この1台で複数のカメラに対応するマルチジンバル ZHIYUN CRANE M2 レビュー

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ZHIYUNやDJIをはじめ、Pilotfy他、SIRUIや平和精機工業株式会社など最近いろいろな会社からジンバルが登場してきました。どうも、NORI(@norilog4)です。

今日はその中でもZHIYUN TECHのマルチジンバル ZHIYUN CRANE M2 を紹介していきたいと思います。

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ZHIYUN CRANE M2の製品動画

このジンバルは、オールインワンデザインを採用しており、コンパクトカメラ(コンデジ)、軽量ミラーレスカメラ、スマートフォン、アクションカメラを含む複数のデバイスに対応したジンバルとなっています。

付属の専用のアクセサリーで、スマートフォンやアクションカメラの取り付けに対応が可能となっています。

コンデジ カメラ・スマホ・アクションカムに対応のジンバル

ZHIYUN CRANE M2の外観

外箱の外装。

ZHIYUN CRANE M2 レビュー

箱はWEEBILL LABやCRANE 3 LABと同じような材質となっていて、この中にジンバルが綺麗に収納できるようになっています。

ZHIYUN CRANE M2 レビュー

ZHIYUN CRANE M2 収納ボックス

ZHIYUN CRANE M2 レビュー

ケースは思った以上にコンパクトです。以下はMacbook Pro 15インチの上に重ねて置いてみたイメージです。

NORI

想像してる以上にしっかりとしたコンパクトなケースです。
ZHIYUN CRANE M2 レビュー
ZHIYUN CRANE M2 レビュー

ZHIYUN CRANE M2 の同梱品

ケース内に入っているは以下画像のものが全てです。

ZHIYUN CRANE M2 レビュー

  1. CRANE M2本体
  2. USB3.0 – Type Cケーブル
  3. 三脚
  4. ハンドストラップ
  5. 1/4 カメラマウントスクリュー
  6. クリックリリースプレート
  7. スマートフォンホルダー
  8. クイックスタートガイド

ZHIYUN CRANE M2の対応カメラ

CRANE M2に対応しているカメラは全部で4台。
コンパクトカメラ、ライトミラーレスカメラ、スマートフォン、アクションカメラなど、複数のカメラで利用ができるマルチジンバルとなっています。スマホやアクションカメラで映像を作成するクリエーターにとってはこれ1台で十分かもしれません。

ZHIYUN Crane M2

ZHIYUN CRANE M2 対応カメラ一覧表

カメラメーカーモデル対応機能レンズ
SonyILCE-6000※4写真の撮影、ズームイン/アウトSonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA
E 35mm F1.8 OSS
FE 50mm F1.8
FE 50mm F2.8
FE 28mm F2
E 16mm F2.8
E 20mm F2.8
E 30mm F3.5
E 10-18mm F4 OSS
Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS
E PZ 16-50MM F3.5-5.6 OSS
Sigma 30mm F1.4 DC DN
ILCE-5100
ILCE-6300
ILCE-6400※7
ILCE-6500
DSC-RX0
DSC-RX100M4
DSC-RX100M5
DSC-RX100M5A
DSC-RX100M6
DSC-HX90
DSC-HX99
写真の撮影、動画撮影開始/停止、ズームイン/アウト
DSC-RX0M2
DSC-RX100M7
動画撮影開始/停止、ズームイン/アウト
PanasonicDMC-GX85
GF10KGK
DC-GX9KGK
DC-GX9GK
DC-GF9KGK
DC-GF9XGK
写真の撮影、動画撮影開始/停止H-FS12060GK
H-X015GK/GKC
H-H025GK
H-X025GK/GKC
LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH
H-HS043GK/GKC
H-HS030GK/GKC
DC-ZS70GK
DC-ZS220GK
DMC-ZS110GK
DC-LX100M2GK
DMC-LX10GK
写真の撮影、動画撮影開始/停止、ズームイン/アウト
CanonM50※2写真の撮影、動画撮影開始/停止EF-M 15-45mm f/3.5-6.3 IS STM
EF-M 11-22mm f/4-5.6 IS STM
EF-M 22mm f/2 STM
EF-M 32mm f/1.4 STM
EF-M 28mm f/3.5 IS STM
M5※2
M6
M100
PowerShot G3 X
PowerShot G7 X Mark III
PowerShot G9 X Mark II
なし
GoProHERO5※4写真の撮影、動画撮影開始/停止W-iFiを2.4 GHzに変更してください。
HERO6
HERO7
写真の撮影、動画撮影開始/停止、ズームイン/アウト
1.2019年7月25日更新。この表は、最新のファームウェア・アップデートに合わせて更新されます。予告なく変更されることがあります。
2.この表に掲載されているカメラでは、スタビライザグリップを使用して写真/ビデオのシャッターやズームイン/ズームアウトを操作できますが、キヤノンのコンパクトミラーレスカメラの中には、グリップやAppの操作ができないものもあります。キヤノンM50、M5のビューファインダーは、バランス位置ではロール軸モータと干渉しVortexモードになりません。このような状況では、チルト軸を再調整して、正常に使用できるようにする必要があります。ソニー製DSC-RXOのバランスを取るためには、カメラケージに重量を加える必要があります。ソニー製カメラの場合、ビデオ/写真モードを直接カメラ経由で切り替えてください。
3.Sony、パナソニック、Canonの一部のミラーレスカメラは、上記の互換レンズを備えたCRANE-M2で物理的にバランスを取り、安定させることができます。
4.HERO5のズームコントロールは、CRANE-M2では使用できません。Sony ILCE-6000のビデオ録画機能は、CRANE-M2では使用できません。
5.CRANE-M2では、さまざまなスマートフォンをパッケージ内の電話ホルダーで物理的にバランスさせ、安定させることができます。ビデオ録画、写真撮影、ズームなどの機能は、ZY Play経由で携帯電話で実現できる。
6.カメラシステムによって調整され、パナソニックのカメラ画面は30秒間の録画後にブラックアウトされるが、ジンバルのカメラ制御には影響しない。
7.カメラシステムの採用により、CRANE-M2のズーム制御を実現するために、ソニーのILCE-6400はズームレンズ(Sony E PZ16-50MM F 3.5-5.6 OSSなど)を必要とする。

