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本記事は、MadSpace Japanさんからの商品提供を受けてのレビュー記事となります。
現在全世界で新型コロナウイルスが流行し、マスクや人工呼吸器などが不足していることがニュース等で騒がれるなか、クラウドファンディングではUV-C除菌器が続々と登場しています。
今回紹介するのは、現在「Makuake」で絶賛公開・プロジェクト進行中のマスク、携帯、身近な物を10秒で99.9%除菌!伸縮可能なポータブル紫外線除菌器の「MAHATON」をいち早く入手することができたので製品レビューを公開です!
NORI
実はこのMahaton(マハトン)と呼ばれる商品は、過去に近いプロダクトでKickstarterで登場しています。その商品がこちら。Mahaton Bottle I Wireless Charging&Water Purification in One
この仕組みをそのまま生かしたプロダクトになっています。
Apple製品の他、カメラやドローンが好きです。趣味で2021年から登山やキャンプもはじめました。国交省全国包括許可承認取得済 三陸特/アマ無線4級/DJI CAMPスペシャリストを取得。運営者の詳しい情報はこちら
紫外線除菌器の仕組み(UV-C除菌)
普段みなさんも生活をしている中で、少なからず紫外線を浴びています。紫外線の波長の種類によって異なった性質があり、それぞれが重要な働きをしています。
ほとんどのUV光は太陽によって生成され、太陽光の約10%がUVとなって地球に降り注いでいます。その中でも大気に浸透して地面に到達するのは約3〜4%。地球に到達する紫外線のうち、95%がUVA、5%がUVBと呼ばれる紫外線です。
太陽からの測定可能なUVCは地表に到達しません。この紫外線の中でも、UVC領域のみが重要な殺菌特性を示します。
紫外線の波長の範囲は100~400nm(ナノメータ:1nm=10-7cm)とされています。
- 100~280nmをUV-C(短波)
- 280~315nmをUV-B(中波)
- 315~400nmをUV-A(長波)
紫外線ライトを使った殺菌は上記の短波を使って作られます。
紫外線除菌器のわかりやすい動画
この紫外線のライトを使ったものが現在世界中で作られ始めています。
なぜUV-Cの紫外線で菌が繁殖しなくなるのか
細菌を含めた全ての生物の細胞内には、遺伝情報をつかさどる核(DNA)が存在しますが、UV-C(短波)の紫外線の光を当てることで、その核の中に吸収され細胞内の遺伝子(DNA)を破壊してしまいます。
正しいDNAコードを無くしてしまった細菌は、増殖が正常にできなくなり、死滅してしまうというわけです。
紫外線殺菌の優れた効果性とは
紫外線殺菌に必要な紫外線の量(紫外線の量X秒数の積)は菌種や形態、存在する環境によって異なります。ただ特定の紫外線を当てることによりほぼ菌が死滅してしまうので、医療現場等で使われているのは、最も殺菌作用が強い波長の260nm前後のものが利用されています。
ポータブル紫外線除菌器 MAHATON
伸縮可能なポータブル紫外線除菌器 Mahaton 紹介動画
Makuakeでクラウドファンディング中の、マスク、携帯、身近な物を10秒で99.9%除菌!伸縮可能なポータブル紫外線除菌器「Mahaton」のレビューをしていきたいと思います。
外箱は22cmの正方形となっています。
ケースを開けると、本体がでてきます。
- Mahaton本体(紫外線除菌灯と折りたたみ式シリコンケース)
- Micro USBケーブル
ポータブル紫外線除菌器 MAHATONの外観
こちらが本体の部分。この装置の中央のロゴをクリック(押す)ことで紫外線が照射される仕組みになっています。本体への給電は、付属のケーブルまたはMicro USB Micro-Bのタイプのケーブルで充電ができ、一回約30分の充電で2ヶ月使用が可能となっているようです。
本体裏面のこの小さな穴から紫外線が照射されます。
人の肌や目には直前照射しないでください。
ポータブル紫外線除菌器 MAHATONの組み立て方
本体のサイズは公式公表スペックでは195mm × 160mm(伸びた場合)
ポータブル紫外線除菌器 MAHATONの収納方法
本体のサイズは公式公表スペックでは195mm × 8mm(縮めた場合)
薄く収納できるので持ち運びも可能
Mahatonをカバンにいれ、必要な時に取り出せる薄さになっています。外食先でも、出張先のホテルでも、様々なものを手軽に除菌できます。
ポータブル紫外線除菌器 MAHATONの重さ
本体重量は紫外線除菌灯と折りたたみ式シリコンケースを含めて約255g。普段持ち歩くとした場合でも、そこまで重いものではないという印象です。
ポータブル紫外線除菌器 MAHATONの使い方
紫外線除菌器としての利用時は上記で紹介した通り、折りたたみ式シリコンケースを広げます。このシリコンケースのTOP部分にぴったりと本体が収まる仕様になっているので、合わせる形で乗せます。
シリコンケースの中に除菌したいものを入れて、本体中央にあるマークを2回連続でクリックします。すると本体のランプが青く光ります。
10秒で99.9%の除菌ができる仕様となっていますが、本体の青いランプが点灯している時間は60秒です。より除菌効果を高めるために60秒間作動してから自動停止する仕様になっているようです。
本体の周りが消えると紫外線除菌は完了です。除菌したものを中から取り出しましょう。
本体のランプステータス
充電中のランプステータス(緑点灯)
紫外線照射中のランプステータス(青点灯)
緊急停止ランプステータス(赤点灯)
本体が65度以上傾いた場合に、光が目などに当たらないように工夫されており、本体を傾けた場合には赤色の点灯後除菌が停止します。
第三者機関の実証済み
正直なところ、シャーレに様々な菌を培養して効果のほどを試したいところですが、Makuakeの運営側でも第三者調査機関エビデンスをちゃんとチェックした上でのクラウドファンディングと思われるので、ここは効果があることを信じてみたいと思います。公式HPにも検証結果が掲載されています。(英語)
ちなみにMakuake側にも記載があるとおり、話題の新型コロナウイルスでの試験はしていないので効果のほどは不明です。
ポータブル紫外線除菌器 MAHATONのレビューまとめ
本記事は、ポータブル紫外線除菌器「Mahaton」についてのレビュー記事です。
個人的には電動歯ブラシの替えの部分やマウスなどを除菌して試してみました。
またスマートフォンのPixel 4やiPhone 7 Plusなどもシリコンケースにすっぽり収まって除菌ができています。
このプロジェクトの終了は4月24日となっています。気になる方は是非「Makuake」でプロジェクト進行中のマスク、携帯、身近な物を10秒で99.9%除菌!伸縮可能なポータブル紫外線除菌器の「MAHATON」をチェックしてみてください。
以上、NORI(@norilog4)でした。