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寒くなる季節のアウトドア活動で適切な装備を選ぶことは極めて重要になってきます。特に登山やキャンプなどのアクティビティにおいて、体温を保つためには高品質なダウンパンツが不可欠です。
寒冷地での活動や夜間のキャンプにおいて、体を暖かく保つことは、快適性だけでなく、命に関わる安全性においても重要な役割を果たします。
今回は実際に購入してみてよかった、軽量でありながら優れた保温性を提供してくれる高品質なネイチャーハイク社のダウンパンツについて実際の利用シーンなども交えてレビューしていきたいと思います。
Apple製品の他、カメラやドローンが好きです。趣味で2021年から登山やキャンプもはじめました。国交省全国包括許可承認取得済 三陸特/アマ無線4級/DJI CAMPスペシャリストを取得。運営者の詳しい情報はこちら
Naturehike(ネイチャーハイク)とは
日本で知名度が高い登山やアウトドアブランドだと、モンベル・ノースフェイス・NANGA(ナンガ)など様々ありますが、近年日本のみならず世界でも知名度を上げてきているNaturehike(ネイチャーハイク)。
ネイチャーハイクは、中国で2010年創業したアウトドアブランドで 軽量ハイキング、クライミング、キャンプ、ツーリング用品の開発、設計、販売を専門とする世界的なワンストップ・キャンプ用品・アウトドアブランドです。
ネイチャーハイクのダウンパンツ
特に寒さがとても苦手な私が、10月7日の秋口に北岳に登山に行ってきました。この時もネイチャーハイクのダウンパンツを履いたことで寒さ対策もバッチリ!
この日の15時の気温で3度。夜はマイナス4度くらいまで冷え込む寒さでしたが、このダウンパンツとダウンソックスを履いてシュラフで爆睡。テントの中でしたが、すごく暖かく過ごせてました。
ダウンパンツのスペック
ネイチャーハイクのダウンパンツのサイズ展開はSから2XLとかなり幅広いサイズ展開をしています。ポケットがついたタイプのモデルと、ポケット無しのモデルの2つのバリエーションで色は黒のみの展開。
重量 | 約250g | ||
---|---|---|---|
収納サイズ | 30×φ12㎝ | ||
ダウン量 | 800FP | ||
快適温度 | -15℃〜5℃ | ||
サイズ表 | S: ウエスト:68-94cm 総丈:102cm(ダウン 90g) M: ウエスト:71-97cm 総丈:104cm(ダウン 94g) L: ウエスト:74-100cm 総丈:106cm(ダウン 98g) XL: ウエスト:77-103cm 総丈:108cm(ダウン 102g) XXL: ウエスト:81-106cm 総丈:110cm(ダウン 106g) | ||
素材 | 20D 400Tナイロン |
私が着用しているのはSサイズのポケット無しです。(身長166cm 体重59kg 細身体型)
他社ダウンパンツとの比較
ネイチャーハイクのダウンパンツの品質は800フィルパワー。他社製品でも800フィルパワー前後のものを選び、この商品を購入するときに他社製品と比較してみた表になります。
購入時の参考にしてみてください。
ブランド | モデル | 価格 | 重さ | ダウン量 |
---|---|---|---|---|
ネイチャーハイク | ダウンパンツ | 7,990円 | 244g(Sサイズ) | 90g |
モンベル | スペリオダウンパンツ | 14,850円 | 226g(平均重量) | 不明 |
ナンガ | マウンテンロッジダウンパンツ | 30,800円 | 275g(平均重量) | 40g |
ノースフェイス | アコンカグアダウンパンツ | 26,400円 | 345g | 不明 |
利用しているダウンの種類や、ブランドネームが価格に反映されているものもありますが、圧倒的にネイチャーハイクのダウンの安さが際立っていると思います。
実際の使用レビュー
普段どのように利用するかにもよりますが、私の場合は登山時に軽くて収納のしやすさも考えた結果で選んだのですが、最終的に普段寒い日でも家で履いて過ごすようになってしまいました(笑)
収納がコンパクト
500mlのペットボトルのサイズと比べてみました。
収納ケースも入れた重量は234gとなっており、公表値よりも若干軽くなっていました。
ダウンの素材はホワイトグースダウンを利用しているとの記載がタグにあります。
ウェスト周りはゴムとなっており、もしもウエストが緩い場合は、紐で調整可能です。
紐は中に入らないようにシリコンのカバーがついています。
ダウンパンツの生地はナイロン素材となっています。
脱ぎ履きするときはフロントジップを解放。(YKKのジッパー)
本来以下のようなアクセサリーはついていませんが、シュラフ(寝袋)用でも利用しているNANGAの噛み込み軽減パーツを使用して、フロントジップが脱ぎ履きする際にダウン素材と噛み込まないようにしています。
足元の裾はゴムが入っています。しっかり足首周りから冷たい空気が入るのを防いでくれるようになっています。
製品のタグ。気になる方はハサミで切るガイドがあるので切ってしまっても問題ありません。
洗濯は基本手洗いとなっています。漂白やフリップ乾燥は使えませんと明記されています。
もしも登山用品などのダウンが汚れてクリーニングしたい場合は、ダウン専門クリーニング等に(HIRAISHIYA/ネットで洗濯.com)に相談してみるのもいいかもしれません。
生地の撥水性
ダウンパンツの表面・裏面ともにナイロン素材になっており、防水効果があると謳われています。
実際に霧吹きで水をかけてみましたが、水玉になってしっかりと水を弾いてる効果がありました。
ダウンパンツの厚さ
袋から取り出した時は、あれ?以外に薄いかもしれないぞと思ったのですが、開けてみると意外に膨らんでくれます。
収納も素早く簡単
ダウンパンツの収納も、シュラフと同じように収納袋に適当に押し込んで突っ込むだけで簡単に素早く収納することができます!そして軽い!