このクリックリリースプレートにカメラを乗せてジンバル本体に取り付けることで、ワンタッチでカメラの取り外しが可能となります。

ZHIYUN CRANE M2 レビュー

そしてこちらが、スマートフォンホルダー。こちらも同じくクリックリリースプレートの上に乗せて1/4 カメラマウントスクリューで固定します。

ZHIYUN CRANE M2 レビュー

ZHIYUN CRANE M2 使用時の注意点

このジンバルにカメラを取り付ける際の注意点をいくか挙げておきます。「バランス取れない」とか「前に傾く」とかよくあるケースで、素人のビデオグラファーの場合には「ペイロード(積載重量)」無視でカメラを載せているケースで利用できてないのがほとんどです。

アクションカメラを取り付ける際の注意

アクションカメラ取り付け時の注意

CRANE M2の同梱品に1/4 カメラマウントスクリューのアクションカメラ取り付け用マウントベースが付属してません。別途購入が必要となります。

ZHIYUN CRANE M2 レビュー

おすすめの1/4 カメラマウントスクリューのアクションカメラ取り付け用マウントベースはこちら。

このような形でアクションカメラをCRANE M2に取り付けが可能です。

ZHIYUN CRANE M2 アクションカメラ取り付け

ZHIYUN CRANE M2 アクションカメラ取り付け

アルミ削り出しのアクションカメラ取り付け用マウントベースで、プラスチックのものよりも耐久性が高いうえ重さも感じられない15gという軽さ!

NORI

アクションカメラ取り付け用マウントベースにおすすめ!

しっかりバランスが取れるとアクションカメラでVOLTEX MODE(ボルテックスモード)が利用できます。

ZHIYUN CRANE M2 レビュー

このジンバルに載せられるカメラの重量

ジンバルのスペックシートにもちゃんと案内されて掲載されてますが、125gから650gまでの重量に対応したジンバルです。

これはカメラだけではなく、カメラに付属するアクセサリー(レンズ・ケージ等)なども含めた数字なので、上記の数字をオーバーした場合には当然ですがバランスは取れません。

ジンバルに載せるカメラの重量チェック方法

ジンバルを初めて使う人などは、自分の手持ちのカメラやアクセサリーの重量を意識せずに載せているケースがほとんどです。「きっと使える」とか「たぶんいける」ではどうしようもありません。市場にでている手持ちジンバルは最大のものでも3.6kぐらいのものを載せられるジンバルが多いです。

ジンバルを利用するのであれば、最低限事前にリグやフォローフォーカスなども載せる予定の状態のものを組んだ上で、重量をはかりジンバルを利用しましょう!これだけやっていれば間違いないです。カウンターウエイトをつけてバランスをとる場合の重量も含まれます!

ZHIYUN CRANE M2のレビューまとめ

本記事は、複数のカメラに対応するマルチジンバル ZHIYUN CRANE M2のまとめ・レビュー記事です。バランス設定方法について画像で説明レビュー記事をアップ予定です。ジンバルを購入予定の方は是非チェックしてみてください。

以上、NORI(@norilog4)でした。

ZHIYUN Official Crane M2

おそらく海外のECサイト(AliExpress)でこういった製品を購入したときの保証が怖いと思うかもしれませんが、同じ疑問を持っていたので直接公式サイトに確認を取って確認しました。

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AliExpressでの保証

ご注文内容と異なる商品が届いた場合や、初期不良・破損がある場合、AliExpressと交換・返品・修理対応ができます。Amazonとの違いは、AliExpressでは香港に購入した商品を直接返送して交換や修理対応。またAliExpress上のZHIYUN オフィシャルストアで販売しているすべての商品は12ヶ月間の保証がついています。

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