのNASがとても快適に利用できそうです。
最近各社から販売されている、10GbE対応のNASへの対応の参考にしてみてください。
以上、NORI(@norilog4)でした。
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