思ってた以上にロゴが目立たない
自分が購入したロットの問題なのかどうかわかりませんが、公式サイトの画像などを見ると白い色でロゴが印刷されているように見えたのですが、ロゴのプリント色はシルバーっぽい色になっています。
履いていても、正直あまり目立たない印象です。
商品紹介動画
この商品を紹介しているYouTube動画はこちらです。合わせて参考にしてみてください。
他の利用者の声
SNSを探してみると、実際に他のユーザも利用しており評価は高い印象を受けます。
NORI
実際に使ってわかった注意点
プラスチックでできたエンドループですが、あまり耐久性は無く、気づくと以下のように割れて紐を隠す部分の頭が取れるということが起きました。(利用1年未満)
寒冷地で利用する場合寒いところで利用する場合、プラスチック製品は冬に気温が下がっただけでも剛性が失われてしまうことがあるので、こういった事象が起こるケースがあります。
もしも壊れた場合などは同じような代替製品をまとめて購入しておくことで、もしも壊れた時に交換することができます。
紐と同じく色を合わせたい場合の黒色エンドループ
他の人とは違った色を入れて自分のものだとわかるようにしたい方はアースグリーンがおすすめ。
プラスチックだと耐久性が心配という方は数百円価格が上がりますが、金属製のものがおすすめです。
エンドストッパーを交換する際には、元々ついていた紐の先端部分をハサミで切り落として新しい代替品を通して取り付けます。
その後再度先端をライターなどで炙って固めるとエンドストッパーから抜けにくくなります。
ダウンパンツ以外にもあるおすすめ商品
今回紹介するダウンパンツの他にも、実際に私も利用している以下のようなネイチャーハイクの商品があります。
ネイチャーハイクのハンモック
耐荷重200kgで6000円前後で購入できるハンモック。
キャンプに最高のハンモックです。暖かい季節であればこの中で朝まで寝ることも可能です。収納もコンパクトで重さは約790gとなっています。
ネイチャーハイクの軽量登山用テント
北岳の登山で利用していた、Naturehike CloudUp2 ダブル(二人用)のテント
超軽量で、テントの重さはわずか1.4kgとなっています。二人用のテントですが、大きなザックを置いても一人で広々使える室内になっています。一人用のバージョンもありますが、もっと軽量になっています。
実際に利用していて思うのですが、アウトドア用品としてリーズナブルかつ高品質なブランドだと思っています。
まとめ
とにかく寒い季節にこれ1枚あると、風を通さず安心できるほど身体を暖かくしてくるアイテムです。1年近く利用していますが、感じたメリット・デメリットはこちらです。
コスパがいいとはいえ、エンドループの作りが消耗品と捉えてももう少しなんとかしてもらいたかったという印象です。
- とにかく軽くて登山でも使える
- 収納も簡単
- ダウンパンツの中ではコスパ抜群
- エンドループが壊れやすい
製品の使用快適温度が、-15℃〜5℃となっており秋から冬にかけてのアウトドアシーンで活躍すること間違い無しのダウンパンツです。
実際に山に行くときには、必ず持って行かなければ不安になるほど手放せないダウンパンツとなっています。
もちろん家の中でも寒い日には着用しています。履いてすぐに暖かいので価格帯を考えてもとてもコスパのいいダウンパンツだと思います!
NORI
以上、NORI(@norilog4)でした。